暴君ボスとゆかいな仲間たち
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#1 [はるひ◆NndVpyLc6U] 09/01/12 20:29
#8 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「おい、なんだそれは。」
ボスが珍しく興味を持ったように片手で
頬杖しオカマの手の中のものを見る。
「これはカップラーメンって言うのよ?」
…カップラーメン?
あぁ、簡単にラーメンが食べれるってやつ?
全員納得したように頷いた……
と思った。
:09/01/12 23:33
:SO704i
:☆☆☆
#9 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「知らねぇな。」
……………は?
ボスが頬杖してカップラーメンに視線を
やったまま言う。
「ボス、知らないのかい?」
「あぁ。」
ボスの発言に口をあんぐりさせるが
すぐにカマ野郎が焦ったように答える。
「コレにお湯を注いで3分待ったら
ラーメンが出来上がるのよ?」
そっか。
ボス、御曹司だもんね。
まぁオレも王子だからそんな
安い物食べねーけど♪
:09/01/12 23:45
:SO704i
:☆☆☆
#10 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「……ふん。
カス共の知恵か、くだらねぇ。」
…と言うかと思った。
「おい。
食べるぞ、カス共。」
……は?
本日2度目の口あんぐり。
:09/01/12 23:49
:SO704i
:☆☆☆
#11 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「ボ…、ボス?」
「あ゙?なんだ。」
ジロッとこっちを睨む。
「オレ食べたくない。
だってオレ、王子だm…」
「黙れ、王子(仮)が。
それにこれはボス命令だ。
逆らう奴はかっ消す。」
ちょ、…さえぎられたんだけど。
「………。」
これ以上口答えしたらオレの人生
ジ・エンドじゃん。
ボスの殺気に負け、オレは黙り込んだ。
:09/01/13 00:01
:SO704i
:☆☆☆
#12 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「…おい、用意しろ。」
オレをねじふせたあとカマ野郎を
睨み、ぶっきらぼうに言う。
「…あっ、そうねっ…」
カップラーメンを7個出してお湯を入れる。
…――――30秒後―
「まだか。」
「まだに決まってんじゃねぇかぁ!!」
「……3分だそうだ、ボス。」
:09/01/13 00:13
:SO704i
:☆☆☆
#13 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「…ちっ…」
3分と聞き舌打ちをして顔をしかめる。
あの、そんなお顔をされると
余計怖いんですが。
――沈黙―…
…暇、と思いながら目の前の
スクアーロに目線を移す。
…スクアーロはカップラーメンとにらめっこを
しているボスをいとおしそうに眺めていた。
そんなスクアーロを見てるとなんだか
悪戯をしたくなりニヤッと笑い
オレはそれを実行した。
:09/01/13 00:29
:SO704i
:☆☆☆
#14 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「なぁ、スクアーロ。」
「…なんだぁ?」
ボスを見ていた視線をオレに向ける。
「お前、そんなにボスの方ばっか見て
ほんとに好きなんだな♪」
ニヤッと笑いながら言うとスクアーロは
予想通りの反応をした。
「なっ…っ///…!?」
一気にカァッと赤くなりオレを見つめる。
:09/01/13 00:43
:SO704i
:☆☆☆
#15 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「昨日、オレ寝不足だったんだよねー
ボスの部屋から誰かがあえぐ声が
聞こえたんだけど。」
おかげさまで寝れなかったと
ニッコリしながら言ったらスクアーロの顔は
林檎みたいに真っ赤になり図星の
ような反応をした。
…やっぱ面白れー♪
:09/01/13 00:57
:SO704i
:☆☆☆
#16 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→そんな顔を見るとますます意地悪
したくなりオレは追い討ちをかけた。
「ししっ♪
あの声、スクアーロに似てたんだけど。
今もまたボスのこと見てるなんて
いやらしいこと考えてたんじゃねーの?」
ボスにも聞こえるような声で言うと
ボスがぴくっと動きスクアーロを見る。
:09/01/13 01:11
:SO704i
:☆☆☆
#17 [はるひ◆NndVpyLc6U]
→「はっ、淫乱が。
昨日あんなに鳴いたのに
まだ足りねーのか?」
「……ッ違…っ//!!」
真っ赤になりながらも首を振り
否定するがザンザスは立ち上がり
スクアーロのもとまで来て見下しながら
無理矢理立ち上がらせ、
「…いい声で鳴けよ?」
「…ボスっ、腰が…、もう無理…ッ」
「……。」
抵抗するスクアーロの腕を無言で持ったまま
部屋に引きずって行こうとする。
:09/01/13 01:19
:SO704i
:☆☆☆
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