痛み、
最新 最初 全 🆕
#1 [まな]
≫2
人物紹介
≫3
アンカー

【感想板】
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4165/

⏰:09/01/12 14:39 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#2 [まな]
人物紹介

木本 愛莉(きのもと あいり)
身長152�a

高橋 慎司(たかはし しんじ)
身長175�a

相葉 美香(あいば みか)
身長160�a

玉木 悠斗(たまき ゆうと)
身長172�a

⏰:09/01/12 14:40 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#3 [まな]
アンカー

>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

良かったらお使いください。

⏰:09/01/12 14:41 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#4 [まな]
それは甘い、甘い物語








【痛み、】

⏰:09/01/12 14:43 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#5 [まな]
春が来て
夏が来て
秋が来て
冬が来て

また春が来る





【一章 さくら、】

⏰:09/01/12 14:44 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#6 [まな]
「わぁ…」

桜吹雪が舞う中、私は一人歓声をあげる。
綺麗な桜の花が目の前をひらひらと舞い落ちていく。


「これが新しい学校…かぁ」


少し不安が胸に残る。
今までとは全く違う環境。



私は今日、高校生になる。

⏰:09/01/12 14:49 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#7 [まな]
「無理してよかったぁ!」

偏差値が高めのこの学校は、地元の中学では人気の学校。
私の頭では難しい、と担任に言われていたけど私はどうしてもこの学校に通いたかった。
実際、入試の結果ではギリギリの点数だった。



(絶対受かりますようにっ)
学業守りを手にしっかり持って自分の番号を見に行く。
必死の願いが通じたのか、私の受験番号は紙に載っていた。

それが2ヶ月前のこと。

⏰:09/01/12 14:55 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#8 [まな]
今日は入学式。


中学から一緒の友達もいるけど、それも4、5人。
知らない人の方が断然多い。


(友達…できるかな…?)

そんな不安がまだあったけど、それよりもワクワクする気持ちの方が遙かに勝っていた。

⏰:09/01/12 14:58 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#9 [まな]
「1年5組…1年5組…」


昇降口に貼ってあった紙には、受験番号の横にクラスが書いてあった。

私の番号の横には『5』と書いてあった。


1年生の階は4階。
私は階段を上りながら自分のクラスをブツブツと言っていた。

⏰:09/01/12 15:03 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#10 [まな]
4階に着く頃には軽く息が切れている私。

「毎日これ上らなきゃなんないわけ…?」

いやでも体力がつきそうだ。


4階に上がってみると意外に廊下は狭かった。
中学よりも狭い気がする。

「1年5組は…っと」

見つからなかった…と思っていたのだが、教室はすぐに見つかった。

⏰:09/01/12 15:07 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#11 [まな]
教室の前に着くと一回深呼吸をした。

(ここが…新しいクラス!!)

なんだか胸がドキドキしてくる。
このクラスに中学の友達はいない。
みんな初対面。
友達作り頑張らなきゃ!


「ねぇ、邪魔なんすけど。」


後ろから低い男の人の声が聞こえた。

⏰:09/01/12 15:12 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#12 [まな]
「あ、す…すみません」

ドアの前にいた私は、横にずれる。

「てか、このクラスなんじゃねーの?入んねーの?」

そう言って私を見下ろす。
彼は身長が高い。

「えっと…緊張してて…その」

(うー…怖いよぉ…)

この怖い人が同じクラスなんて…
これから大丈夫かな…


そんなことを思っていると、急に頭をポンッとなでられた。


「うぁっ!」

突然でびっくりして声をあげた。

⏰:09/01/12 15:18 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#13 [まな]
「変な奴ー!ま、同じクラスみたいだし!よろしくなっ」


急でびっくりした。
頭をなでられたこともそうだけど、この人、笑うと全然違う…そこに一番びっくりした。

「う…あ…よろしくっ…!」


どもりながらも挨拶をした。


「あ、俺の名前は慎司!高橋慎司っての。あんたは?」


「私は…愛莉。木本愛莉です。」


「よろしく、愛莉さん」

そう言って笑う高橋クンは、本当にかっこよかった。
そういうのには興味ない私だったけど、少し分かる。

モテるんだろーな…って。

⏰:09/01/12 15:26 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#14 [まな]
それが私と慎司との初めての出会いだった。




×

⏰:09/01/12 15:27 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#15 [まな]
一度更新とめます。


見てる人いるかな(^^;)

ホントに下手なので、
何かアドバイス等
ありましたら嬉しいですっ☆

見てくれる人いなかったら
悲しいですけど(^^;)

⏰:09/01/12 15:30 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#16 [翼]
見てるよ〜

