メンソール
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#263 [主]
言おう…
このまま亮を
お客さんにしたくないし
寄りも戻せない
『…亮…私…彼氏いる…』
:09/01/03 02:55 :D904i :☆☆☆
#264 [主]
「………知ってる…」
亮は知っていた
私が新と一緒にいるのを
何度かみたことがあるらしい
『じゃあ…なんで……』
「由衣のこと好きだから
客としてでいいんだ…
俺が吹っ切れるまで…」
:09/01/03 02:57 :D904i :☆☆☆
#265 [主]
泣きそうになった
でも店だから唇を噛み締めて
我慢した
『……なんで…そゆッ…ことゆーの…』
しゃべったら涙でそう…
「迷惑なの分かってる
まじでしつこくてごめん…」
:09/01/03 03:00 :D904i :☆☆☆
#266 [主]
『私亮をお客さんにしたくないお願いだからもぅ店来ないで…』
私は絞り出すように
声を出した
亮は寂しそうに笑って
「……ごめん
また飲みに来る
席つかなくていいから」
:09/01/03 03:03 :D904i :☆☆☆
#267 [主]
チェックして帰っていく
亮を送り出しもせず
呆然と席に座り込んでいた
見かねた友達が
「由衣…今日はもう上がっていいよ」
と言ってくれた
何もするきがおきず
帰ってから新に連絡するのも忘れていた
:09/01/03 03:08 :D904i :☆☆☆
#268 [主]
朝目が覚めると
新から着信とメールが
着ていた
『………』
心配していた
新はもぅ仕事に行ってる
時間だからメールを送った
:09/01/03 03:11 :D904i :☆☆☆
#269 [主]
ちょうど仕事も休みだったこともあり
なにもせずにずっと
ベッドに伏せていた
:09/01/07 15:24 :D904i :☆☆☆
#270 [主]
新からの電話で
大分時間がたったことに気づき
新とご飯を食べに行くことになったので
準備をして迎えにきてもらった
:09/01/07 17:35 :D904i :☆☆☆
#271 [主]
新にあっても
心の中のモヤモヤが晴れない
亮のことを長い間引きずっていたけど
亮も同じように私のことを
思ってくれていることが
わかり頭の中がぐちゃぐちゃになってきた
:09/01/07 17:36 :D904i :☆☆☆
#272 [主]
『新好きだよ』
私は新に好きだと
何度も言う
それは私の頭の中にいる
亮の存在を否定するかのように
自分に言い聞かせるように
:09/01/07 17:38 :D904i :☆☆☆
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