貴方の言葉

　
あなたの言葉は
あたしに沢山の勇気や
元気をくれた

大好きです
大好きでした

　

　
貴方はあたしが何もかも上手くいかなくて落ち込んでる時

人は小せぇんだよ
人は弱いんだよ
それでも必死に我武者等に
生きていくしかねぇんだよ

っていつも背中を押してくれた
　

　
彼氏じゃない
大切な友達

…って思ってるのは
あなただけ

あたしは大好きな人
貴方はそれを知らない
ただ仲良い親友だと思ってるね
　

　
だからこの気持ちを言う事はない

あたしたちの出会い

貴方は族の総長だった
あたしは笑わない喧嘩ばっかりする少し人見知りの一匹狼

そんな喧嘩ばっかのあたしを
仲良い子に

集まりあるからきてよ

って誘われた
　

　
あたしは新規の絡む子は面倒臭いから拒んだ
でも負けずに誘ってきたから
あたしは折れて行く事にした

あたしはかなり喧嘩っ早い性格で負けず嫌いだったから
喧嘩売ってくる奴、指さしてくる奴、全部潰してきた
本当に今日で死ぬって思ったこともあった
　

　
それでも何だかんだ生きてる
やっぱ人ってそんな簡単には死なないんだね

あたしは心の底から冷めていた
だからそんな話す事もない

そんなあたしが貴方と出会った
人って不思議だよね
人って人に変えられる
あたしは貴方と出会って全て変わったんだよ
　

　
あたしが誘われて行ったのは
"集会"と呼んでる集まり
そこには、ﾔｸｻﾞみたいな、いかちぃ奴が沢山いる
あたしは行った事がなかったから
皆驚いてたし、ｺｿｺｿ話してる奴も居た

やっぱ有名だね
皆知ってるじゃん
怖がって近寄ってこないよ

と笑いながら友達に言われた
そんなのどぉでもいい
　

　
あたしは、ただ1人ではじっこの
ｿﾌｧｰに座っていた
そんな中、男が喧嘩をし始めた
面白くてガン見した
掴み合いになって血を出して
誰も止める事もなく
ただ囲んで見ていた
あたしはそんな周りの奴等にも笑った

笑えるじゃーん

横に知らない男がいた

　
それが貴方との出会い
横でﾆﾔﾆﾔしながらあたしを見てた

"誰こいつ"

それしか頭になかった
でも無言で視線を戻して
貴方を無視した
でも貴方は負けずに言った
　

　
"あんたさ〇〇のﾗﾑでしょ？
知ってるよ
あれ？もぉ笑わないの？"

面倒臭ぇ…
無視してもずっと話掛けてくる貴方にあたしは

"うっせぇーな…"

って舌打ちして言った
でもまた言う

"うるさくないよ
無視しなければいーんだよ"
　

　
何？
なんか急に変わった

"はいﾗﾑですよ？何か？"
"喋ったー!あんた俺の事知ってる？"
"知らない"
"そうか…でも俺は知ってるー"

やけにﾃﾝｼｮﾝが高い…
だる絡み…うざかった
　