激エロ短編小説
最新 最初 全 
#283 [蓮]
(あぅ!しびれる、気持ちよくて、腰が動いちゃうよ)
「はっはっはぁ、うぅ、ああ、くぅ」
幼い喘ぎを噛み殺し、
クネクネと淫らなダンスを踊り続ける。
カチャ……
祐二のいる部屋のドアが静かに開き、休んでいるはずの少年への気配りだろう、
灯りをつけることなく侵入してきた者がいた。
:08/08/24 19:06
:N905i
:☆☆☆
#284 [蓮]
「祐二クン?」
それは、山道で祐二と共に散策を楽しみ、自ら穿き汚したストッキングで止血処置をした、女性引率者だった。
祐二クン?再び小声で彼女は呼び掛ける。
反応が無かったが、彼がこの部屋にいることは分かっており、
こんもりと人の形に布団が盛り上がっている場所を目指し歩いていった。
彼女は祐二の様子が気になり、わざわざキャンプファイアを抜け出し、彼を見舞いに来たのだ。
:08/08/24 19:12
:N905i
:☆☆☆
#285 [蓮]
祐二は淫欲ダンスに夢中になり、彼女の呼び掛けに気付かない。
彼女も祐二の変態自慰行為が現在進行形なことを想像すらしていない。
「祐二クン、大丈夫?」
はらりと布団を捲った瞬間、ウブな身体と顔つきをした少年が、下半身を丸出しにし、勃起ペニスを剥き出しにしたまま、驚きの表情で彼女を見上げる。
彼女はまだ理解できていない。それはそうだろう。
傷を負い、痛みを堪えながら休んでいると思い込んでこの部屋を訪れたのだから。
:08/08/24 19:18
:N905i
:☆☆☆
#286 [蓮]
ポカーンとした表情を浮かべながら、祐二の顔、
剥き出しのヒップと、いきり立つ怒張、そして見覚えのあるストッキングを交互に見やるだけであった。
「ヒィッ、いやあー!」
やっと彼女にも祐二の変質的な行為が理解できた。
鋭く悲鳴をあげ、両手で覆ってしまう。
何より慌てたのは祐二だ。見られた恥辱は見る側の比ではない。
:08/08/24 19:27
:N905i
:☆☆☆
#287 [蓮]
「ごめんなさい!かなさん、ごめんなさい!」
何度も何度も詫びを口にし、恥ずかしさのあまり布団を頭から被ってしまった。
そしてやっと彼は素直に女性引率者を「かな」と、
彼女の名で呼ぶことができた。
祐二はかなを、彼が物心ついた頃から知っており、
彼にとって初恋の人でもあるのだ。
幼稚園の頃など、すでに小学生であった、かなの後ろをまとわりつくように追いかけ、
「僕のお嫁さんになって」
と甘えたりし、かなを困らせたのだった。
:08/08/24 19:32
:N905i
:☆☆☆
#288 [蓮]
いつしか祐二も男としての自覚が芽生え、
初恋の相手であるかなに、過剰な自意識で接するようになってしまい、
ついにはかなを、「ねぇ」「おい!」などと呼ぶようになっていた。
だから今回のキャンプで偶然鉢合わせしたかなに対して、名前で呼び掛けることなく過ごしていた。
それが自慰を見られたことにより、くだらないプライドが打ち砕かれ、昔のように素直にかなの名前を呼ぶことができたのだ。
:08/08/24 19:40
:N905i
:☆☆☆
#289 [蓮]
手で顔を覆っていたカナの口から、泣き声が小さく漏れはじめた。
手を顔から外し、意を決したような動きで再び祐二の布団を、今度はガバッと力強く捲り上げる。
うわっ!と慌てる祐二にお構いなく、彼女は祐二の手を引き布団に座らせ、
そして、パーーンッ!!
勢い良く祐二の頬に張り手を見舞う。
:08/08/24 19:44
:N905i
:☆☆☆
#290 [蓮]
「私、祐二のこと心配で心配で見に来たのに!何やってるのっ!!」
言い放った瞬間、わっと大粒の涙が目から溢れ、
しゃくるような泣き声をあげる。
祐二の持つ使用済みストッキングを奪いながら立ち上がり、振り返りもせず部屋から出て行った。
(カナねえちゃん、ごめんなさい。本当にごめんなさい。カナねえちゃんので、変なことしちゃって。)
祐二も絶望的な恥ずかしさと申し訳なさで涙が止まらず、泣き疲れからか、
いつしか深い眠りについてしまった。
:08/08/24 19:50
:N905i
:☆☆☆
#291 [蓮]
翌日、朝食の時間にカナとすれ違う。
お詫びの気持ちも込めて彼女に向かって軽く頭を下げすれ違った。
だがカナは祐二を見ようとはせず、そのまま離れていってしまった。
(やっぱり怒ってるんだな。仕方ないよな、あんなことしてたんだから)
気まずい思いで朝食は全く喉を通らなかった。
麦茶だけでも飲もうとテーブルに置かれたコップに手を伸ばすと、その方向の先にカナが座っていた。
:08/08/24 19:55
:N905i
:☆☆☆
#292 [蓮]
カナはさっきと違い、祐二をきちんと見つめていた。
その目は何か後悔するような、祐二に対して何かを言いたげな目の潤みをたたえていた。
しかし祐二と視線が交差したことに気付くと、
カナは慌てて目を反らしてしまう。
ふぅと深い溜め息を吐いた後、祐二は一気に麦茶を飲み干した。
(もう、カナねえちゃんはこれからずっと僕を軽蔑するをだろうなあ。はぁぁ)
なぜカナのストッキングであんな恥ずかしい事をしてしまったのか、後悔の念ばかり頭の中をグルグルと回っていた。
:08/08/24 20:01
:N905i
:☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194