〜私と母と祖母・・・そして今。〜
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#1 [an] 12/02/06 14:20
世には辛い過去を持った人がたくさんいる。私の人生を幸せと感じる人、辛いと感じる人、普通だと感じる人・・様々。様々で当たり前なんだ。
私は母の元に産まれて良かったよ。ありがとう。
たくさんの過去の思いをのせて・・・綴る。たくさんの思い出。

#109 [an]
祖母が、
「今日は、どこかに出掛けようか?京都とか?」

と言ったとき・・

「おばあちゃん、しんどいでしょ?今日は、家にいよ!そうだ!ピザ食べたいって言ってたね?ピザ食べよう!」

と答えた。

私はバカだ。大バカだ。
京都にいけばよかった。

ピザなんて、油っこいもの
食べたかったはずがない。

⏰:12/03/09 17:18 📱:SH07B 🆔:s6gRYQUw


#110 [an]
なんで?なんで?

ごめんね。ごめんね。

毎日毎日・・そう思った。

おばあちゃんがいなくなったら私はどこに頼ればいいの?

1人にしないで?

私の家族はおばあちゃんだけなのに・・・・

そう問いかけていた。

火葬場で・・母が私に言った。
涙が枯れるほど泣いていた私に、肩を抱いて・・

⏰:12/03/09 17:23 📱:SH07B 🆔:s6gRYQUw


#111 [an]
「お母さんが、守るからね。」

⏰:12/03/09 17:23 📱:SH07B 🆔:s6gRYQUw


#112 [an]
そう言って、私の肩を撫でた。

1人・・じゃないね。


お母さんがいるね。


おばあちゃん、そうだね。


私のお母さんは、世界で1人だけ。

⏰:12/03/09 17:25 📱:SH07B 🆔:s6gRYQUw


#113 [an]
おばあちゃんの死で、近づいたものがいくつかある。

私と母が近くなったのもここからだ。私はずっと母が嫌いだったから・・でも、少し好きになれた。

あとは親戚。
母は3姉妹だが、仲はあまりよくなくて、親戚が集まることがあまりなかった。

でも、おばあちゃんのお通夜とお葬式をきっかけに、お正月は親戚で集まるようになり
夏には旅行にいくようになったんだ。

これも、おばあちゃんがそうしてくれたのかもしれない。

⏰:12/03/12 22:23 📱:SH07B 🆔:nVbgRyuc


#114 [an]
おばあちゃんのご近所さんに挨拶にいった時、

「あなたがあんちゃんね!よくおばあちゃんから話を聞いていたのよ。お手伝いしてくれて嬉しいって」

と何度か言われた。

言われる度に涙がでた。
私は私を責めていたから・・・

おばあちゃんはノートにこうかいていた。

⏰:12/03/12 22:26 📱:SH07B 🆔:nVbgRyuc


#115 [an]




「死に顔は、
誰にも
見られたくありません。」

⏰:12/03/12 22:27 📱:SH07B 🆔:nVbgRyuc


#116 [an]
なんでもっと早くいかなかったんだ・・・
顔みれなかった・・・
ごめんね・・・


そう思っていたけど

おばあちゃん、望んだ
死にかただったの?


会いたいよ・・

⏰:12/03/12 22:29 📱:SH07B 🆔:nVbgRyuc


#117 [an]
気付かされたことは
まだある。


友情。


私は、友情をどこかで見下していた。
友達なんてしょせんウワベ。
適当に付き合いしてればいいや。
周りに合わせとこ。

そんな風に思ってた。

⏰:12/03/12 22:32 📱:SH07B 🆔:nVbgRyuc


#118 [みさ]
主さんのペースでいいので
また続きを書いて下さい(>_<)

⏰:12/05/08 13:39 📱:iPhone 🆔:Bf/HzcYU


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