漆黒の夜に君と。[BL]
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#247 [ちか]
「それに、冥見てる方が楽しいしね。」


そう言って俺の口の端についたソースを指でとってペロッと舐めた。


「あ、また赤くなった。」


クスッと笑うコイツと
赤面する俺。


めちゃくちゃ悔しい。
またコイツのペースだ…

⏰:09/02/11 21:54 📱:P906i 🆔:D4KC0L06


#248 [ちか]
「いらないっ!!///」

「クスッ、可愛い♪」

「からかうなっ!!!!!」

「だって可愛いもん。」

「・・・・。(怒)」


あ゙〜〜〜っ!!!!
もうやだ!!!!


コイツもコイツのペースに流される俺もいやだ…。

⏰:09/02/11 22:18 📱:P906i 🆔:D4KC0L06


#249 [ちか]
良く考えろ俺…

一昨日から今まで何回こう言うやり取りをした?!


いい加減大人になれ俺…

流されるな、
流されるな、俺…


呪文のようにそんな事を小声で呟く俺と、それを不思議そうに見つめる恭弥。

⏰:09/02/11 22:29 📱:P906i 🆔:D4KC0L06


#250 [ちか]
「恭弥様、そろそろお時間でございます。」


「あ、そう。
じゃ、冥行こっか。」


「う、うん..」


次からコイツに流されない事を心に固く決心して俺はその場をあとにした。

⏰:09/02/11 22:34 📱:P906i 🆔:D4KC0L06


#251 [ちか]
車に乗り込んで数十分。


学校まであと少しのところで俺は車を停めてもらった。


「冥?どうかした?」

俺を不思議そうに見つめる恭弥。

「や、あの…歩きたいなって。あははは‥」


本当は昨日みたいな質問攻めをされたくないだけ。

⏰:09/02/12 19:25 📱:P906i 🆔:XFHqvW0U


#252 [ちか]
「ふうん…、じゃあ僕も降りようかな。」

「なっ、なんで?!?!」

「なんでって言われても。
冥居なきゃつまんないしね。」

いや、あんたも降りたら結局昨日一緒なんだよ!!


「なにか問題でも?」

「い、いや…。」

言葉の中の微妙な威圧感に俺は拒否出来なかった。

⏰:09/02/12 19:36 📱:P906i 🆔:XFHqvW0U


#253 [ちか]
>>252訂正
結局昨日一緒なんだよ
└→×
結局昨日と一緒なんだよ
└→○
すみません><

⏰:09/02/12 19:39 📱:P906i 🆔:XFHqvW0U


#254 [ちか]
教室に入ると、昨日に巻き戻ったようだった。


恭弥が歩いて登校してきた事がかなり珍しかったらしい。



つーかそんなん本人に聞けっつーの!!!!!
なんで俺が2日連続で朝っぱらからしち面倒くさい目に遭わなきゃいけないんだよ…。

⏰:09/02/12 19:47 📱:P906i 🆔:XFHqvW0U


#255 [ちか]
「おはよー透ー。」

朝からもみくちゃにされながらクタクタな声で透に話しかけた。

「おー。今日も仲良く登校ですか。」

茶化すように言う透。

「仲良くってワケでもねーよ…」

 

⏰:09/02/13 18:32 📱:P906i 🆔:z7IuJ69c


#256 [ちか]
「どうだか。(笑)
てかお前が遅刻せずに朝礼参加とか初めてじゃん。」

「朝礼?」

「お前、木曜(今日)は朝礼の日だろーが。」

「…そーだっけ?」


朝礼なんてまともに参加した事のない俺が、そんな事覚えてるわけない。

そんな俺を透は「お前らしいわ。」と呟いて笑った。

⏰:09/02/13 18:40 📱:P906i 🆔:z7IuJ69c


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