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#1 [Ray]
全てありのままに書きます。
もう逃げないって決めたから。
いい年だけど
若かりし頃のあの日から。
:12/09/11 05:00
:Android
:mAhngYFQ
#2 [Ray]
小学校は普通の子だった。
ただ少し人より気が強くて
活発だっただけ。
そしてかなりのビビりやった。
バスケを近くの小学校で
5年生からやってた。
だから休みの日は練習とか試合やった。
6年生で引退?みたいのをしても
バスケの子と遊んでた。
皆と学校が違かったから
新鮮で楽しかった。
:12/09/11 05:06
:Android
:mAhngYFQ
#3 [Ray]
そして、ある日遊んでると
仲良かったミキと同じ学校の子が居た。
その子はなぜかあたしの事を
かなり嫌ってた。
ミキを呼ぶと
大声であたしの悪口を言った。
そこでビビりのあたしを知った。
でも気が強い。
だからこっちも大声で
『つまらんわー。ダサいし
気悪いから帰るなー』
って言って帰った。
:12/09/11 05:11
:Android
:mAhngYFQ
#4 [Ray]
そしてそれから
その女を大嫌いになった。
もう会うことないし。
まぁええわ。
そう思ってた。
でも……!
中学に入ってクラス表を見てた。
知ってる子居るかなー。
なんて呑気に。
そして一通り目を通し終わって
時間ギリギリに自分の席に座った。
前の席の椅子に名前が書いてあった。
その名前を見た時
一気に鳥肌が立った。
:12/09/11 05:17
:Android
:mAhngYFQ
#5 [Ray]
アイツや…!
あの公園でケンカ売ってきた
あの生意気な奴や!
そして……。
奴が来た。
向こうもあたしの顔を見て
ビックリしてた。
一回も喋らず入学式が終わった。
そして教室に帰ってる時
話し掛けられた。
『ダルない?』
『そやな』
『あんたレイやろ?知ってるで』
そりゃケンカ売ったんだから
忘れられたら困りますわ。
:12/09/11 05:22
:Android
:mAhngYFQ
#6 [Ray]
『あたし鈴華って言うねん!
今日遊ばへん?』
急な事で理解に時間がかかった。
とりあえずOKして
そのまま制服で遊んだ。
そして同じ制服を着た
綺麗な明らか先輩を見て言われた。
『あたし喧嘩っ早いねん。
よろしくな』
『何がやねん。どゆ事?』
『先輩面してるとムカつくわ』
鈴華は先輩を睨んでた。
先輩を見ると向こうも
こっちを睨んでる。
:12/09/11 05:27
:Android
:mAhngYFQ
#7 [Ray]
…まさかやろ?
嘘やんな…?!
そして鈴華は急に
缶ジュースを買って
半分一気に飲み干して
そのまま先輩に投げた。
アホかー!
ボケ!カス!しねー!
本気で思った。
もちろん先輩は激怒。
缶の中がかかったらしく
こっちに走ってきた。
:12/09/11 05:31
:Android
:mAhngYFQ
#8 [Ray]
先輩は鈴華の胸ぐらを掴んだ。
『あんた何しとんねん!
しばかれたいんか?こら』
かなりの迫力。
リアル3Dだった。
鈴華は掴まれた手を払って
先輩をつま先で蹴った。
そしてもう一人の先輩に
あたしは胸ぐらを掴まれた。
『1年が調子乗んなや!!』
あたしはビビりまくって
鈴華の真似をして蹴った。
:12/09/11 05:35
:Android
:mAhngYFQ
#9 [Ray]
そして鈴華があたしの手を掴んだ。
『レイ逃げるで!!』
こんだけ喧嘩売っといて
逃げんのかーーい!!
『え?は?うん』
とりあえずダッシュ!!
