黄色い空と青い月
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#1 [さわ] 09/02/20 18:48
ねえ、きっと
この雨が止む頃には
笑えるよ
#2 [さわ]
ざざあ‥
ざざあ‥
激しく
でもゆるやかに
繰り返される波の音で
目を覚ました。
ゆっくりと目を開けると
真っ青で太陽の輝く空が見えた。
きれいだな‥
｢‥‥み‥‥おーい！きみ!｣
:09/02/20 19:01 
:F706i 
:☆☆☆
#3 [さわ]
コエがする。
バタバタバタ‥‥
騒がしい足音と一緒に
コエはどんどん近くなって。
｢‥おいっ、しっかりしろ！｣
次の瞬間には身体を
大きく揺さぶられていた。
:09/02/27 06:56 :F706i :☆☆☆
#4 [さわ]
¨俺は大丈夫､
ちゃんとコエ聞こえてる¨
そう伝えたいのに
おれは上手く喋れなくて
ただ口をぱくぱく動かすだけ。
｢こりゃ体温がかなり下がってるな‥
とりあえず店まで運ぼう。
おーい！オヤジ！来てくれ！｣
みせ‥？おやじ？
おれは騒がしいコエを
聞きながらもう一度
眠りについた‥―――――
:09/02/27 07:03 :F706i :☆☆☆
#5 [さわ]
―広い、広い草原にいた。
ただ１人、俺は立っていた。
さわさわ‥
風に揺れる草や花を
眺めていると
遠くに人影が見えた。
｢だれかいるのか？｣
そう声を掛けた次の瞬間
人影は俺を指差して
――オマエハエラバレシモノ
大地から湧いてきたように
低く、暗い声を発した。
:09/03/19 00:31 :F706i :☆☆☆
#6 [さわ]
その声を境に風景は歪み始め
｢‥なっ‥うわあっ｣
辺りは草一つない暗闇に変わった。
ただ、その人影の後ろに
大きく丸い光が輝いているだけ。
｢なんだ‥こ‥｣
―オマエハ、エラバレシモノ
俺の声を遮るように
人影はまた口を開いた。
:09/03/19 00:37 :F706i :☆☆☆
#7 [わをん◇◇]
(♥Ü♥)↑↑
:23/01/01 20:38 :Android :2rUS2lJ.
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