only love
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#1 [?] 08/08/25 02:54
何よりも大事。
そうやって胸を張って言えるようになりました。
君を好きになった自分を好きになれました。
何よりも。
君が大事だったよ。
だから、君にありがとうって言いたい。
#18 [?]
「良いと思うよ。」
真希は目を少し細めながら言った。
これはきっと真希なりの優しさなんだ。
私を気遣う、遠回しの真希の愛情は温かかった。
「ありがとう。
じゃあ、お言葉に甘える事にする。上玉よろしく。」
何だか凄く気持ちが軽くなった気がして、気付けば自然に笑ってた。
:08/08/26 00:12
:F904i
:tnkN3qWE
#19 [?]
「任せときなって!」
真希は私に笑顔を見せながら胸を軽く誇らしげに叩いた。
:08/08/26 00:17
:F904i
:tnkN3qWE
#20 [?]
。柔らかな初恋。
:08/08/26 02:01
:F904i
:tnkN3qWE
#21 [?]
某和食レストラン個室。
「向坂 真希です。」
真希は満面の笑みを浮かべながら言う。
「空知 陽子です。」
私も真希に続いて頭を下げて笑う。
「こんにちは。
あ…こんばんはか!!」
:08/08/26 02:21
:F904i
:tnkN3qWE
#22 [?]
私の彼への第一印象は
柔らかな人。だった。
「冬真、右が真希で左が陽子ちゃんだ。陽子ちゃんは凄く可愛いぞ。」
柔らかな人の隣に座る男が言う。
「ちょっと良平??
私が抜けてんじゃん!」
:08/08/26 16:06
:F904i
:tnkN3qWE
#23 [?]
真希は良平という男と冗談で少し口論に。
話についていけてない私を見てか、良平という男は口を開いた。
「陽子ちゃん。
遅れたけど初めまして。
俺は、瀬戸 良平。
こっちは、成瀬 冬真。
ちなみに俺は良平で良いから。」
良平は満面の笑みで、私に言った。
「あっ!うん。
よろしくね。」
:08/08/26 20:02
:F904i
:tnkN3qWE
#24 [?]
私はすぐに、明るい雰囲気の良平と穏やかな雰囲気の冬真君と打ち解けることが出来た。
本当に盛り上がって。
久しぶりに凄く楽しい時間を過ごした。
わかった事も沢山。
良平は真希の彼氏。
明るくて、私達の大学の近くの大学に通っているらしい。
冬真君は絵を描くのが凄く上手で美大に通っているらしい。
:08/08/26 20:07
:F904i
:tnkN3qWE
#25 [?]
「冬真君。
お醤油取ってくれない??」
私は箸を手元に置き、良平と盛り上がってる冬真君に言った。
「ぇ…ぁ、はいっ。」
冬真君は笑顔で私に黒い瓶を差し出した。
「冬真君??
これソースじゃん!」
私は冬真君がふざけたのだと思い、笑いながら瓶を返す。
:08/08/27 16:34
:F904i
:7RrWCvcY
#26 [?]
冬真君は少し悲しそうな顔をして、苦笑いを浮かべながら瓶を受け取る。
「バレちゃった??」
冬真君は無邪気な笑顔を見せると、私に醤油差しを手渡した。
「ふふっ…
バレバレだよ。」
私は悲しげな顔を気にしながらも、目の前にいる冬真君が笑っているから深く考えはしなかった。
:08/08/27 16:38
:F904i
:7RrWCvcY
#27 [?]
盛り上がりもだんだん終盤に差し掛かり、他の客も徐々に減ってきた頃。
「んじゃ。
そろそろ帰りますか!」
良平が立ち上がり言った。
「良平、送ってね。」
真希が顔をアルコールでほんのり赤に染めながら言う。
「わぁってるよ。」
:08/08/27 16:42
:F904i
:7RrWCvcY
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