逃げ回って着いた公園で爆笑。
こいつ………面白いな。
その頃はただ楽しかった。
次の日から
先輩に目付けられたのは
言うまでもない。
:12/09/11 05:39
:Android
:mAhngYFQ
#10 [Ray]
次の日学校に行くと
昼休みに昨日の先輩が
あたしたちを呼びつけた。
『あんたら何なん?!』
『しばくで、ほんまに』
『何とか言えや!!』
そう言って同時に胸ぐらを掴まれた。
嘘やろー!
本気で泣きたかった。
そして先生が来て
先輩たちは帰って言った。
まじ先生神!!
この時そう思ったのは本当。
それから仲良くやっていってた。
ある日鈴華と喧嘩した。
:12/09/11 05:45
:Android
:mAhngYFQ
#11 [Ray]
お昼休みが終わって
急にあたしの所に来て
胸ぐらを掴まれ低い声で言われた。
『あんた何してくれとんねん』
『は?何がやねん』
『調子乗んなや!』
そう言ってもう1度
壁に思いっきり押し付けられた。
かなりビビってたけど
Sなのか、ただの性格が悪いだけなのか
誰の下にもなりたくない。
だから腕を思いっきり振り払って
逆に胸ぐらを掴み壁に押し付けた。
『何やねん。殺すぞ』
:12/09/12 07:53
:Android
:8DVR7Qak
#12 [Ray]
あたしが言うと
鈴華はあたしをグーで殴った。
これが記念すべき初めて殴られた日。
確か入学して5日とか。
あたしは胸ぐらを掴んだまま
鈴華を床に叩きつけた。
一発腹に蹴りを入れて
鈴華に跨がってまた胸ぐらを掴んだ。
『どっちが調子乗ってんねん!
一発殴らせろや!』
そう言って殴った。
あの時は確認取った後に
ちゃんと殴ってた。
そして鈍い音が聞こえて
骨のガチッって音が気持ち悪かった。
その後は皆に取り押さえられて
とりあえず教室に戻った。
:12/09/12 07:59
:Android
:8DVR7Qak
#13 [Ray]
5時間目は班ごとに
何かをやるって授業だった。
あたしたちは窓側の
前から2番目と3番目だった。
もちろん、かなり機嫌悪い。
一人で席を離してイライラしてた。
そして担任の授業だった。
ちなみに担任はかなり怖い。
デブで目力が半端なくて
誰もがビビってた。
案の定、担任はあたしの席に来た。
:12/09/12 08:04
:Android
:8DVR7Qak
#14 [Ray]
でもその時は何故か優しくて
心配して聞いてきた。
『どうしたん?何かあったん?』
『別に。ただコイツが嫌なだけや』
そう言って顎で鈴華をさした。
鈴華は何も言わず
教室が静まり返ってたのは覚えてる。
担任は何も言わなくなって
一人で寝てた。
そして、それから1ヵ月は
鈴華と仲良くなる事はなかった。
そしてある日
前に喧嘩した先輩が
放課後1年の下駄箱で待ってた。
:12/09/12 08:10
:Android
:8DVR7Qak
#15 [Ray]
『あんたあたしの悪口言うてんやて?』
急に言われた。
いや、ほんま、あんたに興味ない。
そう言いそうになったのを
グッと飲み込んだ。
『いや、言ってないです』
『あたし言ってるって聞いたんやけど』
『は?誰からですか?』
『鈴華』
やられたな。
一本取られたわ。
:12/09/12 08:15
:Android
:8DVR7Qak
#16 [Ray]
『言ってないです』
『ふーん。ま、あんたシメるわ』
はい?何でなん?
今?!ここで?!
かなり汗った。
足マジ震えとったわ。
『だから静かにしとき』
そう言って帰って行った。
良かったー。
今やないんや!
呑気にそんな事を思った。
:12/09/12 08:19
:Android
:8DVR7Qak
#17 [Ray]
いやいや、待てよ。
鈴華、あんたかなり
先輩の悪口言ってたな。
明日から虐められるの?
