存在しないオカルト部
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#1 [ふむ◆s8/1o/v/Vc] 08/11/17 20:03
ジャンル:オカルトホラー
長さ:短編〜中編
形式:一話完結
更新:不定期ですので急かさずにお願いします
追記:文章力を失った私の文章力を取り戻すための小説ですのでつまらなくても荒らしは勘弁して下さい
#210 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
「泣いてない。…だけど、泣きそうではある」
俺は動揺を隠せない。
師匠が弱音を吐くなんで、有り得ないことだったからだ。
見た目とは違って師匠は絶対に弱い部分を人に見せない。
俺の知っている師匠という人間は、そういう性格だ。
「そ、そんなにさっきの痛かったですか?」
師匠は俯いたまま首を横に振った。
「今日は、帰ってくれ…」
小さくそういう師匠に、俺はもう何も言えなかった。
:09/02/22 01:54
:SH905i
:☆☆☆
#211 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
どんな心霊スポットよりも驚愕を隠せない。
驚きの連続があったからか、正常に思考回路が働かなくなり、何も考えられない。
師匠にどんな言葉を掛けていいのかすら一向に浮かんで来ない俺は、大人しく従うしかなかった。
「じゃあ、俺、帰りますね」
靴を履いて、気まずい空気の中、玄関をくぐる。
扉を閉める前に、俺は深々と頭を下げた。
「その…すみませんでした。師匠にも言いたくないことだってありますよね! 俺、餓鬼みたいなことして…師匠、また来ますね」
:09/02/22 01:55
:SH905i
:☆☆☆
#212 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
訊くのを諦めたといえば間違いになるかもしれない。
本音を言うと、やはり気になるし、知りたいと思う。
でも、この件には触れないのが良策だと、第六感が言っている。
この話には何かがある。
それは師匠をおかしくさせ、俺を惑わす。
それは師匠が黙り込んだり、隠したりするほどのモノだ。
冷静に考えれば、知らない方が良いのかもしれない。
覇者さんも前にそんなことを言っていた気がする。
:09/02/22 01:57
:SH905i
:☆☆☆
#213 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
サイコゴースト。
これが事の発端だっただろうか。
師匠が出してきた話題なのに、その師匠が黙り込んでしまうような内容が何処にあったのだろう。
どこで歯車は噛み合わなくなって、どこからおかしくなったのだろう。
俺の言葉か?
『霊能力者が幽霊になったらサイコゴーストになるなら、もしかしたら師匠もサイコゴーストの仲間入りじゃないですか』
あれの何処に師匠が黙り込む事実があるというのだ。
あの師匠があそこまで隠したい事とは一体何なのか。
そこで俺は思考をシャットダウンした。
障らぬ神に祟り無し。
今日は、良い天気だ。
:09/02/22 01:57
:SH905i
:☆☆☆
#214 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
:09/02/22 01:58
:SH905i
:☆☆☆
#215 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
:09/02/22 01:59
:SH905i
:☆☆☆
#216 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
あげます!
:09/02/27 20:26
:SH905i
:☆☆☆
#217 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
定期あげ
:09/03/06 17:00
:SH905i
:☆☆☆
#218 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
定期あげ
次話執筆中ですが、最近忙しい日が続いており亀更新となりそうです…
:09/03/11 14:42
:SH905i
:☆☆☆
#219 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
多忙な日々が続いており更新日はかなり先になりそうですが…保守あげ
:09/04/10 20:32
:SH905i
:☆☆☆
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