漆黒の夜に君と。[BL]
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#168 [ちか]
「クスッ‥もっとしてほしかった?」


恭弥はそう言って意地悪く笑う。


その質問があまりにも確信をはっきりと突いていて、俺は顔を赤らめた。

⏰:09/02/07 17:30 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#169 [ちか]
「う‥るさい‥っ//」


弱々しく言い返す俺。

本当はもっとしてほしい。
もっと触れてほしい。



だけど、そんな事言えない。
それを口にしてしまったら、恥ずかしくてコイツを睨めそうにもないから。

⏰:09/02/07 17:38 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#170 [ちか]
「クスッ、素直じゃないんだから。」


見透かしたようにそう言うと、また唇を塞いだ。

「ッ・・ハァ‥ンッ!!・・ぅっ‥///」

さっきよりもさらに濃くて、優しいキス。

離れたくなくなるほどに。

⏰:09/02/07 17:50 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#171 [ちか]
その気持ちよさに、俺の目はだんだんとまどろんでいく。


「クスッ・・冥、可愛い。」

「‥―!!あ‥ッ・・ん///」


甘く囁かれて突然耳を甘噛みされた俺は熱っぽい声をあげた。

 

⏰:09/02/07 18:11 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#172 [ちか]
「耳、感じるの‥?」

恭弥は俺のツボを知っているかのように、甘く低い声で囁く。

「・・ッハァ‥からかうな‥ぁッ!!!///」


途切れ途切れに言い返しながら肩で息をする俺を見て、恭弥は満足げに微笑んだ。

⏰:09/02/07 18:17 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#173 [ちか]
耳から首筋へ、首筋から鎖骨へと舌を這わされて、俺はその快楽によって出そうになる声を噛み殺す。



その唇に、
その舌に、
その指に感じていることを知られたくなかった。



俺の小さなプライドがそれを許さなかった。

⏰:09/02/07 20:17 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#174 [ちか]
「なんで我慢するの?」


恭弥は舌を這わしながらも、その合間に俺の微妙な行動を察して、的確な問いを投げかける。


まるで、お前の頭の中なんてお見通しだ、と言うような余裕の笑みで俺を見つめる。


俺はそれが悔しくて、今にも出そうな声を必死に飲み込んだ。

⏰:09/02/07 20:28 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#175 [ちか]
「へえ‥―
冥は頑固だね。
でも・・いつまで我慢出来るかなあ?」


その瞬間、恭弥は今まで見せたことのないような表情(カオ)をした。

俺はそれに思わず気をとられて、

「‥―ッ!!!!?///んぁ‥ハァッ!!//」


恭弥に隙を与えてしまった。

恭弥その一瞬を逃さず、ズボン越しから俺のモノを鷲掴みにした。

⏰:09/02/07 20:49 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#176 [ちか]
「クスッ・・こんなに膨らんで‥―。ここ、狭そうだね?」

「ハァッ‥んン!!///やめっ・・//」


細長い指先が、円を描くように俺の堅くなったモノをなぞる。


俺は身体をよじってその手から逃れようとするが、それが余計に恭弥を本気にさせてしまった。

⏰:09/02/07 21:06 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


#177 [ちか]
「んぁッ!!//ハァッ‥―!!//」


突然胸の突起に吸い付かれた俺はあっけなく吐息混じりの声をあげてしまった。


俺の小さなプライドはコイツにいとも簡単に崩されていく。


いつの間に剥ぎ取られたのか、俺は上半身に何も纏(マト)っていなかった。

「厭らしい格好だね。クスッ
相当我慢してたでしょ?」

耳元で囁き、
胸の突起を弄び、
左手で俺のきわどい部分をなぞっていく。

⏰:09/02/07 21:21 📱:P906i 🆔:HBpMrMsU


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