次の更新
楽しみー

⏰:09/01/12 15:46 📱:SO706i 🆔:kCtIJkNo


#17 [まな]
翼さん
読んでくれてる人が
いるなんて感激ですっ★
ホントありがとーございます(^ω^)


続き更新

⏰:09/01/12 18:57 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#18 [まな]
そういう風にして、私には初めての友達ができた。
友達、と呼んでもいいような関係ではないけど、きっと良い友達になれる!っていう予感みたいなのはあった。



教室に入って、自分の席に座っていると不意に前の席の女の子が振り返った。


「はじめまーしてっ」

にっこり笑顔で私に話しかける。


「あ、はじめましてっ!!」


知り合いがいない私は、話しかけてくれたことが嬉しくて張り切ってしまう。

⏰:09/01/12 19:02 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#19 [まな]
「あ、私の名前は相葉美香!」


「私は木本愛莉ですっ」


相葉美香ちゃん…
凄く笑顔が可愛くて明るそうな人。


「ねー、中学の時はなんて呼ばれてたの?」


「え?…あっ…えーっと…」


「ねぇね、愛莉って呼んでもいい?私のことも美香でいいから!」


「う、うんっ!よろしくっ!」

気さくな美香とはこんなカンジですぐに仲良くなった。

⏰:09/01/12 19:13 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#20 [まな]
少し寒さが残る中、体育館で入学式が始まった。
綺麗に並べられた椅子に座って、校長の話を聞く。

出席番号順に並んでいる椅子なので、隣は美香。
小さな声でずっと二人で喋っていた。


「ねぇ愛莉〜」

「んー?」

「愛莉は彼氏いるの〜?」

「え……い・いないよっ」

女の子の間では定番の話題。

「え〜?意外〜!愛莉超可愛いのに〜!」

「うー…てか私彼氏いたことないし……」

「はぁ!?」

美香はもの凄い大きい声で叫んだ。

⏰:09/01/12 19:23 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#21 [まな]
体育館中のみんなが一斉に美香を見る。


「そこ、静かにね?」


生徒指導の先生が呆れたカンジで注意してきた。


「美香〜!怒られちゃってるよっ!」

小声で私も注意する。

「ごめんごめん」

美香も恥ずかしかったようで素直に謝ってきた。

「てかさ、愛莉!ホントに今まで独り身の悲しい人生たどってきたわけ?」

「悲しい人生って……」

「愛莉の中学の男、目ついてないんじゃないのー?愛莉は超可愛いのに!!」

「私は可愛くなんかないよっ…チビだし…顔もぱっとしないし…」

⏰:09/01/12 19:30 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#22 [まな]
美香は私のことを全体的に見定めるようにして見て、口を開く。

「愛莉、チビって言うけどねー、でかい女よりも俄然小さい子の方が可愛いのよ?」

「でもー…」

「そ・れ・に!愛莉は目がぱっちり二重!鼻は高めだし口は小さいっ!それに痩せてるっ!」

「う…ちょ…美香?」

美香は興奮したようで愛莉の良いところばかりを言ってくる。
女の子に告白されてるみたいで少し恥ずかしい。

「よって!!愛莉はモテる!」


「う……」

「分かった!?」


「う、うん。分かったから……お願い。」


「え?」


「もう静かにして?」


「え?」

⏰:09/01/12 19:38 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#23 [まな]
美香は我に返ると辺りを見渡す。
近くの人はみんな愛莉と美香のことを見ていた。


美香の隣には生活指導の先生が立っていた。


「うわ……」


美香は顔を真っ赤にするとうずくまる。


(恥ずかしいのは私の方だよー…)


顔から火が出る、ってどういうことか分かった瞬間。
どこか穴があるならそこに入って閉じこもりたい。


生活指導の先生は、
「節度をもって生活するように。」
と言って少し離れたところで私たちを監視していた。

⏰:09/01/12 19:45 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#24 [まな]
いったん切ります。


今思ったんですけど、出席番号順がおかしいですよね…
相葉と木本
結構離れてるのに…
あまり気にしないで読んで下さると嬉しいです

⏰:09/01/12 19:51 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#25 [あゆ]
面白いデス���P
この小説
気に入りました�メ
頑張って下さい�ト

⏰:09/01/12 19:57 📱:W61T 🆔:/fFwCizs


#26 [まな]
あゆさん

そんな風に言ってもらえると
かなり嬉しいです
元気が出ますっ(^^)★
下手ですが、これからもよろしくですっ!

⏰:09/01/12 20:39 📱:PC 🆔:QWE3EDOs


#27 [あゆ]
いえいえデス���P
これからもずっと
読みにきますね�メ

⏰:09/01/12 20:41 📱:W61T 🆔:/fFwCizs


#28 [まな]
あゆさん

ホント元気出ます(><)!




