愛の在り処

三作目になります！
荒らし、中傷やめてください

果樹の感想板

私の生活は前に戻った。

何にも関心を持たず干渉せず、過ごしていた。

「暇だなぁ･･･」

今日は日曜日。
出掛ける場所もなく、私は家でソファに寝転びながら呟く。

洗濯も終わって掃除もしてしまいやることが無い私はただぼーっと天井を見つめた。

ピーンポーン

そんな時、部屋の中に人が来たことを告げるチャイムが鳴り響いた。

私はむくっと起き上がりインターホンの受話器を取る。

「はい」

『あの･･･武藤さんですか？』

私は受話器から聞こえた声に驚いて受話器を落としそうになった。

うそ･･･でしょ。

『あの･･武藤さん？』

返事をしない私を不思議に思ってか受話器からは、しきりに私を呼ぶ声が聞こえる。

私はガチャンッと受話器をインターホンに戻し、玄関に走った。

――――･･･

エレベーターを待っている時間も惜しくて私は下に行くボタンを何度も押した。

早くっ早く･･･っ

――――･･･

ガチャとマンションの正面玄関を開けるとそこには私の求めていた人･･･慶がいた。

正面玄関を開けるボタンキーの前で何度も通じることのない部屋の番号を押していた。

「あ･･･」

私に気付くと気まずそうに目線を下に向ける。

私はその態度が頭にきて慶に詰め寄った。

「なんで･･っ。何で今まで来なかったの？学校では避けるし電話はすぐ切るし。今更になって何で･･」

「すみません･･」

慶の胸ぐらを掴み揺さぶる私に慶は謝る。

「すみませんじゃない！学校はさっさと辞めて大学に帰るし。あんたの為に作ったご飯は無駄になっちゃうしモアは寂しがるし。今頃になっていきなり何よ･･！」

一気に巻くし立てたせいで私は息が荒くなる。

「あの･･怒るのは最もなんだけどとりあえず場所変えない？」

「え？！」

慶の言葉で周りを見て私は硬直する。
ここはマンションの真ん前。
目の前には多くの通行人。

公道に面するこのマンションの前であんな大声を張り上げたものだから私達はいつのまにか注目の的となっていた。

流石にこの場での言い争いはまずいと判断した私は慶を部屋にあげることにした。

――――･･･

「はいどーぞ」

コトンとコーヒーが入ったマグカップを置くと慶がペコっと頭をさげる。

長らく放置して本当にすみませんでした

実は愛の在り処を諸事情で打ち切りにしたいと思います(>_<)
というか新しく改訂版として書き直したいんです!!
愛の在り処を読んで下さっていた皆様には大変申し訳ないです

話を少し変えて再び愛の在り処を書くつもりなのでその時、もしお付き合いいただけるのであればまた読んで下さいm(__)m
とりあえずこのスレは削除依頼出しておきます。