義父との関係

『凛…潮吹いたね。』

潮吹きの意味を
まだ理解していなくて
よく分からなかったけど
あたしは潮を吹いたらしい。

１回潮を吹くと
デンマをされる時は
毎回吹くようになった。

それからもずっとあたしは
義父に体を弄ばれる日が
ずっと続いた。

義父とのセックスが
当たり前になってた。

日が経つにつれて
あたしの体は成長するし
義父は若い子を抱けて
満足してたみたい。

そのまま中学を卒業した。

お母さんからは一切
連絡がこなかった。

卒業おめでとうの
連絡くらいあると
思ったのにさ…

一切なかった…

もうお母さんの事は
忘れなきゃいけないのかな…

高校に入学し携帯を
買ってもらおうと思った。

だけど義父は

『いらない。凛には
お父さんがいれば
十分だろう？』

と行って買ってくれなかった。

自分で買えば
問題ないのかと思い
バイトをすると言ったら

『生活に苦労してないのに
働く必要なんてない。』

と言った。

自由がなかった。

高校での新しい友達は
全員携帯を持ってる。

なのにあたしだけなかった。

だから遊びにも誘われない…

段々と友達が減っていった。

いつの間にかあたしは
１人ぼっちになってた。

１人でいるなんて
つまらなくて
学校を辞めたくなった。

そんな時…

１人の男に出会った。

それは隣のクラスの良平君。

良平君はあたしと違って
元気だし明るいし
人気者だった。

そんな良平君が
あたしを気にしてくれた。

休み時間つまらなくて
保健室にいたら
良平君がやって来て
話しかけられた。

特に何を話す
ってわけでもなかったけど
色々話したのを覚えてる。

それからはよく
話すようになったんだけど
良平君には彼女がいたから
彼女から嫌がらせを
受けたりしてしまった。

大人しいくせに
生意気だとか
不細工のくせに
良平と話すなとか
色々と言われたりした。

だけどそれでも良平君は
話しかけてくれた。

『色々言われるけど
気にすんなよ？
俺が話したいから
話しかけてるだけだから。』

そう言ってくれた。

いつしかあたしは…

良平君を好きになってた。

けどそんな気持ちは一切
バレないようにした。

もしバレたら彼女に
色々とまた言われる。

それに良平君には
彼女がいるんだし
気持ちを知られては
絶対にいけないからね。