嘘泣き
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#132 [唯]
「ま、女がいない時限定だけど!」
ふぅん‥。
彼達の言葉に私は愛想笑いを繰り返してた
その後みんなが行くと彼は小さな声で「ごめん」と謝ってきた
だから私も「ごめんね」と素直に謝った
仲直りもでき調子に乗ったのか(笑)椅子に座った彼は私を自分の膝に乗せみんなに見せつけた
「お前!そんな暇あったら肉焼けよ」
「俺等は食べる専門なの(笑)」
「私やってくる!」
私は申し訳なくなって彼にそう言った
だけど彼は離してくれなくて私は照れを隠すようにひたすら文句を言ってた
:11/09/01 02:52
:SH01B
:☆☆☆
#133 [唯]
焼けた肉を愛さんが持ってきてくれてその時、川に入らないかと誘われた
「入りたいです♪」
なのに彼は駄目の一点張り
「だったらしょうちゃんは服のまま入ればいいじゃん!」
「お前!俺にフル○ンで帰れって言ってんの!?」
「パンツ脱いでたらいいでしょ!」
そんな私達のやりとりに愛さんは笑ってた
それに彼の友達も聞いてたらしく
「俺カイパン2枚あるからしょう使う?」
彼は友達に飛びついてた
それからすぐ水着に着替えて愛さんと川に入った
:11/09/01 03:01
:SH01B
:☆☆☆
#134 [唯]
彼と章君も来て4人で遊んだ
川と言っても全然浅くなくて思いっきり水かけられたり、抱っこされて落とされたり
おかげで顔も髪もびちょびちょ
でも楽しくてそんなのどうでもよかった
川の水は思ったより冷たくてすぐに上がり私達はその場に寝転がった
でも‥
「石が当たって痛い!(笑)」
そうすぐに起き上がり私達はみんなの所に戻った
夕方、お酒組のみんなは出来上がってて夜は花火をした
帰りは彼がお酒を飲んだから章君の運転
だから章君はその日彼の家に泊まった
疲れた私はすぐに彼のベッドで眠りについた
:11/09/01 03:32
:SH01B
:☆☆☆
#135 [唯]
久しぶりに嫌な夢を見た
嫌な夢、怖い夢って決まって同じ夢だよね。
始まりから終わりまで
私の嫌な夢は‥‥‥
周り一面真っ暗闇でそこに私が立ってて
「お母さんお母さん」て何回も母親を呼んでる夢
呼んでるのにお母さんはどこにもいなくて
いつもスーツを来た5人の人に連れていかれる夢
起きていつも思う
夢でよかった‥‥‥‥て。
絶対に戻りたくないあの場所
私は隣で寝てる彼の腕の中に入って現実を確かめた
:11/09/01 13:36
:SH01B
:☆☆☆
#136 [唯]
私は母親に捨てられてる
夢の原因はきっとこれ‥
スーツを着てる人は施設の先生達
泣きながら叫びながら私は連れて行かれた
今でも思い出すと涙が出てくる
でも全部こうなったのは私のせい
「唯?‥‥‥どした?」
目を覚ました彼が私に気づいて声をかけてくれた
声を押し殺して泣いてたけど体は小刻みに奮えてた
ずっと見てなかったのに‥
なんでだろう。
彼の前だと素直に涙が出てくる
嘘泣きの唯じゃなくなってる
:11/09/01 22:32
:SH01B
:☆☆☆
#137 [唯]
誰かに構ってほしくて覚えた
嘘泣き
私は彼に抱きついて顔を隠した
泣いてるせいか、息があがって苦しい
「唯ちゃ〜ん」
かすれた声で私を呼んだ
「しょうちゃん‥‥‥」
「ん?」
「私とずっと一緒にいてね?」
私を捨てないでね‥
私を一人にしないでね‥
離れていかないでね‥
「俺はどこにもいかないよぉ‥」
そう言って私の頭を何度も何度も撫でてくれた
:11/09/01 22:40
:SH01B
:☆☆☆
#138 [唯]
悪い事は続くって‥‥
おばぁちゃんから聞いた事がある
1つ悪い事があればまた1つ、重なって重なって起こる
家に帰ると私の携帯におばぁちゃんから電話がかかってきた
「あんたお母さんに会いたい?」
いきなりそう言われ私はすぐに返事ができなかった
私を虐待してた母
非行に走った私を捨てた母
「なんで?」
「唯に会いたいんだって‥」
母から連絡がきておばぁちゃんは最初反対して怒ったらしい
でも母が唯に謝りたいからって泣きながら頼んできた
「唯の気持ちが第一だからね?
ばぁちゃんは唯が会いたくないって言うならそれでいいから」
:11/09/01 22:52
:SH01B
:☆☆☆
#139 [唯]
母と会うのは中学校ぶり
私が1年生の時に母は私を捨てた
虐待されてた小学2年の時母と離され一度施設に入り中学1年の時施設から出るも母の虐待と私の非行にまた、今度は母の手から捨てた
でも‥なんでだろう
虐待されてたのに、捨てられたのに母の事は嫌いになれなかった
おばぁちゃんと会う日取りを決めた
正直緊張してた
私は先に待ち合わせ場所に着いた
店員さんに案内され私は一人席に座って母達を待った
:11/09/01 23:08
:SH01B
:☆☆☆
#140 [唯]
特別なお店って訳でもないごく普通の小料理屋
おばぁちゃんの行き着けでもあって店員さんも顔見知り
出された水を一口飲んで私は気持ちを落ちつかせた
「あんた連絡ぐらいしなさいよ」
私が座ってすぐだろう
ハンカチをパタパタとしながらおばぁちゃんが店員さんに案内されて迷わず私の隣に座ってきた
その後ろには母も‥‥‥
中学校ぶりに見た母は変わってなくて
厚化粧に派手な服装高すぎるぐらいのハイヒール
でもそこにいるのは昔の気の強い母じゃなくて弱々しい姿の母だった
母は下を向いたまま私の前に座った
:11/09/02 03:39
:SH01B
:☆☆☆
#141 [唯]
「とりあえずご飯食べましょ!あんた何も食べてないんだろ?」
「あ‥うん」
「百合子(母の名)は?」
「私は大丈夫」
それからおばぁちゃんが店員さんを呼んで注文をしている間私達は顔も合わさずただひたすら私は考えてた
どちらから口を開くのだろう。
ここは私が?
強気に「話しってなに?」‥
それとも母からの言葉を待っていようか‥
私は気まずくなっていた
すると注文を終えたおばぁちゃんが私達に口を開いた
「なぁに二人共黙っちゃって。
ほら、百合子話しあるんだろ?ちゃんと唯を見なさい」
「唯‥‥‥‥」
私は母の声で顔をあげた
:11/09/02 03:50
:SH01B
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