冷めた心

私は小さい頃から親が仕事で居なく、いつも一人だった
小学生の頃は、全て自分の事は自分でやって誰にも頼らなかった
そして友達と遊びまくった

中学に上がって学校には行かないで友達と遊んだ
友達は悪い事してる子ばっか
１３才でちょっとしたヤンキー

弟には女は殴るな
殴ったら私が殴るからなと
妹には女でも強くなきゃ生きていけないからなって

あたしはﾀﾊﾞｺを吸ってたけど
ﾁﾋﾞたちがﾀﾊﾞｺ覚えるまで家で吸うのは止めた
そして１３から体を売った

お金が欲しかった
でも自分からいったりはしない
来たら５万で売った

ただお金が欲しい
ﾁﾋﾞに服でも何でも買ってあげた
自分の体を売って貰った汚い金でも、金は金
頑張って声出して働いた
多い時は１日で２０万以上稼いだ

昼間ﾁﾋﾞは保育園に行ってるから
あたしは遊んだ

体を売る時は一気に稼ぐ
喧嘩して顔に傷ついたら働けない

自分の化粧品とか小腹が空いた時のｵﾔﾂはパクった
見つかんないし、見つかっても逃げた

私は老けてたから１３歳でも化粧して盛って盛って盛りまくれば
１８歳以上には見えたと想う

たまに親がいる日は夜遊んだ
親は毎日のように遊びまくってるけど、家に居ればﾁﾋﾞ達を可愛いがっていた
ﾁﾋﾞも親が好きだったし
私は親と話さない
自分の好きな事ばっかやって
自分の子供すら面倒見れない
絶対こんな親になりたくない

親が居るときは皆で空地みたいな所行った
私は無免で車を乗り回して
原付で２ｹﾂして道路に出た

楽しかったけど笑えない
私は小さい頃から一人で生きていくって決めた
でも今はこんないー友達が居る
小さいながら決めた決意が邪魔してるのか私は人前では笑わなかった
クール気取ってた
普通に喋るけど笑わない
でもﾁﾋﾞ２人の前だけは笑った

こんな風に生きてほしくない
淋しい思いさせたくない

だからﾁﾋﾞたちには笑えって言ってた

１３の秋くらい
いつものように喧嘩をした
相手は１８くらいの女
私と仲いいﾏﾕとﾒｲとｼﾉ
いつも４人で居た

見たことねぇ面
ﾏｲﾐって言った
何か聞いた事ある名前だった

ちなみに私はﾅﾐ

ｼﾉ「こいつ等やべぇよ」
ﾅﾐ「なんで？」

聞いたら、どっかで有名のﾔﾝｷｰらしい
向こうは５人居た

女１「ﾅーﾐちゃん探したよ」

といって棒を足もに投げてきた

女１「ﾀｲﾏﾝ」
ﾅﾐ「いいよ～」
女１「その棒使えよ」
ﾅﾐ「私武器は持たないの」

といってﾀｲﾏﾝが始まった
ﾀｲﾏﾝは初めてだったから楽しかった

結果勝ったんだけど
向こうの女に止められて終わった

私喧嘩したら限度が分からなくて回りの奴等に「死ぬよ」っていわれて終わる

いつもそう
限度が分からない
皆私には喧嘩しないでって言った

暇だからﾊﾞｲﾄを始めた
１４くらいだったから年を誤魔化して居酒屋で働いた
私は誰とも馴れ合ったりしなかった

面倒臭い

普段は話し掛けられたら話す
自分からは話さない
でも客の前だけ笑った
完璧に分けてた
本当ﾋﾞｼﾞﾈｽ

周りの人は全然違うねーとか話し掛けてきたけど無視した