音のない世界
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#1 [我輩は匿名である] 11/02/21 04:11
 
あたしはよく喋る普通の女の子
何かをやる時は中心に居た
友達もいっぱい居た

あたしは小さい頃から保育園の先生になりたかった
そして中学2年

全てが狂い始めた
 

#20 [我輩は匿名である]
 
(何で外では手話をしないの?)
(だって"ぁあーあの子は喋れないんだ"とか想われたくない)
(大丈夫だよ!あたし強いから)
(本当?)
(うんっ!)

そぉ言ってから普通に手話をするようになった

でも美也に気を使わせてたのを考えてあたしは一人で行動するようになった
 

⏰:11/02/24 03:23 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#21 [我輩は匿名である]
 
休み時間とか
(ちょっとジュース買ってくる)
とか言って屋上に居た

一人で寝っころがってた
毎日居た

いつものように寝ていると
トントンって叩かれて見たら美也だった

(やっぱここか!いーね屋上)
そぉ言ってあたしの横に寝っころがった
 

⏰:11/02/24 03:26 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#22 [我輩は匿名である]
 
あたしは頷いて寝っころがった
軽く寝ていると美也に起こされた

みたら知らない男の人が居た
何か喋ってるけどわからない

一人の男があたしに向かって何か言ってきた
あたしはそれを無視して
また目を閉じた
 

⏰:11/02/24 03:30 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#23 [我輩は匿名である]
 
また起こされた
男の人は歩いてどっか行った
美也は
(あの人たちに抜け出して遊ぼって言われた、どぉする?)
って言った

あたしは(会話に入らない)って条件で付いて行った
まっ最初から入れないんだけどね

ファミレスみたいな所に付いた
 

⏰:11/02/24 03:34 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#24 [我輩は匿名である]
 
そこにはさっきの男2人が居た
名前なんか知らない

美也があたしの名前も言ってくれてた
だんだん盛り上がってきたけど
あたしは携帯をいじったり
口を見たりしてた

一人の男が
「ねぇー喋んないの?」
って聞いてきた
あたしは手話で
「喋れないのっ」
って言って帰った
 

⏰:11/02/24 03:39 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#25 [我輩は匿名である]
 
男の顔はびっくりしてた
美也はあたしを追ってきた

あたしは
(ごめん…)
って言った
(いや、あたしこそごめんね)
美也が言ってた

(なんか恋とかしたくないんだよね…絶対傷付くから)

あの話してきた男の顔はタイプだった
 

⏰:11/02/24 03:44 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#26 [我輩は匿名である]
 
顔はかっこいいけど
もし好きになったら、あたし諦め悪いから辛いと思った
耳が聴こえなくなるって聞いた時から
もぉ要らないって決めてた

美也は何も言わなかった
きっと美也は、あたしと居る事で我慢してる事は沢山あったと思う
でもいつもあたしを大切に思ってくれていた
 

⏰:11/02/24 03:49 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#27 [我輩は匿名である]
読んでます、がんばってください。

⏰:11/02/27 08:00 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#28 [我輩は匿名である]
 
有難うございます(//∀//)

あたしも美也を大切にした。
街中で手話をして歩いてると
周りの人にジロジロ見られたりした

でも、いっつも美也は

(関係ないよ!!)

と言ってくれた。
美也は手話をしながら
話してた
 

⏰:11/04/01 01:54 📱:P06B 🆔:☆☆☆


#29 [我輩は匿名である]
 
街中を歩いてても
本当に無音だった
何も聞こえない

これが
あたしの世界

でも大丈夫
側に居てくれる人は居てくれる
 

⏰:11/04/01 01:57 📱:P06B 🆔:☆☆☆


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