漆黒の夜に君と。[BL]
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#71 [ちか]
「悪夢だ・・・」
出来る事ならこれが夢であってほしい。
夢の中の方がよっぽど現実らしい。
1人には広すぎる部屋に、やたらと大きなベッド。
おしゃれで高そうな家具類。
俺には似合わなすぎる。
:09/02/02 21:36 :P906i :XnrBx5q.
#72 [ちか]
「そうだ、着替え・・」
って!!!
制服、店に置きっぱなし!
「どーすんだよ、もう・・っ」
俺はイライラしてクシャクシャと自分の頭をかいた。
:09/02/02 21:52 :P906i :XnrBx5q.
#73 [ちか]
ガチャッ
「言い忘れてたけど、」
背後から急に声がして、
俺の体はびくついた。
「ノ、ノックぐらいしろっ!!!!!」
「固い事言うなよ。
男同士だろ?
それとも・・僕の事意識してる?」
怪しい笑顔で俺の肩を軽く持つと、俺を自分の方に向けた。
:09/02/02 22:03 :P906i :XnrBx5q.
#74 [ちか]
身長差は10cmとちょっと、と言うところだろうか。
見下ろされてるのが、
むかつく・・。
それに対して、俺とコイツの身体(カラダ)の距離は、
5cm程度。
こんな至近距離に、こんな美形が居て、昨日あんな事されりゃあ意識するだろーがっ!!///
:09/02/02 22:12 :P906i :XnrBx5q.
#75 [ちか]
「い、意識なんかしてない・・!!//」
「へえ・・。
こんなに顔赤くして?」
恭弥はわざわざ腰を少し下ろして、俺と目線を合わせた。
コイツ、俺の反応を見て遊んでやがる・・。
むかつくっ!!
:09/02/02 22:20 :P906i :XnrBx5q.
#76 [ちか]
「・・手どけろよっ!!」
俺は自分の肩に置かれた、奴の手をはらった。
「昨日とは違って言葉が乱暴だね。」
まるで子供を扱うように俺に接してくる恭弥が、本当に本当ーにむかつくっ!!!!
「ま、そんなとこも可愛いけどね。」
・・・・。
もう腹がたちすぎて言葉にならない。
:09/02/02 22:31 :P906i :XnrBx5q.
#77 [ちか]
「本当に冥、顔赤いよ?
熱でもあるんじゃない?」
ちげーよっ!!
むかつきすぎて頭に血が昇ってんだっつーのっ!!
と、言おうとした瞬間・・―
ぺたっ。
_
:09/02/02 22:35 :P906i :XnrBx5q.
#78 [ちか]
「☆¥※%$!!!!!///」
「ん・・、熱は無いみたいだね。」
お、おでこがピタッて・・!!
顔、ち、近すぎだしっ!!!
びっくりした俺は力が抜けて真後ろにあるベッドに倒れ込んだ。
:09/02/02 22:38 :P906i :XnrBx5q.
#79 [ちか]
「※%$☆¥ッ〜‥!!//」
言葉にならなくて、俺は
口をパクパクさせた。
「なに、誘ってるの?」
怪しげな笑みを浮かべる
恭弥。
「ちがっ・・!!////んン・・ッ」
:09/02/02 22:44 :P906i :XnrBx5q.
#80 [ちか]
両手首を掴まれ、
突然唇を塞がれた。
「ん・・・ッ!・・・ハァッ・・・んんッ!!///」
恭弥の舌が俺を犯していく
(何やってんだこの人!!)
クチュッ..
「ん・・・あッ・・んッ!!!」
濃厚で甘くて、
頭がおかしくなりそうだ。
俺は力いっぱい抵抗したが、恭弥はびくともしない。
:09/02/02 23:42 :P906i :XnrBx5q.
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