馬鹿な女。
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#1 [*] 11/02/03 01:33
名前以外は全て実話です。
誤字・脱字あるかと思いますがご了承下さい。

下手っぴ小説ですが、お手柔らかにお願いします><

#25 [*]
何を言えばいいか分かんなくて、とりあえず電話を切った。

そして私はリクの元へと駆け寄った。

…やっぱり、泣いてる。
バイクのハンドルには私の大好きなケーキ屋さんの袋、メーターにはリクの大粒の涙が数滴落ちていた。

私はまたリクを傷つけたんだ。
リクの方が辛いのに、悔しいのに、ムカつくのに、私はまた涙を零した。

⏰:11/02/03 02:45 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#26 [*]
だけどなんだか急に罪悪感に刈られ、泣き喚く私の肩をリクは優しく抱き寄せ、自分も泣きながら慰めてくれた。

「俺に悪い所あったら直すから言って?もう泣かないでさ、ケーキ食べようよ。ね?」

―――なんで?
なんで責めないの?

リクの涙は私のせいなのに、それに私ずるい事考えたのに――

その後二人で部屋へと上がり、ただ泣き続ける私にリクはチョコレートケーキを『あーん』してくれた。

⏰:11/02/03 02:55 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#27 [*]
私はそれからソラと連絡を取らなくなった。

リクは『あれ誰だったの?』なんて聞かなかったけれど、ソラとのプリクラを見られた事があるからきっと知っている。

それにリクを何度も傷つけてきたんだから、ソラと会えない寂しさなんてもう忘れてしまおう。

そんなの私が少し我慢すればいいだけの話なんだから。

⏰:11/02/03 02:58 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#28 [*]
そしてリクと付き合ってから1年が経った。

その間何度もソラに連絡を取ろうとしたけれど、やっぱりリクの顔を思い浮かべては、連絡出来なかった。

だけど1年も経てば出て来る馴れ合い感に飽きた私の、再び馬鹿な考えが始まった。

『ソラだと情が移ってしまうから、他の人と少しだけ遊ぼう。』なんて。

⏰:11/02/03 03:02 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#29 [*]
とりあえず私は、手探りに女友達からの紹介を求めた。

…今思えばウザイ女。

だけど類は友を呼ぶ、とは良く言った物で、声を掛けた友達全てが紹介をしてくれた。

多分4、5人程。

全員と何度かメールのやり取りをしていると、みんな決まって写メの要求をしてきた。

⏰:11/02/03 03:05 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#30 [*]
最初にも書いた通り、当時は自分の顔に自信があった私は、躊躇い無く友達とのプリクラを転送した。

すると全員から『可愛いね、彼氏いる?』と同じ答えが返ってきた。

もちろん答えは『いない』。

口々にデートに誘われて、優越感に浸っていた。

⏰:11/02/03 03:07 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#31 [*]
だけど私にだって、好みっていうモンがある。

今度は私から全員に写メを要求し、興味の無い男からのメールはシカトした。

そして最終的に残ったのは二人で、レンとヒカリという名前だった。

レンは背が高くモデル事務所に所属している、一つ年下の男の子。
ややギャル男チックだけど顔はすっごく綺麗で、お洒落だった。

⏰:11/02/03 03:11 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#32 [*]
ヒカリは反対に可愛い系の顔で、真面目そうな同い年。
会社に勤めていて、しっかり者のイメージ。

とりあえず私はまずレンと会う事に決め、その日に向けて準備を始めた。

リクにはもちろん『友達と飲み会』と嘘をつき、その割には慣れ親しんだ友達と飲むと言うにも関わらず、新しい洋服を買う為の不自然な買い物に付き合わせたりもした。

⏰:11/02/03 03:15 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#33 [*]
そろそろ寝まーす。

まだまだ途中ですが…ここまで読んで下さった方、ありがとうございました(^^)


※誤字、脱字ありましたらご指摘お願いします*

⏰:11/02/03 03:17 📱:F07B 🆔:W9yVy44c


#34 [さやか]
私も同じような事をしてました続き楽しみにしてます

⏰:11/02/03 03:38 📱:F905i 🆔:o.bITTXk


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