月の裏側
最新 最初 🆕
#481 [我輩は匿名である]
「俺には百合しかいないんです。ヨースケが心にいてもいい。ヨースケとの恋があってこその百合だから、そんな百合を全てひっくるめて、これからも俺の奥さんで居て欲しいです」

百合のすすり泣く声が部屋に響く。

ヨースケは何も言わずに、黙って聞いていた

「ヨースケが心にいてもいいけど、俺からは離れていかないで。俺は、本当に百合しかいないし、百合以外の女を女だなんて思ってないんだ。俺には百合がいないと無理なんです」

⏰:08/09/23 18:28 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#482 [我輩は匿名である]
顔を上げると、百合はさっきより泣いていた。

「許してくれる?俺、至らないとこだらけの男だしヨースケみたいに頭もよくない。でも、百合は俺の事、好きだって言ってくれたよな。それ信じるよ?だから百合も俺、信じてよ。ヨースケ忘れなくていいから、俺のこと信じて」

百合は何度も頭を上下に動かして頷いていた。

「ヨースケ、あんたのせいで…またミナトのこと惚れ直しちゃったじゃん」

⏰:08/09/23 18:28 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#483 [我輩は匿名である]
そう言って百合が笑った

「すみませんね。お詫びに1日でも早く、百合の中から俺がバイバイできること祈ってるよ」

ヨースケも笑ってる

「うん。さっさと消えてよね。あんたのせいで…もう泣きたくないんだから」

「おう。さっさと消えるよ。だから百合も頑張ってさっさと消せ、な?」

百合は大きく頷いていた。

⏰:08/09/23 18:29 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#484 [我輩は匿名である]
「ミナト」

「…え」

「私、弱いけど、あんたの強さがあるから今まで一緒にいれたんだよね。だからこれからも私と一緒にいてよね」

百合が目を潤ませて笑っている。

何、これ…

解決したの?

百合、俺のこと許してくれたの?

⏰:08/09/23 18:30 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#485 [我輩は匿名である]
これから先、ヨースケのことで百合はまた泣くかもしれない。

そのときは俺が包んでやればいいんだ。

「ごめんね、ミナト」

俺に抱きついた百合。

「俺いるの忘れんなよ」

そう言うヨースケの前で俺にキスする百合なら、もう泣かせないって誓わずにいられない。

END

⏰:08/09/23 18:30 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#486 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜〜〜

最後までおつき合いいただきありがとうございました。

途中更新が遅くて迷惑かけたと思います。

今回の作品も思いついたままポンポン書いて言ったので、まとめるのにかなり座棺がかかりました。

⏰:08/09/23 18:32 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#487 [我輩は匿名である]
まとめるのにかなり座棺がかかりました

じゃなくて

まとめるのにかなり時間がかかりました

です。すみません;

⏰:08/09/23 18:32 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#488 [我輩は匿名である]
で、結局何が言いたいのかと言うと
昔の悪さは将来、自分や恋人、家族を傷つけてしまうこともあるって事です。

今、もし自分がバカなことしてるかもって思ったらケジメつけて抜け出してください。

⏰:08/09/23 18:34 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#489 [我輩は匿名である]
きっと将来、あのとき抜け出せておいてよかったって思う時が来ますから。

それと、奥さんに何もかも任せきりの旦那さんが少しでも減って欲しくて。

当たり前すぎて、家族のありがたみに気づけないことってありますよね。

相手が苦しくなってからや、いなくなってから気づいては遅いんです。

自分を見つめ直して欲しいという意味も込めて書きました。

⏰:08/09/23 18:36 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#490 [我輩は匿名である]
文才0の主ですが何か少しでも伝わってくれていれば幸いです。

簡単な挨拶ですが、本当にありがとうございました。

〜〜〜〜〜〜〜

⏰:08/09/23 18:37 📱:PC 🆔:a.07ms/M


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194