気持ち

友は１年以上付き合ってる彼氏と別れそうって言ってた
友が、もぉ嫌になったらしい
あたしにとって友は大切な存在
やっぱﾑｶﾂいても側に居てほしい
だから必死に支えた
「友がﾌったんなら、向こうは友以上に傷付いてるからね。それをわかった上での事でしょ？だから〇〇の前では笑ってﾊﾞｲﾊﾞｲしなよ？泣くのはそのあとで、あたしに連絡しな」
と言った
友は別れた瞬間あたしに連絡してくれた

「〇〇と別れた…今まで愚痴ばっかだったけど聞いてくれてありがとう。誰かに聞いてほしくて愛に

しちゃった。あたし本当に最悪だった。愛、本当ありがとう」

「自分の意思で別れたんなら、下向く必要はないよ。いーんだよ。少しずつ進めば。悩んだりしたら、あたしいつでも暇なんだから連絡してよ。その為のあたしでしょ？いーんだいーんだ」

と言った
そんな偉そうな事言っても所詮あたしなんだよ

そしたら電話が来て「明日ちょっとだけ会おう」
って言われたから会いにいった
きっと泣きたいんだよね

次の日あたしは友と会った
友はあたしに会った瞬間泣いた
あたしはただ隣で泣き止むのを待ってる事しか出来なかった

泣き止んで友はずっと喋り続けた

「あたし、本当に好きだった。」
「うん」
「でも今のあたし本当に最悪」
「うん」
「最後も無視して車降りた」
「うん」
「あたしから別れよって言ったのに何でこんな辛いんだろ？あたしは…」
「もぉいーよ。頑張ったね」

そぉ言ったら泣いた

誰かに聞いてほしくて、誰かに「頑張ったね」って言ってほしい時がある
それは今のあたしだから凄い分かる
隣で泣いてる友を見て
あたしは泣けるかな？って思った

もぉ何年も人前では泣いてない

そして話は深くなって、あたしは初めて友に言った

「気持ち何て、すぐに変わるんだよ
好きなんて、すぐ終わる
何か友には言いづらいけど、あたし信用してる人なんて居ない
もぉ何年も誰も信用してない
言いたい気持ちを我慢してくうちに本当の気持ちが分からなくなった
だから今友と居て自分は何を思ってるのかとか、楽しいのかとか、嬉しいのか辛いのか全部分からない
多分辛いんだと思う
楽しい場に居ても一緒
上手く言えないんだけどね」

友は泣きながら言った
「あたしは愛が必要だよ」
「あたしさ、多分自分で一線引いてるんだよね
でも友は大切なんだよ
どぉでも良かったら来ないし話聞かない」

そしてﾊﾞｲﾊﾞｲしたらﾒｰﾙが来た

「今日、愛の話聞いて
信用してる人いなくても
全部を話せなくても
やっぱり愛はあたしの
大事なお友達だから
些細なことでも
頼ってほしいよ！

無理にとは言わない(^^)

ま！でもこれからも
長いお付き合い
よろしく頼みます

今日もありがとうね」

ってきた

素直に嬉しかった
どっか行ってた気持ちが戻ってきたみたい
でも、やっぱりあたしは空っぽ
今こぉやって今までのあたしの気持ちを文字にしても、今打ってても分からない

面倒臭い
気持ちを考えるだけで面倒臭い

普段何かをして
例えばﾃﾚﾋﾞを見てて笑ってる時も
「気持ち悪ぃな」とか
「馬鹿みたい」とか
「つまんねぇ」とか思う

ﾊﾞｲﾄの人と話して笑っても
心の中のあたしは何も言ってない
流す感じ