月の裏側
最新 最初 🆕
#265 [我輩は匿名である]
「ボードとかしたいな」

「いいね。俺、中学の時やった以来だな」

「私やった事ない。教えてくれる?」

「受講料払ってくれんならいいよ〜」

「ケチ!いいもん、妻夫木似のインストラクター探すよーだ」

⏰:08/08/29 13:28 📱:PC 🆔:D.RUzQwQ


#266 [我輩は匿名である]
「…ここにいるじゃん!妻夫木に激似のイケメン」

「鏡見たことあんの?似てないよー、バカ」

「うるせー」

「仕方ないなぁ。偽妻夫木で我慢するかぁ」

「じゃあ受講料前払いね」

そう言って百合の上に被さり、キスをした。

⏰:08/08/29 13:30 📱:PC 🆔:D.RUzQwQ


#267 [我輩は匿名である]
いつもこうやって、ふざけた話しして、笑って、我慢できなくなって、ヤッちゃうんだよな。

百合は嫌がらず、キスに答えてくれた。

今日はいける。

この前は女の子の日だから断られた。

だから溜まってるんっすよ?

手加減できないですよー。

⏰:08/08/29 13:31 📱:PC 🆔:D.RUzQwQ


#268 [我輩は匿名である]
見た事のある下着が俺の目に映る。

何度見ても緊張する。

そんな下着も簡単に床に落とされ、俺は胸に舌を這わす。

「…アッ」

甘い声が零れたところでパンツに手を伸ばした。


と、その時だった。

⏰:08/08/29 13:31 📱:PC 🆔:D.RUzQwQ


#269 [我輩は匿名である]
♪♪♪〜


しまったーーー。

マナーにするの忘れてた。

「…ミナト、電話?」

「いいよ、ほっといて」

「あ、浮気相手?出ない所が尚更怪しいぞ〜」

百合は笑った。

浮気?

んなフザケタ事、俺がするわけないって、わかっててからかってくる。

可愛く憎い奴。

⏰:08/08/29 13:32 📱:PC 🆔:D.RUzQwQ


#270 [我輩は匿名である]
「出ていいよ〜。大事な用かもしんないじゃん」

「…百合とのエッチしか大事だもん」

「変な事言ってないで早く出て」

俺はテーブルに手を伸ばし、携帯を手に取った。


未来の俺がそこにいたら、俺は携帯電話を壊してただろう。

電話に出れないように。

⏰:08/08/29 13:32 📱:PC 🆔:D.RUzQwQ


#271 [我輩は匿名である]
画面には幼なじみの名前がいじらしく表示されていた。

「はい」

「あれ、怒ってる?」

「別に。何か用?」

「今ミナトんちの前にいんだけど、貸してたCD取りに来た」

「CD?…あぁ!まだ返してなかったっけ」

「おぉ。彼女が聞きたいらしいから返してくれー」

⏰:08/08/31 11:25 📱:PC 🆔:ykHJeKFw


#272 [我輩は匿名である]
「あー、はいはい。玄関持ってくから、ちょっと待って」

「早くして、寒いから」

そう言ってヨースケから一方的に電話が切れた

「どうしたの?」

百合は上半身を布団で隠しながら俺に問い掛けた。

⏰:08/08/31 11:26 📱:PC 🆔:ykHJeKFw


#273 [我輩は匿名である]
「幼なじみが家の前にいるって。貸してたCD取りに来たって」

「今?」

「ん、そう。ちょっと渡してくるわ。ごめん、待ってて」

CDを手に取り、百合に軽くキスをしてから玄関に向かった。

⏰:08/08/31 11:26 📱:PC 🆔:ykHJeKFw


#274 [我輩は匿名である]
ドアを開けると寒そうに震えていたヨースケがいた。

「遅ぇよ、バカ」

玄関の中に飛び込んできたヨースケは俺の頭を殴った。

「あー悪い悪い。わざわざ取りに来てもらって」

「ったくよー。まぁ俺も貸してた事忘れてたけどな。彼女に貸してって言われるまで」

⏰:08/08/31 11:27 📱:PC 🆔:ykHJeKFw


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194