嘘泣き
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#159 [唯]
待っている間、待ち合い室を離れ私は預かってた彼の携帯から章君に電話をかけ迎えを頼んだ
「あいつどんな?」
「先生にキレてた(笑)」
「だろうなwま、今からそっち行くわ」
「うん、お願いします」
そう言い電話を切ってまた待ち合い室に戻った
すると診察が終わったんだろう
彼が不機嫌な顔して待ち合い室に座ってるのが見えた
「どうだった?」
私は彼の隣に座った
「あいつムカつくわー」
あいつとはきっと先生の事だろう
私は車椅子を押し受付に行った
受付を済ませ会計も終わらしこれから一時の間使うであろう松葉杖を借りて病院を出た
:11/09/03 07:03
:SH01B
:☆☆☆
#160 [唯]
禁煙所で章君を待ってる間彼はずっと担当の先生の文句を言ってた
診察が雑だの、言葉使いが悪いだの‥
「俺が何言っても"我慢我慢"ってこっちは痛いっつってんのに無視!」
章君が来るとまた同じ事を言ってた
「病院の先生てそんなもんじゃねぇの?(笑)」
「いぃや!あいつは特別」
車の中はずっとその話題だった
しまいには先生のあだ名まで付けてたw
「冷めたメガネアザラシ」
ネーミングセンス0‥‥‥
私達は爆笑した
:11/09/03 07:15
:SH01B
:☆☆☆
#161 [唯]
リビングのソファーに彼を座らして私はまた家を出た
章君に頼んで、車を走らせてもらった
家を出る時私に愚痴愚痴、彼は文句言ってた
でも今日は無視
「いってきます♪」って
気持ち悪いぐらいテンション上げて彼に言った
「章君も手伝ってね。」
「あ〜でも俺途中で帰るからな」
「はいはい」
家を出て何時間経っただろう
きっと彼は鬼のように怒ってるに違いない
駐車場に車を止め家に入ろうと玄関まで歩いて私はハッとなった
リビングの電気がついてない
と、言うより家は真っ暗だった
:11/09/05 19:20
:SH01B
:☆☆☆
#162 [唯]
私の第1計画失敗
リビングに入る時にクラッカーを鳴らして彼を驚かそうと思ってたのに、電気を点けて出るのを忘れてた為慌てて部屋に入った
だからクラッカーも無し
そんな事より真っ暗な部屋で彼は怒って待ってた
「しょ‥‥‥‥‥ぅちゃん」
「お前いい加減にせーや」
ボソッと言う彼が怖くて、でも章君は笑って彼をなだめた
「お前ずっとこの部屋おったん?電気ぐらい点けろよ(笑)」
そう言って章君がリビングの電気を点けた
「点けれんのじゃ!ボケ。」
彼は出た時と一緒の場所に座ってた
:11/09/05 19:30
:SH01B
:☆☆☆
#163 [唯]
「ごめんね、すぐ準備するから」
「なんの準備だよ」
だけどそれ以上私は答えず買ってきた袋に手を伸ばした
と言ってもそんなに準備する事はなくケーキを箱から出して蝋燭を立てるだけ
すぐにまた電気を消して蝋燭に火を点けて彼の前に持って行った
章君がハッピーバースデーを歌ってくれた
私も恥ずかしながら歌った
でも私以上に彼が1番驚いて1番照れてた
「しょうちゃん火消して」
「めんどくさい」
そう言いながらも彼は一気に蝋燭の火を消した
:11/09/05 21:15
:SH01B
:☆☆☆
#164 [唯]
火が消えると部屋は真っ暗になって蝋燭の香りが漂った
「誕生日おめでとう」
私は一言そう言いまた部屋の電気を点けた
「下手くそなサプライズw」
意地悪な彼
その後3人でケーキをつっついた
それから章君も帰って、彼の両親が帰ってきた
私達は2階の彼の部屋へのぼった
「唯ー!」
いつもの彼
部屋へ行くと必ず両手を広げて私を呼び抱きしめてくれる
でも私は彼の後ろに回って背中に抱きついた
「なんで後ろなんだよ」
:11/09/05 21:25
:SH01B
:☆☆☆
#165 [唯]
「だってしょうちゃん足怪我してるじゃん」
私は彼の背中に顔をひっつけそう言った
「関係ねぇし!」
彼は上半身だけ振り返り私にキスをしてくれた
「やっべ、やりたい(笑)」
「できないでしょう(笑)」
その日、私達は朝から起きてたのもあってすぐに眠りについた
:11/09/05 21:29
:SH01B
:☆☆☆
#166 [唯]
新学期ー‥
夏休みの間の補習授業もろくに行かず、‥
行かなかったくせに"留年なったらどうしよう"と、焦る私
「なったらやめれば?」
簡単に言う彼
私もそう考えてた(笑)
担任の先生から「教室に行く前に職員室に来るように」と、始業式の前日に連絡があった
私は言われた通り職員室に足を向けた
「奄美〜ぃ!」
教室のドアを開けると後ろから私の頭を掴む先生が冗談混じりの血相をかいて登場した
「おはよぅございます(笑)」
:11/09/06 00:13
:SH01B
:☆☆☆
#167 [唯]
「あれほど補習授業は出とけって言っただろう」
そう言いながら先生は職員室に入って自分の席へ歩いた
私は先生の後をついていった
「他の先生方にお願いしてあるから補習に出ろ!
特別なんだからな。‥」
そこまでして、3年にあがりたくない‥
でも先生は嫌いじゃない。
私はいつもの「はい」と返事をして職員室を出た
1人トボトボと歩いて教室に向かった
:11/09/06 00:20
:SH01B
:☆☆☆
#168 [唯]
自分の席に着くと、後ろから何かが飛んできた
私の背中に当たり床に落ちた
後ろを振り返るとクラスの女の子達が固まって私の方をみてた
グシャグシャに丸められた紙
私はそれを拾って紙を開いた
冷血女
紙にはど真ん中に赤いペンで大きくそう書いてあった
私の事‥‥‥‥‥‥?
だろうね、きっと
最初は思い当たるふしがなかったがまた飛んできた紙を開いてわかった
知子に謝れ
そう荒々しくマジックで書いてあった
私はまた紙をクシャクシャにして彼女達を無視した
:11/09/06 09:18
:SH01B
:☆☆☆
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