*..love at first sight..*
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#1 [Yui] 11/08/29 22:06
初めて小説を書きます。
大したことのない実体験の記憶を元に書いていくので、興味のない方はスルーしてください。
ちなみに文才はありません。

中傷・誹謗・荒らしはご遠慮願います。

#10 [Yui]
いつか大学の友達のクミが言っていた。
『由衣はなんか、悩み事ないの?あたしで良かったら何でも聞くからね』


…嬉しかった。でも、自分でもよく分からないのだ。

しかも、恥ずかしくて話したくなかった。

『彼氏が冷たいの…』なんて。





龍が冷たいのは、付き合ってからずっと。優しいんだけど、ケンカをすると突き放されてしまう。


今は…ケンカなんかじゃない。ただ、ひたすらそっけないのだ。


「はぁ…」

(私、何かしたかなぁ)


龍が、すごく好きなのに。


(もうすぐ付き合って2年だし、早く仲が戻ると良いんだけどな。)

⏰:11/08/29 23:11 📱:F08A3 🆔:7cfT8Kps


#11 [Yui]
授業中、龍にメールを送ったが返ってこない。
最近はずっとこう…。


(…一度会ってちゃんと話したい。話さなきゃ夜も眠れないよ!)



家に帰ってから、電話をしてみた。

プルルル…プルルル…ガチャ
龍『もしもし?なに?』

由衣「龍。あのさ、メール見た?」

龍『ごめん見てないわ』

由衣「え~…今日会える?って聞いたんだけど」

龍『………ちょっとなら良いよ』

由衣「良かったー!じゃあ8時に○○で待ち合わせで良い?」





なんとか会えることになった。

(やった!久しぶりに会えるかも!)

最近、なかなか連絡がつかなかったから、すごく嬉しかった。

⏰:11/08/29 23:17 📱:F08A3 🆔:7cfT8Kps


#12 [Yui]
待ち合わせ場所に向かった。龍はもういた。

龍「よっ」

由衣「久しぶり~」

龍「2週間ぶりくらいだよな?」

由衣「そうだよ。忙しかったの?」

龍「うん。バイトとか学校とか…あ、ラーメン食いに行くか」


(良かったーいつもの龍だ!)




龍はいつも通り優しかった。
でも、この後の龍の一言が衝撃だった。


ラーメン屋を出た時だった。

⏰:11/08/29 23:23 📱:F08A3 🆔:7cfT8Kps


#13 [我輩は匿名である]
続き読みたいです☆

⏰:11/09/03 10:23 📱:SH07B 🆔:HCiESnOI


#14 [Yui]
由衣「おいしかったねー」
龍「……なんだよな」

由衣「ん?なに?」

龍「…なんかさ、マンネリなんだよな」

由衣「え…」




龍の口から初めて聞いた。
今までそんなこと言わなかったのに。



由衣「マンネリ…?今?」

龍「そう。だからさ、あんまり会わないようにしよ」
由衣「は!?ちょっと待って!」

私は慌てた。

⏰:12/02/20 21:10 📱:F08A3 🆔:GxEcSUzw


#15 [Yui]
やっと龍に会えたと思ったのに
突然の告白に頭がクラクラする。

龍「多分今だけだし、会わなくなったらマンネリも無くなるかもだからさ」

由衣「…意味、わかんない」

龍「俺だってよく分かんねぇよ。とにかく、今は離れよ」

由衣「…好きじゃないの?」






龍「…今は自分の気持ちが分からない」





龍はそのまま「じゃ」と言うと、逃げるように帰って行った。

⏰:12/02/20 21:15 📱:F08A3 🆔:GxEcSUzw


#16 [Yui]
由衣「……っ」

―なんで?
こんなに好きなのに。
ずっと龍のこと思ってたのに。

…ひどいよ





私はその夜泣き続けた。

学校には行ったけれど、友達に悩みを打ち明ける訳もなく、毎日帰っては泣いていた。

⏰:12/02/20 21:21 📱:F08A3 🆔:GxEcSUzw


#17 [Yui]
サッカー部のキャプテンだった。

人一倍努力家で、勉強も学校で一位の成績を出す程の人。

それが龍だった。


私達が付き合うと、周りの女の子達は羨ましがる子が殆どだったけれど、嫉妬する子もいて、呼び出しをくらったこともある。

だけれど、私はいつも友達に守られていた。
そして龍にも。


龍はアプローチしてきた何人もの女の子の中から、私を選んでくれた。



付き合ってからも幸せで、デートらしいデートをしたのは彼が初めてだった。
体を許したのも彼だった。



高校で毎日会っていたからか、龍を思う気持ちは日に日に強くなっていた。

⏰:12/02/20 21:28 📱:F08A3 🆔:GxEcSUzw


#18 [Yui]
そんな龍は、高校卒業後、名の知れた大学に入学してから変わってしまった。

黒髪で爽やかだったイメージとは一転…ギャル男のような金髪になり、服も黒地に金の文字の入ったものが多くなった。
性格も軽くなったような気がした。

特に勉強に励む様子は無く、サッカーのサークルではたまに練習に出るだけ。ほぼ飲み会に参加するだけだった。

⏰:12/02/20 21:34 📱:F08A3 🆔:GxEcSUzw


#19 [Yui]
龍は将来の夢は無く、ただ大学生活を満喫していた。



反対に私は…
教育に携わる仕事に就こうと決め、教育関係の短大に入学。2年間でとるための単位数が多く、かなりハードな毎日を過ごしていた。



そんな2人は、次第に心が離れ、いつしか龍の私への気持ちは冷めてしまっていた。

⏰:12/02/20 21:38 📱:F08A3 🆔:GxEcSUzw


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