君に逢えて BL
最新 最初 🆕
#1 [匿名] 08/09/26 11:36
ただもう一度君に逢いたかった。
逢って一言伝えたかった。


>>2
アンカーと説明

#2 [匿名]
アンカー
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

>>3
説明

⏰:08/09/26 11:40 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#3 [匿名]
登場人物
あさき(17)
まさき(18)

実際にネットにいた2人を参考にしています。
まさきの気持ちはほとんどが自分の勝手な推測です。

⏰:08/09/26 11:43 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#4 [匿名]
ま「暑い…。」

あ『暑いねぇ。』

独り言に返事がきた。
これが俺たちの出逢い。

⏰:08/09/26 11:47 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#5 [匿名]
高2の夏。
学校も部活もなく、俺は1人ぶらついてた。
特に目的なんてなかった。
なんとなく普段行かないとこに行きたくなって、通ったことのない道をただひたすら歩いていた。

そしたら見つけたんだ、あいつを。

⏰:08/09/26 11:51 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#6 [匿名]
君は低いブロック塀に1人座って、ボーっと空を眺めていた。

そんな君に俺は見とれていた。
気付けばゆっくりと慎重に君に近付いていた。
音をたててしまったら君はどこかに消えてしまいそうだったから。

⏰:08/09/26 11:56 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#7 [匿名]
俺にまったく気付かない様子の君。

「暑い…。」
きっと独り言なんだろうけど、俺は返事をしてみた。
『暑いねぇ。』

「…ん?」
少し驚いた顔で君はこっちを見てきた。

⏰:08/09/26 12:05 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#8 [匿名]
久しぶりに何もない時間だったから、何をしていいかわからなかったんだ。
とりあえず外に出て空を眺めてみた。

何もしなくていい時間、少しだけ窮屈だった。

⏰:08/09/26 12:09 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#9 [匿名]
周りには誰もいなくて俺が出す言葉は全部空に消えていった。

「暑い…。」

この言葉も空に消えていくはずだったんだ。
だけど、
『暑いねぇ。』

予期せぬ返事に一瞬言葉がつまった。

「…ん?」
声のした方を見てみると、いつのまにか知らない男が立っていた。

⏰:08/09/26 15:42 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#10 [我輩は匿名である]
ま[こいつ誰だ?]

『名前、なに?』
にっこりと笑いながら聞いてくる知らない男。

[見た目は普通だけど、どっかズレてんのか?]

「あんた誰?」
質問をシカトして聞いてみる。

⏰:08/09/26 23:40 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#11 [匿名]
あ{あぁ、当たり前の反応だな。}
苦笑しながらも答える。

『俺はあさき。君は?』

「…まさき。」
少し渋りながらも答えてくれた。

『ふーん。まさきは1人で何してんの?』

俺はまさきにかなり興味を持っていた。
今さっき見ただけなのに。
君の儚い雰囲気が俺を虜にしたんだ。

⏰:08/09/26 23:45 📱:D904i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194