お前との26日間。

お前と俺の26日間が
夢じゃなかったて
証明するために
小説、書くことに
した。

いつかきっと
見っけてくれよな？

祥と出逢ったのは、ちょうど
クリスマスやった。

ブゥーブゥーブゥー♪

らん「んー。はい」

ちい「やっと起きたー。らん君遊ぼー」

らん「んー。おやすみ」

ちい「おやすみじゃなくて遊ぼー。
　　　そっちまで行ったるやん。な？
　　　祥もおるしボーリング行こ？」

あまりの強引のちいからの
誘いに結局折れてしまい二日酔い
マックスだが、ボーリングに
行く約束をしてしまった。

どうやら、昨日俺に、ボーリングで
こっぴどく負けたのが悔しいやしい。

ったく無駄な努力を。笑

まあ内心は、祥ちゃんに会えるんが
嬉しかってんけどな。笑

昨日、祥ちゃんに逢った瞬間
俺は、一目惚れをしてしまった。
もちろん誰にも言うてないけど。
それに彼氏おることしっとたし
それ以上は何もないって思ってた。

とにかく準備をし待ち合わせ
場所に向かった。

反対側の歩道に、ちい、祥ちゃんと
彼氏の姿が見えた。

え、マジかよ。

あんだけちゃんとした服装で
来いつったのに2人ともジャージで来ていた。

らん「ちょ、お前らなんちゅう
　　　格好してんねん。ジャージって。」

だってめんどくさかってんもん。

らん「いやいや、俺ここ地元。
　　　恥ずかしくてたまらんわ。なぁ、まさ？」

まさ「はい。本当それっすよ。笑」

まじで勘弁してほしかった。
もう2人とも俺の家に行って
着替えさせたいくらいやった。

そんな会話をしている内に
ボーリング場に着いた。

まず最初に、ちいからの
プレゼントを開け礼を言った。

プレゼントを空けるなりなんなり
時計に付いてきたクマさんの
ぬいぐるみを、ちょうだい
ちょうだいって祥ちゃんがうるさかった。

まぁ、そんな祥ちゃんが可愛すぎて
見惚れていたんは、他でもない俺やけど。笑

何から何まで祥ちゃんの
ちょっとした仕草が可愛く思えた反面
辛かった。そりゃそうやろ？
隣には、まさっていう彼氏が
いんだからさ。

ボーリング中も
そんな動揺を見せまいと
とにかく持ち前の笑いで
みんなを笑かした。

笑ってるみんなを見てると
すっげぇ幸せな気分やった。

祥ちゃんが笑顔の後に見せる
一瞬の悲しい顔以外は。

それから１時間くらい
みんなで喋って解散することに
なったが、ここで問題発生！！

俺が、ちいの荷物持って
たんやけど紙袋に穴が空いてて
荷物が全部落ちてたっていう
なんとも情けない話やねんけどな。笑

まさと祥ちゃんは、喧嘩しだすし。
まじでグダグダやった。
とりあえず、まさと祥ちゃんを帰らして
俺とちいは、来た道をUターンした。

らん「ねえなぁー。まじごめんな。」

ちい「本間やらかしてくれるわー。笑」

らん「ごめんって。笑
　　　とりあえず警察行こうや」

警察に届けを出し、その場で
ちいも帰っていった。

プルゥプルゥプルゥー♪

ちい「はい」

らん「まじごめんな」

ちい「ええよー」

らん「つかさぁ、祥ちゃんの
　　　アドレス送ってくれん？」

ちい「あー、今から送るわ」

喧嘩をしていた2人が、なんか
気になってアドレスを聞いた。

っていうか祥ちゃんが気になって
仕方なかった。笑

アドレスを確認するなり
すぐにメールを送った。