そう思って泣きたくなった。
自慢じゃないけど
虐められた事ないねん。
そこらへん、よろしくな。
そして次の日から
特に虐めもなく平凡だった。
6月の運動会練習の時
全校が体育館に集まった。
あたしたちクラスは
校舎と体育館を繋ぐ所に居た。
:12/09/12 08:23
:Android
:8DVR7Qak
#18 [Ray]
すると…!!!!
その先輩が仲間を連れて
あたしの所までスタスタ来た。
え?え?え?
そして目の前に来て
周りが静まり返った時言われた。
『あんた水口俊先輩の妹?』
水口はあたしの名字。
俊ってのは3つ上のアニキ。
『そうですけど』
『ほんまなん?俊先輩やで?』
何で疑われてるん?
あたしは冷静にリピーターした。
『そうですけど』
:12/09/12 08:29
:Android
:8DVR7Qak
#19 [Ray]
『そうなんや!ならええわ!』
そう言って笑って消えて行った。
そして何事もなかったように
皆また話し始めた。
ま、良かったわ。
そして帰り下駄箱に手紙が入ってた。
見ると『河合楓』って書いてある。
あの先輩や!
帰りながら手紙を読むと
何か謝ってる内容。
んー先輩ってよく分からん。
でも有名な先輩だったし
仲良くなろうって書いてあったから
嬉しくて返事を書いた。
それを知り合いの1つ上の子に
お願いして渡してもらった。
:12/09/12 08:36
:Android
:8DVR7Qak
#20 [Ray]
そこから凄く仲良くなった。
あ、言い忘れ!
楓ちゃんに
鈴華が悪口言ってるって
言ってきたと言った次の日から
性格が悪くなりました。
ここからは、あたしの性格の悪さが
思いっきり出ます。
見守って下さい。
楓ちゃんに言われた次の日
あたしは鈴華を呼び出した。
『あんた先輩に何言ったん?』
『別に』
『別にちゃうやろ!
あんたが言うてたんやろ?
ほんま、もうええわ』
そう言って教室に戻った。
:12/09/12 08:41
:Android
:8DVR7Qak
#21 [Ray]
そして席に着いて
イライラがピークだった。
机の上に足乗せたり
イスで体育座りしたり
前の鈴華のイスの裏?
をずっと蹴ってた。
あの頃はほんまに
やりたい放題やったなー…。
あたしが楓ちゃんと仲良くなった位に
鈴華は学校に来なくなった。
あたしも楓ちゃんとかと居て
週2、3で行ってた。
ある日教室で一人
外の部活を見てると
ガラッと扉が開いた。
パッと見ると同じクラスの
中島雄大がビックリした顔で居た。
:12/09/12 17:05
:Android
:8DVR7Qak
#22 [Ray]
『おー水口!何してん?』
『いや暇やからイケメン探してる』
『へぇ忙しいな』
『部活?』
『お!忘れ物取りきてん!
