月の裏側
最新 最初 全 
#222 [我輩は匿名である]
服買ったり映画見に行ったり。
手は繋ぐけど絶対イチャついてくれないとこが、またイイんだよ。
家に帰る楽しみができんじゃん?
早く家につきたくて俺はアクセルを強く踏んだ。
:08/08/19 15:13
:PC
:3lPcSpSs
#223 [我輩は匿名である]
夕日を眩しそうな目で睨む百合。
あーぁ、なんでこんな美人な訳?
我慢できなくなりそ。
ラブホ入ろっかなー
「今日はミナトん家にしよっか」
小さく笑ってタイミングよく百合が言った。
「了解」
俺の心読んでたみたいにナイスタイミング。
ラブホの誘惑を我慢して自分の家に急いだ
:08/08/19 15:14
:PC
:3lPcSpSs
#224 [我輩は匿名である]
「…ッ」
「…百合」
部屋に入ると同時に、むせ返るようなキスをした。
百合を壁に押さえ付け、俺の右手は柔らかく細々しいお腹を撫でる。
百合の左手がそれを止めてくる。
俺は構わず服の裾から手を侵入させた。
:08/08/19 15:14
:PC
:3lPcSpSs
#225 [我輩は匿名である]
「…ンッ…ちょっとミナト」
百合から離れた唇。
「何?」
俺の右手は百合の両手で制御された。
左手があるけど…嫌がる姿も可愛いから、今日は意地悪しない。
:08/08/19 15:15
:PC
:3lPcSpSs
#226 [我輩は匿名である]
「焦りすぎだよ」
照れてる百合の手に、指を絡めた。
「したくない?」
「そうじゃないけど…」
あぁ、ムードが大事ってやつですか。
俺はムードよりも早く百合の可愛い姿が見たくて仕方ないですよ。
:08/08/19 15:15
:PC
:3lPcSpSs
#227 [我輩は匿名である]
「ごめん、ビックリさせちゃったね〜」
俺は百合の頭を撫でて、ベットにもたれた。
「私こそごめん」
謝るなよ、俺が抑制できなかったのが原因なのに。
百合が好きだから焦りすぎたけど、百合が好きだから我慢できる。
:08/08/19 15:16
:PC
:3lPcSpSs
#228 [我輩は匿名である]
テレビをつけながら、ベットの上でひたすら話をした。
笑える話、驚く話、怖い話…他愛もない会話が心地いい。
ふと窓から空を見上げた。
:08/08/19 15:16
:PC
:3lPcSpSs
#229 [我輩は匿名である]
「うぉっ!」
「どうしたの?」
窓の外を見て小さな叫びを発した俺に、百合の疑問の声が掛かる。
「百合も見てみ」
「空?」
チョコンと俺の隣に座り、窓の外を覗く彼女。
:08/08/19 15:17
:PC
:3lPcSpSs
#230 [我輩は匿名である]
「綺麗…」
空一杯に神様がバラまいた星が輝く。
月は痩せていたが、とても美しい形だった。
「夜空なんて普段見ないから、たまに見ると感動するな」
:08/08/19 15:17
:PC
:3lPcSpSs
#231 [我輩は匿名である]
今日、こうやって綺麗な夜空を発見できたのは、ただの偶然。
百合の顔を見つめすぎた俺の目を休めるために、たまたま空を見上げたんだ。
百合、空。
どっちも綺麗。
やべ。
ノロけすぎかな?
:08/08/19 15:18
:PC
:3lPcSpSs
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194