漆黒の夜に君と。[BL]
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#480 [ちか]
シャワーを浴び終わったあと、身なりを整えて1階に降りた。

すれ違うたびにメイドの人達に挨拶される。


この家、何人雇ってるんだろ?や、何十人か。
と思わず考えてしまうほどに多い。

そんな考えに耽っていると、いつの間にか部屋の前に着いていた。

⏰:09/03/08 12:24 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#481 [ちか]
既に席に着いている二人

恭弥の隣にはあの豹変野郎(優里)が俺を睨みつけながら座っていた。


「遅ぇんだよ、このノロマ。」

あー朝からコイツまじむかつく。

「優里。」

「‥‥‥‥。」

んで、相変わらずコイツは恭弥に弱いわけか。

⏰:09/03/08 15:55 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#482 [ちか]
いつもよりやけに静かだ


時々なる食器の音がやたら大きく感じる。


うん、なんか豹変野郎に見張られてる気がして落ち着かないんだよな。


飯も不味くなる。
いや、上手いけどさ。

なんか食欲なくなるんだよ。

⏰:09/03/08 16:07 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#483 [ちか]
車の中でもその静かささは同じだった。



恭弥 優里 俺
の順番で俺達は位置づいている。


触れることも喋ることも
出来ない。

誰かこの番犬並みの威圧を持つコイツをどうにかしてくれ‥‥。

⏰:09/03/08 16:19 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#484 [ちか]
>>483訂正

静かささ→×
静けさ→○

すいません><

⏰:09/03/08 16:20 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#485 [ちか]
>>482訂正

上手いけど→×
美味いけど→○

すいません

⏰:09/03/08 21:20 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#486 [ちか]
>>483

「じゃあまた放課後にね」

「…うん。」


会話をしたのはこれだけ

いつも以上に淡白だ


恭弥と別れた俺(達)は階段を上がり教室へと足を進める。

「なぁ、そろそろその目やめてくんない?」

背中に痛いくらいの視線を感じながら俺は言った

⏰:09/03/08 21:26 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#487 [ちか]
「あ゙ぁ?俺に指図すんじゃねえよ、この‥‥」

その時、

「あ、黒羽くん!おはよーっ♪」

下から声をかけてきた同じクラスの女子。

「おはよ!」

‥‥うん、爽やかな笑顔でそれに応えたのは優里

コイツ、二重人格か?

「ちげえよ、馬鹿野郎。」

⏰:09/03/08 22:10 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#488 [ちか]
なにコイツ人の心読め…

「全部口に出てんだよ。」

「あ、まじ?」

つい本音が。



どうやら女子は爽やかな笑顔に悩殺されて教室に走っていったらしく、いつの間にか階段には俺達2人だけになっていた。

⏰:09/03/08 22:16 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#489 [ちか]
「お前さあ、なんで俺の前だけそう豹変すんの?」

「あ゙?んな事お前に答える…「やっぱ二重人格「ちげえよっ!!!!!」


素早い反応…
コイツ猿並みだな。

「これは‥‥‥兄貴のためだ。」

⏰:09/03/08 22:30 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


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