続き更新

⏰:09/01/13 23:24 📱:PC 🆔:61fiFS/E


#29 [まな]
その後、無事に入学式が終わり私たちは教室に戻った。


教室に着くと、皆が席に座って担任の話を聞く。


「皆さん、ご入学めでとうございます。えー、本校に入学したからには…………」


担任の先生はそこから少しだけ話をした。


その間前の席の美香は机に頭をつけて寝ているようだった。


(美香って不真面目…なのかなぁ…?)

少し苦笑いを浮かべ心の中で呟く。

⏰:09/01/13 23:37 📱:PC 🆔:61fiFS/E


#30 [まな]
「ねぇ、愛莉さん?」

一人ボーっとしていると隣から低い声が聞こえた。


「はい…?」


隣を見ると高校に来て初めて喋った男の人がいた。

「あっ…えーっと……高橋くん?」

朝のことなのに、もう彼の名前はうろ覚え。
高橋で合っているのか、口に出してからも自信がなかった。


「せーかいっ」


そう言って笑顔になる彼。


「あ、良かったぁ!間違っちゃったかと思った…!」

そう言うと高橋くんはまた笑って、アルツハイマー?なんて聞いてきた。

よく分からないけど、彼の笑顔にホッとする自分がいる。

⏰:09/01/13 23:45 📱:PC 🆔:61fiFS/E


#31 [まな]
「つーか、愛莉さんって呼びにくいんすけど」

片ひじを机について、手に顔を乗せてこちらを見ながらそう言う彼。

「え?……えっと」


「愛莉」


「っ!?」


急に真面目な顔で私の名前を呼ぶから私は顔を真っ赤にする。

⏰:09/01/13 23:49 📱:PC 🆔:61fiFS/E


#32 [まな]
「…って呼んでもいいですか?」


また満面の笑みになりそう聞いてくる。


「あ……ぅ……」

今まで男の子には名字で呼ばれたことしかなかった私はどうすれば良いのか分からなくなって少しうつむいた。



「顔真っ赤だよ?どーかした?」


「……」

恥ずかしくてもっとうつむく私。

⏰:09/01/13 23:54 📱:PC 🆔:61fiFS/E


#33 [まな]
「愛莉ー?愛っちゃーん?」


(そんなに呼ばないで…!)

恥ずかしくて恥ずかしくてギュッっと目をつぶる。



「はーい、愛莉は照れてるだけでーすっ!」


今まで寝ていた美香がいつの間にか起きていて私の頭をなでる。


「あ・の・ね〜、この子、中学の時に付き合ったことないらしくて〜男慣れしてないみたいなんだよねー」


「み・美香!!」


私はバッと顔をあげて美香の口に手を伸ばして口をふさごうとする。

⏰:09/01/13 23:59 📱:PC 🆔:61fiFS/E


#34 [まな]
×


きりまーす
少ししか更新しなくてすみません(。。)

てか自分のIDが昨日のと違っている…
こういうのって普通なのかな…


てなわけで(え
今日はここでおわります(・・`)

感想等ありましたら感想板に書いてくださるとかなり喜びます(^^)★

>>1
【感想板】

⏰:09/01/14 00:03 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#35 [まな]
×




更新します

⏰:09/01/14 22:45 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#36 [まな]
伸ばした手は、すぐに美香にはらわれた。
そして美香は楽しそうに話を続ける。

「もったいないよね〜!?」


「みーかー!!!」

ますます赤くなる私。

(高橋くんに変なこと言わないでよ〜っ)

ちらりと彼の方を見ると、少しびっくりしたような顔で私を見ていた。
すると真顔で

「意外だな」

なんて言うから、私は恥ずかしくて顔をうずめる。

「愛莉可愛いのに」


その言葉に驚いて顔をあげ、思わず彼を見た。

(男の子に可愛いなんて言われたの…初めて…)

お礼を言えばいいのか、冗談だと思えばいいのか、私は分からなくて少し困惑する。

⏰:09/01/14 22:51 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#37 [まな]
しばらく彼のことを見ていると、彼が口を開いた。


「やば…」


「え?」


やばい…?
(私なんかしたっ!?)

