ー記憶ー[BL]
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#1 [美樹] 08/05/07 07:21
はじめまして☆
美樹と申します(・・;

小説書くのは
初めてなので、
それをふまえた上で
読んでいただけたら
嬉しいです←

感想板↓
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#2 [美樹]
「兼ちゃーん♪」

 遠くで誰かが呼んでいる。

「早くおいでよー! 遊ぼー……」

 だんだん俺を呼ぶ声が遠くなっていく……



ジリリリリリ

⏰:08/05/07 07:26 📱:SH902iS 🆔:3iLnLENk


#3 [美樹]
 目覚ましを乱暴に止め、俺、志垣 兼人[シガキ ケント]は目を覚ました。

「ん゙ー……なんか変な夢を見たような……?? ……ってかやべー!! 遅刻すんじゃん!」

 時計を見た俺は、夢の事など忘れ、大急ぎで学校へ行く準備をし始める。

⏰:08/05/07 07:28 📱:SH902iS 🆔:3iLnLENk


#4 [美樹]
「あら兼人、まだ学校へ行ってなかったの? さっさと行きなさいよ?」

 1階へ降りると千鶴さん、、、母が感情の入ってない声でそう言う。

 俺は無視してテーブルに置いてあったクロワッサンをもち、家を出た。

⏰:08/05/07 13:47 📱:SH902iS 🆔:3iLnLENk


#5 [美樹]
 クロワッサンを食べながらいつもの場所に着くと崎田 透[サキタ トオル]が眉をしかめて俺を見た。 ……いや、睨んだ?

「兼人……このままじゃ俺達遅刻だぞ? 寝坊すんなよな……」

……透はキツイ奴だと思われがちだが、いい奴だと俺は思う。 現に今俺を睨みながらも、シャツの襟なんかを整えてくれているし……。

 小さい頃から俺の身の回りを世話してくれている母的存在なんだよ。

⏰:08/05/07 14:17 📱:SH902iS 🆔:3iLnLENk


#6 [美樹]
「ごめんっ! 昨日ゲームし過ぎたんだよなー☆」

 軽ーい言葉に透は呆れた様な顔をして俺にヘルメットを渡した。

「……このままだとヤバいから今日は特別だ。」

 バイクのエンジンをかけて透は乗れと合図した。


 普段はバイクで行くなんて透からしてみればありえない事なのだが、遅刻をするぐらいなら校則違反の1つや2つ……。 まぁ、俺達はバイクで学校に向った。

⏰:08/05/07 14:23 📱:SH902iS 🆔:3iLnLENk


#7 [美樹]
 チャイムが鳴る寸前に入ってきた俺達にクラスの奴らが集まってくる。

「遅かったなー」

「どーせ兼人が寝坊したんだろー☆」

「ってかそれしかねーだろ♪」


 好き勝手言いやがって……まぁ合ってるから何も言えないけど。

 それからもうだうだ喋ってたらある事に気が付いた。

⏰:08/05/07 14:31 📱:SH902iS 🆔:3iLnLENk


#8 [美樹]
 あれ? 俺達チャイム鳴る寸前に来て、さっきチャイム鳴ったよな?


 じゃあ何故先公がこねぇんだ??

 ホームルームしなくていいのか?


 いや、駄目だろ……


 周りがうるさかったが、気にせず1人悶々としていると……





ガラガラ…

⏰:08/05/08 19:05 📱:SH902iS 🆔:m/ip6EBA


#9 [美樹]
「おい、お前ら席つけー」

 ドアの開く音と同時に先公の声が教室に響く。

 いきなり入ってきた先公にクラスの奴らは慌てる事もなく、喋りながら席についた。

「先生ー遅くねぇー?」

 誰かがそう言うと皆も合わせて頷いたり、口々に話し合っていく。

「おぉ、すまんすまん。 ちょっとな。 ……君、入って来なさい。」

⏰:08/05/09 21:51 📱:SH902iS 🆔:fLSIQvRg


#10 [美樹]
 先公がドアの外の誰かに話しかける。
 クラスの奴らはドアの向こうにいる奴が誰か気になるのか、無言でドアに注目した。


スタスタ……


 入って来たのは俺らと同じ制服を着た男だった。


「うはーっ☆ 転校生かよ! ってか……//」

「やっべ//ちょーかっこ可愛いじゃーん♪」

「名前はー? タイプはー?」

 転校生(多分)に興味津々なクラスメート達。
何故興味津々なのか……。
 それは多分、転校生くんがかっこいいからだと思う。

⏰:08/05/09 21:52 📱:SH902iS 🆔:fLSIQvRg


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