漆黒の夜に君と。[BL]
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#253 [ちか]
>>252訂正
結局昨日一緒なんだよ
└→×
結局昨日と一緒なんだよ
└→○
すみません><
:09/02/12 19:39 :P906i :XFHqvW0U
#254 [ちか]
教室に入ると、昨日に巻き戻ったようだった。
恭弥が歩いて登校してきた事がかなり珍しかったらしい。
つーかそんなん本人に聞けっつーの!!!!!
なんで俺が2日連続で朝っぱらからしち面倒くさい目に遭わなきゃいけないんだよ…。
:09/02/12 19:47 :P906i :XFHqvW0U
#255 [ちか]
「おはよー透ー。」
朝からもみくちゃにされながらクタクタな声で透に話しかけた。
「おー。今日も仲良く登校ですか。」
茶化すように言う透。
「仲良くってワケでもねーよ…」
:09/02/13 18:32 :P906i :z7IuJ69c
#256 [ちか]
「どうだか。(笑)
てかお前が遅刻せずに朝礼参加とか初めてじゃん。」
「朝礼?」
「お前、木曜(今日)は朝礼の日だろーが。」
「…そーだっけ?」
朝礼なんてまともに参加した事のない俺が、そんな事覚えてるわけない。
そんな俺を透は「お前らしいわ。」と呟いて笑った。
:09/02/13 18:40 :P906i :z7IuJ69c
#257 [ちか]
暫くしてチャイムが鳴り、俺達はゾロゾロと体育館に向かった。
体育館に着くと、透と別れ自分の定位置についた。
長ったらしい朝礼が始まるのかと思うと憂鬱で仕方ない。
俺は一度大きく欠伸(アクビ)をした。
:09/02/14 18:34 :P906i :XA.ZP7xg
#258 [ちか]
が、そんな眠気も憂鬱も次の瞬間一気に吹っ飛んでしまった。
「みなさん、おはようございます。」
そんな聞き覚えのある声がマイクを通して館内に響く。
それに伴って体育館中も少しざわめき始めた。
前に立っているのは紛れもなくアイツ。
:09/02/14 18:42 :P906i :XA.ZP7xg
#259 [ちか]
そー言えば、アイツ生徒会長だっけ…。
ピシッと制服に身を包み、なんとも言えないオーラを放つ恭弥。
俺はどうもコイツの学校と普段のギャップに馴染むことが出来なくて、まじまじとソイツを見ていた。
:09/02/15 10:57 :P906i :AvBQeG76
#260 [ちか]
「黒羽先輩ほんとかっこいい///」
となりの奴らが小さな声で話しだした。
「木曜は朝から黒羽先輩見れるから幸せだよねー!」
俺は朝の朝からコイツ見てるけど、そんな幸せ感じねーぞ…
となりの奴らが大きく頷いてるのを見ながら、俺は心の中で小さく呟いた。
:09/02/15 11:01 :P906i :AvBQeG76
#261 [ちか]
「あ、でも知ってるー?」
「なにが?」
「黒羽先輩ね、佳山先輩と付き合ってるらしいよ〜」
「え?!」
そんな言葉が耳に届いた瞬間、俺は咄嗟に声を漏らした。
隣の奴らにまでその声は届いてなかったようで、そいつらは話を続けている。
:09/02/15 11:08 :P906i :AvBQeG76
#262 [ちか]
「え?!うそ、副会長じゃん!!」
「そーそー。あたしも昨日2年の先輩達から聞いてさあ…」
言葉の一つ一つが俺の胸をざわめかせ、鼓動を速めた。
「そう言えば最近よく一緒に居るような…」
「まぁ、佳山先輩超美人だし仕方ないよね〜」
「悔しいけど美男美女だしねー」
:09/02/15 11:13 :P906i :AvBQeG76
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