「そんな照れた顔で見つめられると…こっちも照れるんすけど…」

「っ…!?」

⏰:09/01/14 22:53 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#38 [まな]
びっくりした…
なんだかよく分からないけど…
すごくびっくりした。


「あははっ!ホントに純粋なんだねー!」


(そんな笑顔…不意打ちだよ……)

彼の笑顔はまるでお日さまのようだった。

⏰:09/01/14 22:57 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#39 [まな]
なんだろう…この気持ち…
ホッとする。

やっぱりよく分からない。
だけど……

彼の笑顔はすごく暖かい。
ひなたぼっこしてるみたい。
安心する。


そんな笑顔をもった人。

⏰:09/01/14 23:01 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#40 [まな]
先生の話も終わって、各自解散の合図。
高校初日が終わった。


無事、と言っていいのかは分からないけど凄く楽しい一日になった。

美香や高橋くんと友達になれた。


これから楽しい高校生活が始まるんだな、なんて心の中で少しにやける。

中学とはまた違った出会いが始まる。

⏰:09/01/14 23:07 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#41 [まな]
「てか、愛莉ってどこ中だっけ?」

クラスメイトが帰っていくなか、私と美香は未だに席を動こうともせずに話をしている。

「私は北中だよー!」

「え!!じゃあセーラーだった!?」


私の中学の時の指定服はセーラー服だった。

⏰:09/01/14 23:15 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#42 [まな]
「指定だったからねー…」


「いーなぁ!セーラーとか乙女の憧れじゃんかっ!」


乙女の憧れ…?
そんなもんなのかなぁ…


「ブレザーの方が可愛くない?」


「えー!?ありえないからー!!」


美香は叫んだ。
若干残っていた生徒がびっくりして美香の方を凝視する。
私もその中の一人。
いきなり大声を出すからびっくりした…。

⏰:09/01/14 23:20 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#43 [まな]
「うちは西中だったんだけどさー!ブレザーなわけ!」


「う、うん…」


「スカート折って短くしてもなんか微妙なんだよねー…」


「そんなもん?」


「そんなもんっ!」

美香はまた大きな声を出した。


一日目にして美香のことを少し理解した気がする。


“しゃべり出すと周りが見えない”


入学式でも、今も…。

⏰:09/01/14 23:24 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#44 [まな]
×


更新STOP

またしても短い…。
いっぱい書けなくてすみません(;A;)

読んでくださっている方がいれば
感想お願いしたいですっ(^^)★

>>1
【感想板】

⏰:09/01/14 23:26 📱:PC 🆔:oaa2Yzqs


#45 [まな]
更新



.

⏰:09/01/15 20:41 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#46 [まな]
「さてと、そろそろ帰りますかー」

美香は帰る準備を始めた。
私もかばんに荷物をつめこむ。

登校初日、朝はかばんに何も入ってなかったけど、色々なプリントが配布され帰りは少し重かった。

校門で美香と別れて一人歩く。
家まであまり近いとは言えない距離だが、歩きで通える程度。

⏰:09/01/15 20:50 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#47 [まな]
帰り道に上を見上げると、水色とピンクが見えた。

春独特の綺麗な色した空
少し散り始めた桜



自然と顔の筋肉が緩む。

これからの毎日が楽しくなる予感。


(明日が楽しみだな…!)


そんな風に一日が過ぎていった。

⏰:09/01/15 20:57 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#48 [まな]
【一章 さくら、】end




一章タイトルがあんまり有効に使えなかった気がします。
他のスレの小説に比べてやっぱり自分って下手だ…って思います。

アドバイスとかあったら教えてくださいっ!

⏰:09/01/15 21:00 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#49 [まな]
楽しい時
あなたの隣に誰がいますか?

悲しい時
あなたの隣に誰がいますか?



【二章 きもち、】

⏰:09/01/15 21:02 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#50 [まな]
高校生活二日目

少し早い時間に家を出て学校に向かって歩き出す。

4月になったばかりなので、まだ寒さが残る。


(この季節好き…)

私は毎年、春が来るのが待ち遠しい。
特に理由はない。
理由はないけど、好き。

⏰:09/01/15 21:15 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#51 [まな]
学校までは20分くらいで着く。

昇降口で靴を脱いでシューズに履き替える。
真っ白で汚れてないシューズ。


そこから階段を上るけど、やっぱりキツい。
受験の時期にあまり運動をしていないせいか4階に着く頃には息苦しい。


廊下で人の声があまりしない。

自分の教室のドアを開ける。

⏰:09/01/15 21:21 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#52 [まな]
「ありゃ?」


教室には誰もいなかった。

「早く来過ぎちゃったかなぁ…」

とりあえず自分の席に座る。
二日目もとりあえず授業は始まらないので荷物は少ない。
かばんを机の脇に置き、少し深呼吸。

中学とは違う匂いがする。

新しい匂い。

⏰:09/01/15 21:25 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#53 [まな]
しばらくするとガラガラと教室のドアが開いた。


美香かなぁ…って思ったけど入ってきたのは男の人だった。


(どうしよ…挨拶したほうがいいのかな…)


「お、おはようございますっ…!」


挨拶をすると、その男の人は無言でかばんから紙をとりだした。


(……あれ…?無視されちゃった…?)

