漆黒の夜に君と。[BL]
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#33 [ちか]
「なにブツブツ言ってんだよ!!!
テメエも殴られてえか?!」
「物騒なこと言うね。
・・・けど、下手に僕に触れると、骨・・折れるよ?」
怪しく笑うそれは言う。
:09/02/01 23:53 :P906i :4lMj49Xc
#34 [ちか]
>>32└→ひば
さま*
ありがとうございます!!
そう言ってもらえて嬉しいです><
:09/02/01 23:55 :P906i :4lMj49Xc
#35 [ちか]
「はぁ?!テメエなめてんじゃねーぞコラァ!!!」
そう言って俺の腕を掴んでいた男は黒髪の男に殴りかかった。
バキッ..
「ゔああぁぁぁぁ゙!!!」
なんとも言えない鈍く痛々しい音と共に、強面の男が叫んだ。
:09/02/02 00:29 :P906i :XnrBx5q.
#36 [ちか]
「だから言ったでしょ・・?折れるって。」
もう1人は青ざめて走り去っていった。
(コイツ、何者・・・?)
俺は目の前で起こった事が上手く理解出来なくて、ただ立ち尽くした。
:09/02/02 00:33 :P906i :XnrBx5q.
#37 [ちか]
「君、大丈夫?」
方針状態の俺に問いかける
「・・・え、あ、はい!」
「そう。良かった。」
真っ暗の路地裏を月光が照らし、そいつをうつした。
:09/02/02 00:38 :P906i :XnrBx5q.
#38 [ちか]
あれ・・?
この人の顔どっかで・・――
「・・君、確か日下冥君だよね?」
「え、なんで俺のこと・・?」
「そりゃ生徒会長は全校生徒の顔と名前くらい覚えなきゃ務まらないでしょ?」
生徒・・会長・・?
:09/02/02 00:45 :P906i :XnrBx5q.
#39 [ちか]
「恭弥様!!こちらにいらしたんですか!!
急に居なくなられては困ります!!」
恭弥さま?
恭・・――
「あぁ、ごめんね。
で、商談の方はどうなったの?」
「向こう側が5億で成立させてくれと・・」
「駄目だよ。
10出せないなら、この話は無かった事にしてと伝えて。」
「はい。」
5億?!
10?!
:09/02/02 00:56 :P906i :XnrBx5q.
#40 [ちか]
なんなんだ、コイツら!!
金のケタが・・
「ところで君、」
「..あ、はい」
「こんな処でこんな時間に何してるの?」
「あ、えっと..その..」
「冥ー!
早く戻ってこーい」
言葉に詰まっていると、
店の中から店長の声がした
:09/02/02 08:34 :P906i :XnrBx5q.
#41 [ちか]
「はーい!今戻りまーす!」
いけね、店忘れてた!!(汗)
早く戻らねーと・・、
「ふーん。君、ここで働いてるんだ?」
男はまた俺に問いかけた
「は、はい..」
:09/02/02 16:00 :P906i :XnrBx5q.
#42 [ちか]
「困るなあ。
うちの高校は学校の許可なしのバイトは禁止だし、ましてやこんな時間にこんな場所で。
ここら辺って事は、歳もごまかしてるよね?
そうなると、最悪の場合退学って可能性も・・・」
た、た、退学?!?!
淡々と語るそいつの目はやけに冷ややかだった。
「見逃してあげたいところだけど、一応僕生徒会長だしねえ・・」
「恭弥様、そろそろ時間が・・」
_
:09/02/02 16:26 :P906i :XnrBx5q.
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