空に架かる七色の光
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#1 [∞奏∞] 08/08/09 23:26
はじめまして♪
∞奏∞です。
物語を書いていきたいと思います☆
基本的にエロは無いので…暇つぶし程度に読んで下さったらうれしいです♪
#9 [∞奏∞]
「…不満じゃないと言えば嘘になるけど…。」
私は正直に言った。
「もうさっ、結衣たち、別れたら?」
私は一瞬耳を疑った。
:08/08/09 23:41 :913SH :rdqk1P5.
#10 [∞奏∞]
…別れる…?
そんな選択肢、私の中には一欠けらもなかった。
…別れる……ねぇ……。
:08/08/09 23:43 :913SH :rdqk1P5.
#11 [∞奏∞]
黙り込んでしまった私に歩はまた話しかける。
「結衣、かわいいんだから、すぐに彼氏なんて出来るよ?」
歩のフォローは虚しくも私の耳を素通りして行く。
:08/08/09 23:44 :913SH :rdqk1P5.
#12 [∞奏∞]
泣きそうになるのを堪えながら私は微笑んだ。
「でも…好きだからさッ…。」
困ったような顔をして歩は私を見つめる。
「でも…もう半年経つのに…」
私は無理矢理、歩を遮った。
「大丈夫!!まだ待てるし!」
私の、せめてもの強がり。
:08/08/09 23:50 :913SH :rdqk1P5.
#13 [∞奏∞]
「じゃ、また明日ねっ!」
私は歩に手を振って別れた。
後ろで歩が呼んでる声がするけど振り向かない。
「ただいまー…」
「お帰りー」
一歳年下の妹の佳奈(かな)がテレビを見ていた。
:08/08/10 15:55 :913SH :TlZyUL3A
#14 [∞奏∞]
「あれ?
もしかしてあゆちゃんと喧嘩した?」
「ゔっ…」
我が妹ながら、なかなか痛い所を突いてくる。
「もぉー…
どうせお姉ちゃんが悪いんだから、さっさと謝りなよ。」
:08/08/10 15:55 :913SH :TlZyUL3A
#15 [∞奏∞]
「っ違う!!
喧嘩じゃないっ!!」
「じゃあなんなの?」
「…いや……別に…。」
「いつからエリカ様になった訳?」
:08/08/10 15:55 :913SH :TlZyUL3A
#16 [∞奏∞]
このやろう…
私が心の中で思っていると…
「まぁ…言いたくないならいいけど。
あたしで良ければ話くらいは聞くからね。」
佳奈は頼りになる。
私と一歳しか変わらないのに、いつも私は佳奈に助けられていた。
:08/08/10 15:56 :913SH :TlZyUL3A
#17 [∞奏∞]
「…うん。」
「ん。」
佳奈はいつも、感情の表現が苦手な私の気持ちを察してくれる。
私はリビングをでると階段を上がり自分の部屋に入った。
物が少なく、余り生活感の無い部屋。
でも、私が1番好きな場所だった。
:08/08/10 16:04 :913SH :TlZyUL3A
#18 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑(´∀`∩)↑age↑
:23/01/01 20:41 :Android :2rUS2lJ.
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