ショックを受けたのと、一人で空回りしちゃったことへの恥ずかしさでうつむく。


そうしていると男の人は私の方へ近づいてきた。

⏰:09/01/15 21:32 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#54 [まな]
(えぇ!?なに…?)

私の机の隣で止まる。

びくびくしていると、彼が口を開いた。


「木本愛莉ちゃん」


「え…?名前……」

知らない人のはずなのに名前を呼ばれた。
私が不思議そうに彼を見つめているとニコッと笑って紙を突きだした。

紙を見ると出席番号とクラスの全員の名前が書いてあった。

⏰:09/01/15 21:36 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#55 [まな]
「あ…」

昨日の帰りに先生が配ったプリントのひとつ。
これを見たから私の名前が分かったんだ、って納得。


「俺はあそこの席。」

そう言って自分のかばんを置いた席を指さす。

その席の出席番号のところを見ると…


「玉木悠斗……くん」


「そ!……あ、おはよっ!」


そうやって笑顔で挨拶すると、さっきは無視したみたいでごめん、って謝ってくれた。

玉木くんは優しそうな人。

⏰:09/01/15 21:43 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#56 [まな]
×


更新STOP

登場人物の名前の読みは
>>2 です。
短い更新ですが、アドバイス等ありましたら感想板にお願いしますっ!
>>1

⏰:09/01/15 21:44 📱:PC 🆔:oOpCr.vI


#57 [まな]
更新します

⏰:09/01/17 16:46 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#58 [まな]
そのあとしばらく二人で喋っていると教室のドアが開いた。


私たちはドアの方を見る。
そこには高橋くんがいた。


「はよーっす…」

まだ眠いのか目が半分閉じている。


「お、慎司か!おはよー」

「た・高橋くん、おはようっ!」


あれ?
今玉木くん高橋くんのこと慎司って言った…?
仲良いのかな…


「おー悠斗に愛莉〜おはよ〜」

高橋くんは私の隣の席に座った。
座ったらすぐに机に頭をつけて寝始めた。

「慎司寝過ぎだよ馬鹿」

⏰:09/01/17 16:54 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#59 [まな]
「朝よえーんだよ…知ってるだろ?」

彼は頭を机につけたまま喋る。

「まぁ、お前が朝にテンション高くても気持ちわりーけどさ」

そう言って高橋くんの頭を軽く叩いている。
高橋くんは少し笑いながら寝たまま。


「あ、玉木くんと高橋くんって仲良いの?」

気になってたことを聞いてみる。

「俺ら?仲良いってーかなんってーか……なぁ?」

玉木くんが高橋くんに振ったけど…

「………」

彼は何も答えなかった。


「完璧寝てる…。こいつ朝弱いんだよなー、ホント」

そう言って呆れたように笑い、私の方に向き直った。

⏰:09/01/17 16:59 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#60 [まな]
「あ、そうそう。俺たちね、小さい頃から一緒なの。家がめっちゃ近くてさ。幼稚園からの仲なんだよ!」


幼稚園から今までずっと一緒……
どうりで仲が良いわけだ。

「凄いね〜!私そんな人いないな…」

中学から一緒っていうのはいるけど、さすがにそんな長いつき合いの友達はいない。
なんだか羨ましい。

⏰:09/01/17 17:02 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#61 [まな]
「あ、そうだ」

「ん?」

「俺も気になってたことあったんだー!聞いても良い?」

気になること…?

「どうぞ?」

私は座りながら背筋をピンと伸ばして彼の顔を見る。
そしたら少し笑って、身構えないで、って。
だからまた普通に戻してみたりする。

⏰:09/01/17 17:05 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#62 [まな]
「慎司がさ、木本さんのこと呼び捨てだったでしょ?なんでかな、って。」

気になってたことって…それか。

「あ、席隣で昨日喋ってて…仲良くなったの。」

それだけ言って、私は少し顔を赤くする。
愛莉って呼び捨てにされるのは慣れてないからまだ少し照れる。


「ホントにそれだけ?」

少し疑ったとうな顔で私をのぞき込む。

⏰:09/01/17 17:09 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#63 [まな]
「うん。それだけだよ?」

私がそう言うと彼はにっこりと笑って、そっか、って言った。


「じゃあ…俺も愛莉って呼んで良いかな…?」

そう言った彼は少し照れくさそうに頭を掻く。
ちょっとだけ…可愛い、って思った。

「うん、もちろ「駄目。」

もちろん良いよ、って言おうとしたら横で声がした。
少し低いその声は高橋くんだった。

「はぁ?何だよ慎司ー!!!!」

「愛莉って呼ぶのは俺だけでいいの!」

高橋くんは顔をあげずにそう言う。

⏰:09/01/17 17:15 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#64 [まな]
「なんで!?木本さんは良いよって言ってくれるとこだったって!」

