タイトル何て思い付かない

私の人生。
今年度も終わることだし、けじめとして書きます。
恋愛の事が中心になるかな。
完全自己満だしつらつら気の向くまま書いてきます。

｢やり目かよ､最低､
やっぱり付き合わない｣

｢えっ何でそうなる?!
やりたいだけなら
さっさとそうしてるよ｣

｢信じらんない｡
元々セフレとか
作るような人だし｣

｢いやいやいやいや
前の彼氏とは
やってたのに
今付き合ってる俺とは
やんないって
おかしーじゃん！
俺の物んなったって
実感したいし！｣

｢…やってないよ｣

｢え？｣

｢元カレとはやってない｡三年付き合ったけど何もしてない｣

加賀谷はかなり驚いてた｡

｢私､色気あるタイプじゃないし童顔だから女として魅力なかったのかもね｡他で性欲処理してきてたのかも｣

と言うと加賀谷は

｢いやいや､そいつ相当〇×のこと好きじゃん｡余所でやってないと思うよ｡めっちゃ大事にしてくれてんじゃん｣

と何気に励ましてくれた｡

そうかなー､と呟くと､突然加賀谷が言った｡

｢よし！俺決めた！高校卒業するまでレンレンに手ー出さない！大事にする！｣

驚く私に続けざまに言う｡

｢これなら信用してくれる？｣

こうして私たちの波瀾万丈な交際生活が幕を開けた。

のだが、同時にカオリの恋は終わっていた。また一つカオリの失恋記録が更新されたわけだ。

加賀谷とは一緒に登校したり放課後、ニケツしたり海に行ったり、友達を交えて遊んだりしてた。

誘ってくるのは毎回加賀谷で私はそれを当たり前のように思ってた。

これが初めての喧嘩。付き合って三ヶ月のときかな。

下校時、たまたま加賀谷の友達の一人と地元のバス停で会った。

加賀谷の話題になり､そいつは言った。

｢加賀谷、レンレンと付き合っててつまんない、冷めたって言ってるよ｣

え？かなり頭が混乱した。私の中では順調だって思ってたから。その後のそいつの会話はほとんど耳に入ってこなかった。

夜、何事もなかったように加賀谷から連絡が来た。
普段通り、普通の会話。たわいのない日常的なやつ。

それが私の混乱をさらに増した。

何？裏では冷めてるって言ってるくせに表面上はこんな普通にできちゃうの？裏表ありすぎ…こわ…みたいなね。

私は気になることがあると言わなきゃ気が済まないタイプだから

｢てかさあ､私のこと冷めたんでしょ？別れる？｣

と言った。
正直別れたくなかったけど素直じゃない上に変なプライドがあったため強気に発言した。

｢あ、聞いた？なら話が早い、別れよーぜ｣
なんて言うだろうなって思ってたのに、

｢ごっっっめん！！！あれ全然本心じゃない！｣

なんて焦った様子だったから拍子抜けした。

｢俺、日に日にレンのこと好きんなるけど、レン、正直俺のこといてもいなくてもどっちでもいいような存在でしょ？好きって言われたことねーし、一回もそっちから誘ってくれてないよな？こんな冷められてんの初めてだからちょっと強がって言っちゃった…明日ちゃんと皆に訂正するから別れるとか言うなよ｣

私はハッとした。

確かに好きだなんて口にしたことないし、誘ったりもしてなかった。

何とも思ってなかったけど加賀谷をこんなに悩ましてるとは…

だけどやっぱりそんな簡単に素直にはなれなくて

｢じゃあ今回は許すけど次ないから｣

なんてまた強気発言してしまったorz

それからは何だかんだ順調だった。

お互い気性が荒いため、喧嘩は絶えなかったけど、すぐ仲直りしてた。

私の誕生日には加賀谷が愛用してる香水を貰ったりした。そのときは香水に興味なく、分からなかったけど、今の私なら分かる。加賀谷、お前高校生にしちゃセンスよすぎだｗマセガキやろーめｗ