漆黒の夜に君と。[BL]
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#360 [ちか]
そんなくだらない会話と笑い声で昼休みも終わり午後の授業。
………つっても寝てたから全然記憶ないんだよな。
だって毎日毎日、恭弥に規則正しい時間に清く正しくない方法で起こされて、ゆっくり寝れる時間授業中ぐらいしかねえんだもん。
:09/02/23 17:28 :P906i :P7nfAI8c
#361 [ちか]
「──…い──‥おい。」
「ん‥‥、おはよ透ー‥」
そう言って俺は寝ぼけながら重たい目を擦る。
「誰が透だよ。
早く起きやがれ。」
:09/02/23 17:53 :P906i :P7nfAI8c
#362 [ちか]
そのドスのきいた声に、
一気に目が覚めた。
咄嗟に見上げると、そこには俺を睨み付ける優里。
「いつまでもグースカ寝てんじゃねえよ。」
眉間にシワを寄せながら言うソレには爽やかさの欠片もない。
:09/02/23 18:16 :P906i :P7nfAI8c
#363 [ちか]
>>359訂正
不敵笑みで
└→×
不敵な笑みで
└→○
すいません(´;ω;`)
:09/02/23 20:55 :P906i :P7nfAI8c
#364 [ちか]
「SHRなんかとっくに終わったつーの。」
どおりで‥‥
見渡す限り、室内には俺とこいつ2人だけだ。
「っな、なんだよ、お前!!
なんか用?!」
「おう。てめえには言いたい事が山ほどあ…、」
『山ほどある』
優里がそう言おうとした時、教室の後ろドアが音をたてて開いた。
:09/02/23 21:08 :P906i :P7nfAI8c
#365 [ちか]
「冥?遅いから迎えに…」
そこに立っていたのは恭弥だった。
「兄貴‥‥──っ!!!!」
「優里?なんで‥‥──」
ぎゅっ…───
:09/02/23 21:17 :P906i :P7nfAI8c
#366 [ちか]
「会いたかった‥‥ずっと‥‥───」
俺は目の前の光景に唖然とした。
だってそこには恭弥に抱きつく優里の姿があって。
:09/02/23 21:20 :P906i :P7nfAI8c
#367 [ちか]
「久しぶりだね。元気だった?」
おい、待て待て。
なに頭とか撫でちゃってんの?ねえ。
むかつく…。
:09/02/23 22:11 :P906i :P7nfAI8c
#368 [ちか]
胸の奥から湧いてくるそのなんとも言えない腹立たしさに、俺は暫くの間何も言えずただその光景を睨む事しか出来なかった。
「‥‥て言うか、優里いつから帰ってきてたの?」
「‥‥‥‥‥、一昨日。」
「一昨日?!お前、もしかして抜け出して来た?」
「‥‥‥‥‥。」
「お前なあ‥‥ダメだろ?」
「だって‥‥‥っ」
:09/02/23 23:32 :P906i :P7nfAI8c
#369 [ちか]
2人の会話の意味が全く
分からない。
抜け出すだの、なんだのって‥‥
なんか余計疎外感感じるんだけど。
:09/02/23 23:35 :P906i :P7nfAI8c
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