玉木くんに目を合わされた。

「う、うん。」

一応それだけ言う。

「でも駄目。愛莉は俺のー………」


高橋くんがそこまで言うと黙ってしまった。
これって…もしかして…

⏰:09/01/17 17:20 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#65 [まな]
「うわ、寝てるよこいつ。」

玉木くんは高橋くんのことをのぞき込むとそう言った。


(あ、やっぱり寝たんだ…。)

本当に彼は朝が苦手のようだ。

それにしても…彼はなんて言おうとしたんだろう…。

『愛莉は俺のー………』

続きが凄く気になってしまう。

(あとで聞いてみよーかな…。)

⏰:09/01/17 17:22 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#66 [まな]
×

いったんとめ。
夜も更新できたらしますっ☆

⏰:09/01/17 17:23 📱:PC 🆔:VhP20s1U


#67 [まな]
そのあとは続々とクラスメイトが入ってくる。
美香も結構すぐに来た。

「愛莉おっはよー」

「美香おはよっ!」


美香が席につくと私の隣に立っている玉木くんを見た。
美香が彼をジッと見ていると玉木くんは自己紹介をはじめた。


「玉木悠斗。よろしく!」

「悠斗ねっ。私は美香。よろしく〜」

いきなり呼び捨て…?
美香って社交的…だよね
結構そういうのって憧れていたりする。

⏰:09/01/18 00:06 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#68 [まな]
「あ、愛莉も俺のこと呼び捨てでいいからね?」

「あ…」

結局、愛莉って呼んでる…。
もちろん問題はないけど。


「じゃあ…悠斗くん…?」

「君づけ?」

「え…」

やっぱり恥ずかしくていきなり呼び捨てなんてできない。

「恥ずかしいとか?」


「あ……う、うん。」


他の子にとっては普通のことなのかな…
私はちょっと抵抗あるな…。

⏰:09/01/18 00:10 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#69 [まな]
「じゃあ、悠ちゃんって呼んでよ!」

「え?」

「あ、それも恥ずかしい?」

私は首を振る。
すると彼は柔らかく笑った。

「じゃあ決まりっ!」

小さく頷く私を見て、美香が耳元でささやいた。

「よく頑張った!」

美香と私は顔を合わせて笑った。

⏰:09/01/18 00:13 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#70 [まな]
玉木くん……悠ちゃんは上機嫌で自分の席に戻った。

美香は、私たちがなぜ仲良くなったか気になっていたから、朝のことを話した。

「高橋くんと……悠…ちゃん…って幼稚園から一緒なんだってー!」


「幼稚園から………」


その話をした途端、美香の表情が一瞬暗くなった気がした。
だけどすぐにいつもの表情に戻ったのでそこまで気にしなかった。

⏰:09/01/18 00:17 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#71 [まな]
「私、幼稚園から一緒の人なんていないやっ!美香はいる?」

「え…?」


まただ。
よく分からない。
もしかしたら気のせいかもしれない。
でも…なんか昨日と違う気がする。

「美香ー?」

心配になって顔をのぞき込む。
すると昨日と同じ笑顔が帰ってくる。

「あ、ごめーん!ちょっとトリップしてたわ!幼稚園から一緒の子だっけ?美香にもそんな親しい関係の人はいませーん!」


あはは、って笑う。

⏰:09/01/18 00:21 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#72 [まな]
(なんだ…やっぱ気のせいか)

よく考えてみれば美香と会ったのは昨日のこと。
一日二日で美香の変化に気づくはずない。


(私、変かも)

気にしすぎかな…、って
美香の違いを気にしなかった。

⏰:09/01/18 00:24 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#73 [まな]
…
………
………………
………………………


人には過去がある。

人それぞれの過去が。

過去−想い出
同じものだけど
同じじゃない

良い過去は想い出に残る
悪い過去は忘れ去られる

でもね、簡単に忘れられないんだよ
ふとした瞬間に辛い過去はよみがえる。


………………………
………………
………

こんなことを聞いたことがある気がする。
誰に聞いたかなんて忘れた
でも、なんか凄く大事なことだよね。

⏰:09/01/18 00:30 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#74 [まな]
×
今日はここまでで。
ホント更新少ないです(><)
文才もない…。
ほぼ自己満ですが
読んでくださってる方がいれば
感想板にカキお願いしますっ!