でも少し休憩してから行こ』
そう言ってニカっと笑った。
雄大は身長小さくて
顔はかっこいい。
そして真面目でたまにやんちゃ。
よく分からないけど
かなりモテてた。
多分普段は悪さもするけど
部活とか真面目にやってて
皆好きだったんだと思う。
:12/09/12 17:11
:Android
:8DVR7Qak
#23 [Ray]
雄大は自分の机に座って話した。
『ちゃんと話すの初めてやな!』
『うん!いつも雄大あたしの事
避けてるやんか!』
『避けてないわ!』
そう笑い合ってシーンとなった。
何か雄大がモテるの
分かる気がする。
独特な空気と
ちょっとカッコつけてる所と
あんまり笑わないのに
こんな時に笑う時。
:12/09/12 17:18
:Android
:8DVR7Qak
#24 [Ray]
それから何を話したか
あんま覚えてないけど
あたしは雄大に惚れると確信した。
次の日学校に行って
雄大と話してた。
何かドキドキしてニヤける。
あたしの初恋は雄大やった。
それに気付いてから
上手く話せなかった。
でも会いたくて学校に毎日行って
話したり楽しかった。
:12/09/12 17:21
:Android
:8DVR7Qak
#25 [Ray]
同じ年で仲良かったのは
アユと麻也。
アユはキレイな子。
麻也は可愛い。
麻也は3才くらいから一緒で
喧嘩も何回もした。
うちのマンションの下に住んでる。
アユは同じ階の隣の隣の隣の隣くらい。
そして雄大の事を二人に相談した。
応援してくれるって言われて
そのあと2人からも発表された。
:12/09/12 17:26
:Android
:8DVR7Qak
#26 [Ray]
2人は同じ年でも
かなり目立ってる
健太とナギを好きだった。
その二人はあんま学校に来なくて
顔はかっこいい。
麻也は健太、アユはナギ。
ほんま同時くらいに
皆好きになって
同時に発表した。
それから夜中は
麻也とアユでマンションの
階段に座って話してた。
:12/09/13 07:46
:Android
:TrYA6wzY
#27 [Ray]
あたしたち
ほんまに面食いやなって
笑いながら話してた。
学校は帰りとか休み時間に
先輩とかから
『俊先輩の妹やんなー?!
よろしくなー!バイバイ♪』
とか言われて困った。
でもそのお陰で
先輩からはかなりかわいがられた。
凄くお兄に守られてたと思う。
相変わらず雄大は
アタックしても気付かないのか
向こうは全然女として
見てくれてないみたいやった。
何度も諦めようとしたけど
本気になると
かなりしつこいみたいで
諦めが悪かった。
:12/09/13 07:51
:Android
:TrYA6wzY
#28 [Ray]
そして夏休みに入って
雄大と会えないって思ってた。
でも!少しして
男バレの応援行こって言われて
雄大は男バレだったから
もちろんOKした。
そして当日。
雄大は1年でレギュラー。
もう…叫びまくった。
終わって勝った。
皆は先輩の所に走って行ったけど
あたしは雄大の所まで
走って行った。
:12/09/14 17:15
:Android
:1h6DWoGk
#29 [Ray]
『雄大っ♪おつかれ!』
『おぉー来てたんだ!』
『うんっ!格好良かったで!』
『はは…ありがと』
『…??次も頑張ってね』
何か元気ないな…?
どうしたんやろ?
不思議に思いながらも
次の試合まで待った。
そして次も勝った。
でも、やっぱり雄大は
全然元気がなかった。
:12/09/14 17:20
:Android
:1h6DWoGk
#30 [Ray]
ま、いつもクールぶってるし
ただ集中してんかな?
そして終わって
また雄大の所に行った。
『どうしたん?元気ないで?』
『いや、軽いスランプや』
『スランプ…ほんまに?』
『今日全然ダメやったわ』
そしてずっと話してた。
こんな雄大は見たことない。
『雄大!8月の最初
クラス皆で肝試しやるねん!
もちろん来るやろ?!』
:12/09/14 17:29
:Android
:1h6DWoGk
#31 [Ray]
あたしは笑って言ったら
雄大は微笑んで頷いた。
『俺戻るなー!ありがと』
『うん…あ!!!』
あたしは雄大を引き止めた。
そして何を思ったか
言ってしまった。
『あたし…あ!何でもないわ』
『え!言えよ』
『好きかもしれません!』
その言えよが格好良くて言った。
雄大はビックリした顔をして
こっちを見た。
:12/09/17 04:13
:Android
:cape6Ezg
#32 [Ray]
『…いや、何でもない!忘れて!!』
『あ!水口…ごめん』
ふられたぁーー!
かなりショックだったけど
笑って言った。
『はは!忘れてって言ったのに
フらないでよ!
