-会いたい-それだけなのに

君に会いたい
それだけなのに
会えるのは君の気まぐれが
まいに向いてくれた時だけ

もう一度はじめから
やり直したいよ

まいの実話です

ゆっくり更新して行きますので
良かったら読んでください

中２の夏に出会ったゆうき
初めて好きになった人。

親友のあいと地元の公園に行ってた。
そうすると自然と友達が集まってくる。

｢あい～！あの人だれ？｣

｢どれ～？｣

｢あの金髪の人だよ！｣

見たことない顔の人がいた。

その金髪の人は仲の良いちはるくんと話していた。

ちはるくんは２個上の先輩だけどいつも気軽に話しかけてくれる優しい人。

｢後でちはるくんに聞いてみれば～？｣
あいにそう言われた。

｢そうだね｣

そのあとは他の友達も交えていつものように他愛もない話しに華をさかせていた。

忘れた頃、ちはるくんがこっちに来た。

｢まいちゃん、あいちゃん～！｣

｢あっ！ちはるくん！さっきの人だれ？超タイプ！｣
まいは一目惚れをしていた。
色黒で金髪頭。
冷たそうな顔をしてるのに笑うと超可愛い！

｢誰ってあ～ゆうき？まいちゃんたちとタメだよ！｣

｢ゆうきって言うんだ！まい超タイプなんだけど～！｣

ちはるくんにそう言えば紹介してくれるかな？と思って言ってみた。

｢まいちゃんあーゆーのタイプなの？じゃあゆうき呼んであげるよ！｣

ちはるくんは優しいけどちょっとバカだった。

｢ゆうきー！まいちゃんがお前のこと超タイプだって！｣

大声でそう叫んだ。

呼んでくれるのはいいけど大声で言わなくても。
みんな見てるし～。
そう思ってたらゆうきが歩いてこっちに来た。

｢誰？まいちゃんって。｣
真顔だとちょっと怖かった。

｢この子だよ。超可愛いでしょ。｣
そう言ってちはるくんはまいのことを紹介してくれた。

ゆうきがまいのことを見る。

｢まいちゃん？よろしくね。｣
そう言いながら笑ってくれた。

｢じゃあ二人で話せば～？｣
ちはるくんはそう言ってあいを連れて言った。

あいは｢頑張れ！｣って口パクで言ってくれた。

二人きりなんて恥ずかしいな～なに話せばいいんだろ。
そう思ってたらゆうきがまいの隣に座った。

｢ちはるってバカだよな。あんな大声で言ったら恥ずかしいよな。ごめんね。｣
そう言ってまた笑ってくれた。

今まで男なんてみんなガキって思ってたけどゆうきはタメなのにすごく大人に見えた。
もっとゆうきのことを知りたいって思った。

｢ううん。大丈夫だよ。こっちこそごめんね。なんかゆうきくんって大人っぽいね。｣
緊張してたけど返事をした。

｢そうかな？まいちゃんこそ大人っぽくて可愛いよ。良かったら番号教えて？｣
そう言ってまた笑った。

ゆうきが笑うたびにまいはキュンキュンした。
きっともう好きになってたんだと思う。

番号を聞かれるなんて思ってもいなかったから喜んで教えた。

｢ありがとう。俺今日用事あるからもう帰るね。後で電話するね。｣
そう言ってゆうきは帰ってしまった。