⏰:09/01/18 00:32 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#75 [まな]
更新します。

⏰:09/01/18 19:27 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#76 [まな]
それからは美香、高橋くん、悠ちゃんと凄く仲良くなっていつも4人でいるようになった。


クラスの人とも少しずつ話すようになって、楽しく過ごせていた。





そうやって高校生活1ヶ月が過ぎた。

⏰:09/01/18 19:36 📱:PC 🆔:MKtgvMfE


#77 [まな]
一ヶ月の間で私の中の何かがくっきりとしはじめた。

美香への気持ち。

悠ちゃんへの気持ち。

そして高橋くんへの気持ち。


少しずつみんなのことが分かってから、私は自分の気持ちに気づいていった。


いつか伝えられたら………

この気持ちを。

⏰:09/01/19 22:04 📱:PC 🆔:BsfQ.v/o


#78 [まな]
【二章 きもち、】end



×

⏰:09/01/19 22:05 📱:PC 🆔:BsfQ.v/o


#79 [まな]
なんでも言える人がいる。
なんでも言ってくれる人がいる。

一緒に笑える人がいる。
一緒に笑ってくれる人がいる。


【三章 ともだち、】

⏰:09/01/31 15:36 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#80 [まな]
「おっはよー!」


いつもと同じ朝が始まる。


入学してから2ヶ月がたった。


「おはよ、美香」

「おはよー愛莉ー!」

美香と私はいつものように挨拶する。

⏰:09/01/31 15:38 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#81 [まな]
「愛莉おはよー!」

「あ、悠ちゃん!おはよ」


結局悠ちゃんは私のことを愛莉と呼んでいる。
そのことに対して、違和感は全くない。

「あ、慎ちゃん。今日も寝てるの?」

席につくときに隣の席が目に入った。

⏰:09/01/31 15:41 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#82 [まな]
慎ちゃん…高橋くんのこと。
ずっと名字で呼んでいたら彼に怒られたのでそれ以来「慎ちゃん」と呼んでいる。

「あー、いつもだろ」

そう言って悠ちゃんが笑って言う。

私たちは2ヶ月で凄く仲良くなった。
いつも4人で一緒にいる。

⏰:09/01/31 15:43 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#83 [まな]
今日もいつもと同じ。

朝、慎ちゃんは寝てて
授業中、美香と私は話をしていて怒られる。
悠ちゃんはそれを見て笑ってる。

仲良くなると色々と分かることもある。

⏰:09/01/31 15:45 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#84 [まな]
慎ちゃんは結構めんどくさがり。
それでいて、いざという時はしっかりしてる。

悠ちゃんはみためと違い頭が良い。
いつもふざけてるようで私たちのことをよく見てる。

美香はいつも明るい。
でもたまに………

⏰:09/01/31 15:48 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#85 [まな]
「うちの親父がさー!」

クラスの子たちが話している。

美香はそれを静かに眺めてた。


(まただ……)


美香はたまに…
凄く悲しい顔をする。
よく分からないけど…
何が原因かは分からないけど…

⏰:09/01/31 15:50 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#86 [まな]
「みーかっ!」

そう言って美香に抱きつく私。

美香はちょっと驚いて私を見て笑う。
私はその笑顔が大好き。

美香の悲しい顔は見たくない。


「愛莉!タックル禁止ー!!」

私の髪をくしゃくしゃにしながら美香は笑う。

⏰:09/01/31 15:53 📱:PC 🆔:iRQ91f3o


#87 [まな]
「ねぇ、美香ぁ」

「ん?どうかした?」

「だーい好き!!!」

そう言って私は笑う。
美香は驚いた顔をしていた。


「愛莉…」


軽く受け流すだろうな、って思ってたのに、美香は凄く真剣な顔で私を見ていた。

⏰:09/02/08 20:14 📱:PC 🆔:Us58zQfQ


#88 [まな]
美香はちょっと泣きそうな顔になってから、いつもの笑顔に戻っていた。

「美香はそんな趣味無いよーん!」

あはは、って笑う美香。

私も一緒に笑っていたけど、心の中ではモヤモヤしたカンジが拭いきれないでいた。

何かあったんじゃないか。
私に相談してはくれないか。

なんでも言ってくれる、そういう友達になりたいんだよ、って。

⏰:09/02/08 20:18 📱:PC 🆔:Us58zQfQ


#89 [まな]
「美香も愛莉が大好きだよっ!他の誰よりも大好きー!愛してるー!!」

笑って私を見ながらそう言った美香。


すると悠ちゃんが私たちの所まできて
「恥ずかしいからやめろよ〜」
って笑いながら来た。

「悠斗!美香と愛莉の友情に割ってはいるなー!」

美香はいつもと変わらずに笑う。
私もその笑顔を見て幸せな気持ちになった。

⏰:09/02/08 20:22 📱:PC 🆔:Us58zQfQ


#90 [まな]
×

誰か読んでますかね?