ま、これからも友達ね♪』
そう言ってあたしは帰った。
泣きそうになったけど
我慢した。
それから会わない時期が続いて
肝試しの日になった。
:12/09/17 04:18
:Android
:cape6Ezg
#33 [Ray]
皆に『気まずいわー!』って言って
泣きついてた。
そして雄大登場。
あたしは気まずいながらも
近寄って話しかけた。
『よっ!久しぶり〜』
『お!久しぶりやな。
元気やったか?』
『元気ない訳ないわ!』
『この前応援ありがとな。
話聞いてくれて楽になった』
あの日は記念すべき
あたしが初めて告って
初めてフられた日。
気まずくなって
皆の所に戻った。
:12/09/17 04:23
:Android
:cape6Ezg
#34 [Ray]
『でわでわ〜皆さん!
順番にクジ引いてやー!』
お調子者の佐藤が叫んだ。
こんなの奇跡的に雄大となる何て
マンガとかドラマしか有り得んわ。
そう思って引いたら
15って書いてあった。
有り得んとか思いながら
雄大の番号が気になった。
『それでは1番の人〜』
佐藤が順番に番号を呼んでいった。
『13!…14!』
そこで雄大が動いた。
やっぱ違うか。
:12/09/17 19:40
:Android
:cape6Ezg
#35 [Ray]
ガッカリしながら
番号が呼ばれた時並んだ。
『レイ!15なん?!』
隣を見ると石井ちゃん。
石井ちゃんは弟みたいな人。
小さくて童顔で可愛いがられる。
『お!石井ちゃんや!
同じやな!』
『なーんだ!お前かよ〜!
ま、ええわ!ついて来い』
そう言うとソッポを向いた。
雄大は1つ前やった。
その時のあたしは
前に雄大が居るのに
無駄に石井ちゃんに話しかけた。
もう大丈夫やで
って雄大に伝えたかったんかな?
それからあたしたちの番になって
お墓の中に入って行った。
ちなみにかなりのビビりマンの
あたしは泣きそうやった。
:12/09/17 19:47
:Android
:cape6Ezg
#36 [Ray]
『置いて行かんといてな…』
『お前ビビってんか?』
『当たり前やん!
あたしのビビりさ舐めんな!』
あたしがキレて言ったら
石井ちゃんはあたしのペースに
一緒に合わせてくれた。
『お前はアホやな!
お化けなんて居らんで?』
『あんたの方がアホやん!
お化けは居るんやで?』
そこで霊感がかなりある
麻也の体験談を話してた。
『前にな…麻也が…』
『え!黙んなよ!何?!』
『何か急に怖なったから
もぉええわ。やめとく』
あたしは石井ちゃんの服を
思いっきり掴んだ。
そしていちを何事もなく
何とか生還した。
:12/09/17 19:53
:Android
:cape6Ezg
#37 [Ray]
そして帰りはバラバラやった。
でもあたしはビビりすぎてて
麻也と帰る約束した。
そして雄大の所に行って
話しかけた。
『雄大〜!またねっ!
てかアドレス教えてや♪』
『おー!ええよ!
知らんかったな!』
そしてアドレス交換してる時
雄大は目を見ず言った。
『色々とごめんな。
俺勘違いしとったわ。
石井ちゃんええ奴やんか』
『…は?何言ってるん?』
あたしは雄大を見てたけど
雄大は携帯をしまいながら
下を見て言った。
『石井ちゃんは大丈夫やで!』
『あんたアホなん?』
『え?何で?石井ちゃん
好きなんやろ?』
:12/09/17 20:03
:Android
:cape6Ezg
#38 [Ray]
『だからアホなんか?って
聞いとるんや!
あたしが石井ちゃん好き?
何も分かってへんのは
あんたやろ!!!』
『何キレてるん?!
