‐複愛‐

はじめまして

はじめて小説を
書かせてもらいます
自分の過去にけじめを
つけるための
自己満小説です

──１人の男から始まった
愛した男がみんな
繋がっている"複愛"。

※誤字･脱字等々あると思いますが
温かく見守ってください

あたしが中学２年生の冬に
とても愛していた男性が
交通事故で亡くなった

年上でチームのリーダーを
していて単車と友達と
そしてあたしを誰よりも
大事にしていた

そいつが居なくなって
あたしは自暴自棄になっていた

サイトで出会った男性と
会ってヤって…の繰り返し

高校生になっても
その行為を続けていた

そして高１の夏
市内で１人暮らしをしている男と
放課後に会う約束をした

スーパーの前で待ち合わせて
現れたのが白のライフに乗った
ニッカを履いた大きい目が
印象に残る男だった

──そいつが全ての始まり
名前はナオト。

ニッカフェチなあたしは
鳶をしていたナオトを
一目みて気にいった

そのままナオトのアパートの
部屋に行き…………ヤった

『ナオトもただの
　盛ってる猿やな～』

あたしは笑いながら
いつもヤり終わったあとに
吐き出すセリフを
ナオトに向けても言った

｢でも気持ちよかったやろ？｣

ナオトも笑いながら
そういいかえしてきた

────気持ちいい？

そんな訳ないやん。
お前らみたいな男ら気持ち悪いだけ。
あいつが死んでからあたしの欲が満たされたことなんて１度もない。

……そう言いたかった
けど、言えなかった
はたから見れば所詮はあたしもただのヤリマン。
それは痛いほど理解してたから