月の裏側
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#258 [我輩は匿名である]
おごりなんかに釣られた訳じゃないけど、タツヤの必死さに同情してしまった。
こいつは最後のSEXが高1の時。
もう3年もあの快楽を味わってないと嘆いていた。
さすがに可哀相だもんな。
忘れてなかったら百合に聞いておいてやろう。
:08/08/24 09:46
:PC
:cvHihT3E
#259 [我輩は匿名である]
「中畑さぁ」
マコトが言った。
「ん?」
「マンネリとかない?」
「あー…今んとこ無いね」
「そっか。俺さ、マンネリで別れる事多くて。マコトなんてつまんない!みたいな」
マコトは困った顔をして笑った。
:08/08/24 09:46
:PC
:cvHihT3E
#260 [我輩は匿名である]
「マジかぁ。マンネリって…刺激が足りないっつー事だろ?」
「まぁ、そうだよな。平凡で単調な付き合いにウンザリされるんだ」
「俺らも平凡で単調だぞ。気の持ちようじゃない?俺は百合といるのは、どんな時でも新鮮だし緊張するよ」
:08/08/24 09:47
:PC
:cvHihT3E
#261 [我輩は匿名である]
「中畑って見掛けによらず純粋な奴だな!」
「そうなんだよー。俺、恋する少年だから」
「うっざい!中畑うっざい」
タツヤが嘆いた。
マコトの悩み、わからなくもないけど、俺と百合には今のところその問題はない。
:08/08/24 09:47
:PC
:cvHihT3E
#262 [我輩は匿名である]
でも…今は“今”だよな。
気の持ちようだなんて、生意気言ってさ。
未来の事なんてわかんねぇのに。
浮ついてると痛い目に遭う事だって、わかってるはずだったのに。
:08/08/24 09:48
:PC
:cvHihT3E
#263 [我輩は匿名である]
・・・
大学に入って初めての夏休み。
付き合って1年が経った。
俺と百合はたくさんデートした。
たくさん笑ったし、たくさん愛を知った。
夏休みが終わり、秋が過ぎて、冬がやってくる。
事件が起こったのは12月の半ばだった。
:08/08/29 13:27
:PC
:D.RUzQwQ
#264 [我輩は匿名である]
俺の部屋のベットに潜り、百合とのんびりとテレビを見て過ごしていた時だった。
「もうすぐ冬休みだね〜」
「私、旅行行きたいかも」
「あぁ、いいね。どこ行きたい?」
:08/08/29 13:28
:PC
:D.RUzQwQ
#265 [我輩は匿名である]
「ボードとかしたいな」
「いいね。俺、中学の時やった以来だな」
「私やった事ない。教えてくれる?」
「受講料払ってくれんならいいよ〜」
「ケチ!いいもん、妻夫木似のインストラクター探すよーだ」
:08/08/29 13:28
:PC
:D.RUzQwQ
#266 [我輩は匿名である]
「…ここにいるじゃん!妻夫木に激似のイケメン」
「鏡見たことあんの?似てないよー、バカ」
「うるせー」
「仕方ないなぁ。偽妻夫木で我慢するかぁ」
「じゃあ受講料前払いね」
そう言って百合の上に被さり、キスをした。
:08/08/29 13:30
:PC
:D.RUzQwQ
#267 [我輩は匿名である]
いつもこうやって、ふざけた話しして、笑って、我慢できなくなって、ヤッちゃうんだよな。
百合は嫌がらず、キスに答えてくれた。
今日はいける。
この前は女の子の日だから断られた。
だから溜まってるんっすよ?
手加減できないですよー。
:08/08/29 13:31
:PC
:D.RUzQwQ
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