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#232 [蛍火]
 
「あの……」

「………」

んー…
なんか言ってよ

心配しても仕方ないか
これで最後

「別に私には関係ないんですけど…その、体大事にして下さい」




「分かった」

⏰:09/02/09 11:40 📱:auCA3C 🆔:tF0xObxs


#233 [蛍火]
 
「え?」

「減らすよ」

遥は私に背を向けたまま答えた

なんと…!
ちゃんと聞き入れてくれるとは少しびっくり

「頑張って下さいね」

言った甲斐があったな

「ところでさー」

「なんですか?」
 

⏰:09/02/09 13:40 📱:auCA3C 🆔:tF0xObxs


#234 [蛍火]
 


「いつ俺んとこ来んの?」





………。

この人まだいってるよ

「それは断りましたよね」

「なんで?」

⏰:09/02/09 13:49 📱:auCA3C 🆔:tF0xObxs


#235 [蛍火]
 
なんでって…。

「それはこっちの台詞なんですけど」

「なんで私なのかって?」

それもある
普通に家政婦雇えばいい話だよね



「気に入ったから」

⏰:09/02/09 13:54 📱:auCA3C 🆔:tF0xObxs


#236 [蛍火]
 
「あんたが気に入ったから」


そう言って遥は私の方を向いた

気に入った…?
それってどういう意味?




“葵ちゃんのこと好きなんじゃねー?”


 

⏰:09/02/09 14:02 📱:auCA3C 🆔:tF0xObxs


#237 [蛍火]
 
ふと翼が言ってた言葉が脳裏にちらつく


好…き…?


ないないない!
それは絶対にない!

てか勝手に気に入られても困るし!

私は…っ


「もっかい寝る」

⏰:09/02/10 00:58 📱:auCA3C 🆔:Kh9.VJ6.


#238 [蛍火]
 
「えぇ!?」

遥は一人混乱している私を余所に
灰皿を引き寄せ煙草を消している


「ラストまで延長しといた。
時間になったら起こして」


「え.最後まで!?なんで!」

「眠いから」

⏰:09/02/10 01:54 📱:auCA3C 🆔:Kh9.VJ6.


#239 [蛍火]
 
「家で寝たらいいじゃないですか」

「葵が来るまで此処通うから」


「はぁ!?」

馬鹿じゃないの
何回来られても無理なもんは無理!

まぁ所詮来るとか言って来ないのがオチでしょ


「じゃおやすみ」

⏰:09/02/10 01:58 📱:auCA3C 🆔:Kh9.VJ6.


#240 [蛍火]
 
「あっ待って」

ゆっくり横になろうとしていた遥の体が止まった

「…なんすか」

不機嫌そうな顔をして私を見る


「いや…あの…上着!シワになりますよ」

高そうなスーツなのにそのまま寝たら台無しになっちゃう

私って…お節介なのかも…

⏰:09/02/10 02:02 📱:auCA3C 🆔:Kh9.VJ6.


#241 [蛍火]
 
すると遥は素直にネクタイと上着を脱ぎ私に渡す

Yシャツから覗く鎖骨が綺麗で色っぽく見えた

そしてベッドに潜り込んで私と視線を合わす



「ん.おやすみ」

「あ…おやすみなさい」
 

⏰:09/02/10 10:40 📱:auCA3C 🆔:Kh9.VJ6.


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