漆黒の夜に君と。[BL]
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#457 [ちか]
乱れる呼吸の音が広い部屋に響く。
「冥‥‥。」
抱き寄せられた俺を甘い香りが包み込む。
虚ろな瞳を上に向けると、そこには優しい微笑みがある。
:09/03/07 16:36 :P906i :oir91KIU
#458 [ちか]
「僕はお前以外愛しいと思わない。だからヤキモチなんか妬く必要ないんだよ。
冥はただ僕に愛されてればいい。」
そう言って優しく俺の髪を撫でる。
全身にその言葉が染み渡って、俺の胸は温かくなった。
と同時にその安心感からか、極度の睡魔が俺を襲った。
:09/03/07 16:45 :P906i :oir91KIU
#459 [ちか]
「きょ…おや‥――」
「ん?」
恭弥の服を握ったまま寝息をたてる俺。
「クスッ、寝言か。」
無防備な俺の寝顔に恭弥の顔も自然とほころんだ
:09/03/07 16:58 :P906i :oir91KIU
#460 [れい]
:09/03/07 17:28 :N905imyu :LhsZsC.g
#461 [ちか]
>>460└→れいさま*
ありがとうございます♪
アンカーまで><
もしよかったら、感想板
にも来てくださいね^^♪
:09/03/07 20:06 :P906i :oir91KIU
#462 [我輩は匿名である]
>>459恭弥は冥の白く透き通るような肌にそっとシーツをかける。
強く握れば壊れてしまいそうに細い腕や肩。
その全てが愛しくなる。
「‥‥‥ヤキモチ妬きたいのは僕の方なんだけど。」
そう言って苦笑すると、
恭弥も深い眠りについた
:09/03/07 20:17 :P906i :oir91KIU
#463 [ちか]
次の日、俺はいつもの甘い香りで目を醒ました。
正確には起きた時、あの後寝てしまったんだと言う事に気づいたんだけど。
寝ぼけ眼を開けると、目の前に飛び込んでくる恭弥の寝顔。
いつ見ても綺麗だと思わせるその顔に、俺は頬を染めた。
:09/03/07 21:26 :P906i :oir91KIU
#464 [ちか]
心臓がドクンドクンと強く脈を打つ。
長いまつげ。
高くて形のいい鼻。
薄くて魅力的な唇。
やばい。
‥‥‥‥‥全部好き。
:09/03/07 22:07 :P906i :oir91KIU
#465 [ちか]
みるみるうちに俺の顔は赤くなっていく。
だって寝顔って‥‥
反則だろ‥‥‥‥///
触れたいと言う欲が俺を支配する。
:09/03/07 22:25 :P906i :oir91KIU
#466 [ちか]
自然と顔が恭弥に近づいていく。
紅い唇が目の前に。
目の前に‥‥‥‥。
:09/03/07 22:29 :P906i :oir91KIU
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