★)甘党少女にお砂糖を､､

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西華高校第２学年３組
紺野歩(ｺﾝﾉｱﾕﾑ)♀

―糖尿病要注意人物
―学校No.1の甘党

※現在甘いもの禁止中‥

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私に気を使ってるのか、
陽菜の提案は陽菜自身に
よって却下された。

いつもだったらカフェ
とかでお茶して
スイーツも食べてるもんね‥。

陽菜は｢んー｣と小さく
唸りながら考えこんでいる。
‥‥次行く所が
思い当たらないのだろう。

私自身、次行きたい所が
見つからなくて、
途方にくれていた。

だったら――‥

｢新しく出来たカフェ、
‥行こっか！｣

私が甘い物を食べなければいい話。

私が切り出した時、
陽菜はとても驚き、
不安そうな顔をしていた。

実際､あたしもあの誘惑に
勝てるかはかなり
不安だけど―――、

｢だいじょーぶ！心配しないで。｣

せっかく遊ぶなら
陽菜に気なんか使わせたくない。

｢‥‥ぅん。わかった！
じゃあ案内するねっ！｣

まだ陽菜も不安を
隠せないみたいだけど、
私たちはカフェへと向かった。

道中、
｢歩は私が監視するから
甘い物なんか食べさせないしっ！｣
なーんて声が聞こえて、
心強い親友を持ったものだと思い、
自然と笑みが零れた。

｢あった！｣

陽菜が指差した場所からは
コーヒーの香りと、
甘い匂いが漂ってくる。

――CAFE＊Cherry――

そう書かれたカフェは
ガラス張りで白で統一
されたかわいらしいお店だった。

ショーウインドーに
入っている様々なスイーツ。
甘い甘い雰囲気。
全てが私を疼かせる。

｢歩！負けちゃだめっ！｣

ショーウインドーから
目を離さない私に叱る
陽菜はまるでお母さんのよう。

｢‥う、うん！
大丈夫だよ。｣

軽く上の空になっていた
私は気を取り直し、
これから始まる"戦い"に備えて、
表情を引き締めた。

‥負けてたまるか！

>>100
匿名さま:)

あげあリがとう
ございます(´＿＿`)

今日更新する予定
だったのですが、
出来そうもあリません

すみません(´;ロ;`)

いつ更新出来るか
まだ分かリませんが､
もうしばらくの間
待っていて下さいね

感想などあリましたら
>>54からどうぞ^^★