クソガキジジイと少年。みそ汁編
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#9 [ザセツポンジュ]
『キュウちゃん。おっぱいよう。』
『。。。うん。おはようすーさん。』
幼少期のキュウでも
すーさんには
冷たい目線を送らなければ
ならないと言う事は
分かっていた。
すーさんはキュウを
大人にしたのだ。
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#10 [ザセツポンジュ]
『ジョウジロウちゃん!すいとう持ったか?今日はオレ、ムシトリアミ係で、キュウはおにぎり係だったろ!』
『持ったよー。氷も入れたよ。』
シャンシャン。と
すいとうをふる男の子の名を
西村ジョウジロウ。
通称ジョウジロウちゃん。
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#11 [ザセツポンジュ]
すーさんの孫とは
到底想像もつかないほど
優しくて
どちらかと言えば
大人しい子供だ。
ジョウジロウちゃんちの
表札には
“西村・鈴木”
と記されていた。
それはただ単に
ジョウジロウちゃんちの
お父さんが
マスオさん状態だった
だけの事なのだが
子供達は
そんな事知るよしもない。
:09/02/12 03:23 :W61S :xfEO8M/w
#12 [ザセツポンジュ]
『おぉおい!なんじゃこのゴミは!きーさん!朝から何の騒ぎじゃ!』
キュウ、トミー、ジョウジロウちゃんの三人は
すーさんと
きーさんの間に挟まれ
立ち止まる。
『すーさん。おはよう。いやぁ。朝からいい事をすると気持ちがいいね。』
:09/02/12 03:28 :W61S :xfEO8M/w
#13 [ザセツポンジュ]
そう言いながら
得意気にほうきを持って
見せるきーさん。
『きーさんのは嫌がらせと言うんじゃよ。』
すーさんは
きーさんがまとめた
枯葉とゴミを
蹴っ飛ばした。
『あぁ!枯葉せっかんじゃ!おい孫共!よく見ろ。あれが枯葉せっかんじゃ。』
:09/02/12 03:31 :W61S :xfEO8M/w
#14 [ザセツポンジュ]
三人は
すーさんをまじまじと
見つめる。
『枯葉せっかんてなぁに?すーさん。』
トミーは
すーさんに尋ねた。
『エッチな事じゃ。』
『キャハハハハ。』
子供達は
何にでも反応する。
おもちゃみたいだ。
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#15 [ザセツポンジュ]
『枯葉をいじめる事じゃよ。せっかんと言うのは意地悪に叩いたりする事じゃ。お前ら、ひとつかしこくなったぞ。よし、遊びに行け。』
満足そうに笑うきーさん。
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#16 [ザセツポンジュ]
『おい待てチビ共!こういうな、楽しそうに嫌がらせをするジジイを見つけたらすぐ交番のおじちゃんに言いつけろ!分かったか!』
:09/02/12 03:40 :W61S :xfEO8M/w
#17 [ザセツポンジュ]
『あっ!ちょうちょ!』
興味がいっぱいのキュウに
ハナクソをほじるトミー。
シャンシャンと
氷の音を確かめる
ジョウジロウちゃん。
すーさんの話は
割りとどうでもいいようだ。
:09/02/12 03:41 :W61S :xfEO8M/w
#18 [ザセツポンジュ]
そんな事はさておき
この物語は
クソガキみたいなジジイ二人と
とても仲良しな少年二人の
お話です。
:09/02/12 03:42 :W61S :xfEO8M/w
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