⏰:09/02/08 20:23 📱:PC 🆔:Us58zQfQ


#91 [まな]
「美香帰ろーっ!」


いつも通り、授業が終わって美香に話しかける。


「うんっ!…あ、日誌置いてくるからちょっと待っててくれる?」


「分かった!じゃあ下で待ってるねー」


そう言って私は荷物をカバンの中に詰め込んで帰る準備をする。

美香は日誌を書いていなかったらしく、一気に今日の分を書き込んでいた。
私が教室を出るときに、「急ぐね!」と美香が言った。

⏰:09/02/17 19:09 📱:PC 🆔:nSSMNY52


#92 [まな]
一階に向かうために階段を降りていく。
すると後ろから声をかけられた。


「愛莉」


後ろを振り向くと慎ちゃんがいた。

「あ、慎ちゃん」

そう言って彼を見るとポケットに手を突っ込んだまま階段を下りてきて、私の横についた。

⏰:09/02/17 19:12 📱:PC 🆔:nSSMNY52


#93 [まな]
「もう帰り?」


「うん。美香と一緒にブラブラして帰るよ」


そう言うと慎ちゃんは軽く笑った。


「ホント仲良いよな〜」


「そういう慎ちゃんだってさー………あ、ほら」


階段の下に悠ちゃんを発見した私。

⏰:09/02/17 19:15 📱:PC 🆔:nSSMNY52


#94 [まな]
「おせーよ慎司!!」


ちょっと頬を膨らます悠ちゃんは可愛かった。


「お前は俺の彼女かよ」

慎ちゃんは謝りもせずに笑ってる。


(ほら。慎ちゃんと悠ちゃんだって仲良いじゃん)

心の中で微笑む私。

⏰:09/02/17 19:17 📱:PC 🆔:nSSMNY52


#95 [まな]
「あれ?愛莉もいるじゃん」

「悠ちゃん気づくの遅いよー!!」


今度は私が頬を膨らます番だ。

「ごめんごめん。てか美香は?」

私は悠ちゃんに教室での会話を話した。
日誌を書かないのは美香らしい、って悠ちゃんは笑ってた。

⏰:09/02/17 19:21 📱:PC 🆔:nSSMNY52


#96 [まな]
「あ、今日は4人でマックでも行かねー?」

悠ちゃんの提案。

「賛成!美香も絶対オーケーだよー!」

「じゃあ決まりー!慎司も大丈夫だよな?」


慎ちゃんは少し頭を掻いて、
「おっけ」
って一言言った。

⏰:09/02/17 19:27 📱:PC 🆔:nSSMNY52


#97 [まな]
それからしばらく美香を待ってたけど、なかなか美香は来なかった。

「日誌、書くの大変なのかな…」

私は少し心配になってきた。
教室に戻ろうかと思った時、美香が上からゆっくり降りてきた。

「おーい美香ーおせーよ!」

悠ちゃんが声をかけたけど、美香にはそれが聞こえないみたいだった。


「美香?」

私の呼びかけにも気づかないようで、美香は私たちの所まで来た。

⏰:09/02/17 19:32 📱:PC 🆔:nSSMNY52


#98 [まな]
近くまで来てようやく気づいたのか、美香は顔を上げる。

「美香?」


美香の目は泣いた後のように真っ赤に腫れていた。

「ご・ごめん…!今日…先…帰るね…?」

美香は私たちにそう言って走っていった。

⏰:09/03/02 12:24 📱:PC 🆔:kOChE4Ek


#99 [まな]
「美香!!!」

いくら叫んでも振り向かない。
全速力で走っていく。


「美香…どうしたんだろ…」

「…泣いてたよな?」

悠ちゃんと私は二人で美香のことを話していた。
慎ちゃんは黙っていた。

⏰:09/03/02 12:27 📱:PC 🆔:kOChE4Ek


#100 [まな]
結局その後は遊べる雰囲気では無かったので家に帰ることになった。

私は二人と帰り道が違うので一人で帰る。



そんな時だった。

⏰:09/03/16 22:54 📱:PC 🆔:0WkvaomE


#101 [まな]
「きーのもーとサン!」


突然後ろから話しかけられた。
振り返ると、そこには知らない女の人がいた。
自分と同じ制服だったので、同じ高校だということが分かった。



「愛莉チャンだよねぇ?」


「え…?あ、はぁ…」

⏰:09/03/16 22:58 📱:PC 🆔:0WkvaomE


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
↑ msgβ
💬
🔍 ↔ V 📝
C-BoX E194.194