漆黒の夜に君と。[BL]
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#82 [ちか]
乳首に爪をたてられて、
自然と声が出てしまった。
「や・・め・・・っ//」
「やめてほしいの?
ココはこんなに感じてるのに?」
恭弥はそう言って、俺の
突起を指先で弾(ハジ)いた。
「やぁッ・・ハァ・・んっ//」
出したくもない声が
溢れてくる。
:09/02/03 00:04 :P906i :Z2RBanbU
#83 [ちか]
心とは裏腹に身体はやけに正直で。
まともだった昨日までの俺はどこに行ったんだ。
今じゃ、
男の愛撫に恥ずかしいほど感じてる。
情けない・・――
:09/02/03 00:05 :P906i :Z2RBanbU
#84 [ちか]
「冥は淫乱だね。
ちょっと触っただけで、こんなになって・・」
恭弥はそんな事を甘く低い声で耳元で囁きながら、
首筋を舌でいやらしく這っていく。
「ぃッ・・んン、あ..!!ハァ・・ッ」
そんな近くで囁かないで。
そんな風に這わないで・・っ
感じたくないのに..
敏感な自分が嫌で、
目が潤んでくる。
:09/02/03 18:27 :P906i :Z2RBanbU
#85 [ちか]
「離・・せ・・ッ・・―嫌ぁッ..」
そんな俺の必死の訴えにも恭弥は、
「そう言う目が僕をそそるんだよ?」
と言いながら容赦なく俺を責め続ける。
首から胸へ。
胸からみぞおちへ。
舌はどんどん下へと降りていく。
:09/02/03 18:33 :P906i :Z2RBanbU
#86 [ちか]
「こんなに腫らして・・」
恭弥はズボン越しから、
俺のモノをなぞった。
そしてそのままベルトへと手をかける。
「や・・っめろ・・―ッ」
コンコン.
「恭弥様、冥様、そろそろ学校のお時間が・・、」
:09/02/03 18:39 :P906i :Z2RBanbU
#87 [ちか]
「‥‥今、行くよ。」
そう言って、恭弥は俺から離れた。
「あ、そうそう。
言い忘れてた事ってのは、制服の事でね。
新しいのがクローゼットに入ってるから着るといいよ。じゃ、下で待ってるね。」
バタン..
「た、助かったあ〜・・。」
:09/02/03 21:24 :P906i :Z2RBanbU
#88 [ちか]
安堵の息が零れた。
「危なかったあ..。
ほんとアイツなに考えてんの・・」
俺ははだけた服を整えて、クローゼットから制服を取り出した。
新品の匂いが鼻を通る。
まさかあんな時間から、新品を取り寄せたのか?
「金持ちの考えは解んねえ・・」
そんな独り言を呟きながら、制服に腕を通した。
:09/02/03 21:33 :P906i :Z2RBanbU
#89 [ちか]
シワ一つないパリパリの制服は着心地が悪くて、ちょっと違和感がある。
着替え終わり、鏡の前で乱れた髪をなおした。
「あれ?」
首筋に赤い斑点が一つ。
これは・・・―、キスマーク。
:09/02/03 21:59 :P906i :Z2RBanbU
#90 [ちか]
「あんの野郎っっ!!!!」
怒りがピークに達した俺は勢いよく部屋を飛び出した。
いつの間につけたんだ?!
ドタドタと乱暴に階段を降りて、真っ先に恭弥のもとへ向かった。
:09/02/03 22:03 :P906i :Z2RBanbU
#91 [ちか]
「はぁッ・・はぁッ・・はぁ!!」
「そんなに急がなくてもいいのに。」
恭弥の呑気な口調が余計に俺を苛立たせる。
「これっ!!!!なんだよ!!」
俺はシャツの襟を少し引っ張って、キスマークを指指した。
:09/02/03 22:06 :P906i :Z2RBanbU
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