え?俺何か悪い事言った?』
雄大はポカーンとしてた。
こいつ…ほんまに分かってないわ。
『あたしは!あんたが好きって
言ったやろ!ふざけんな!しね!』
そう言って帰った。
麻也の所に行って
話を聞いてもらいながら帰った。
『可笑しない?!何なんよ!』
『雄大も鈍感やなー!ウケるわ!』
『全然ウケへんわ!!』
そして家について
いつもの階段に座って
アユと3人で話してた。
:12/09/17 20:07
:Android
:cape6Ezg
#39 [Ray]
そして朝起きて思った。
あたし…何て事言ったんや…。
ほんまにアホや…。
そして携帯を見たら
知らないアドレスから来てた。
『昨日はごめんな。
怒らせたみたいで。
また学校で会おうな!』
メールの下には
雄大の名前があった。
最 悪 。
それからはだんだん傷も癒えて
学校が始まった。
:12/09/17 20:13
:Android
:cape6Ezg
#40 [Ray]
学校に行けば勿論雄大も居る。
最初の3日くらいは気まずくて
一言も話さなかった。
そして授業が始まって少しした頃
何かがキッカケで話した。
その直後文化祭の準備。
中学の文化祭はクラスごとじゃなく
各学年で劇をやったりだった。
ま、あたしは劇に関わる事は
何もしてない。
当日、何も参加してないあたしは
全学年の劇を見るのも退屈だったから
外に出て遊びに行ってた。
そして振替とかの連休が終わって
学校に行ったら
速攻担任に呼び出された。
:12/09/19 20:24
:Android
:jLgXHjOQ
#41 [Ray]
担任は学年…ってより
学校でかなり怖いと有名。
お兄ちゃんの3年間担任で
かなり気に入ってたらしい。
『水口、ちょっと来い』
そう言って人差し指を
ヒョコヒョコとした。
ちなみに女だからね…。
そしてビビりまくってたあたしは
足ガクブルさせながら
ゆったりと付いて行った。
そして教室を出てすぐの
踊場の所で急に胸ぐらを掴まれて
壁に押し付けられたら。
………え?
:12/09/19 20:29
:Android
:jLgXHjOQ
#42 [Ray]
『あんた文化祭の日何してたん?』
『遊んでた』
『遊んでたちゃうやろ?(巻き舌)
あ?文化祭やぞ?何しとんねん』
その直後ビンタ3往復くらいされた。
こっえーー…!!!
完璧にビビって泣きそうだった。
でも半端じゃないくらい
そう…誰よりも気が強い。
だから倒れた体を起こして
『は?何なん?!謝れや!』
と言った。
その態度が気に食わなかったのか
また胸ぐらを掴まれて掴み合い。
担任、今のマツコみたいなモン。
あたし、この頃は木下優樹菜、
……みたいな体型ね。
そしたらいろんな先生が来て
止められた。
:12/09/19 20:35
:Android
:jLgXHjOQ
#43 [Ray]
『何してるんですか!!』
そう言って飛び込んで来たのは
ちっちゃーい副担。
もう1回予習ね。
担任、縦にも横にもデカいデブ。
あたし、縦は長さがあるけど骨。
副担、全部ちっちゃい。
副担は押しとばされて
近くを通った生徒を呼んできた。
あたしたちは掴み合いながら
暴言を吐きまってたまに蹴り。
『…おい!止めろや!』
あたしは制服を掴まれて
思いっきり引っ張られた。
:12/09/19 20:40
:Android
:jLgXHjOQ
#44 [Ray]
顔を見ると…イケメン!!!
その人は綾(リョウ)先輩。
1つ上でかなりモっっテモテ。
とりあえず色んな先生が来て
落ち着かせられた。
あたしは給食まで別室に行った。
だったら帰りたいんだけど。
一人で給食を食べようとしたら
綾先輩が来た。
無表情でドアの所に立ってたから
かなりビビってイスから
落ちそうになった。
『…わ!!何ですか?』
『別に。てか、あんた馬鹿?
面倒臭ぇ事すんなよ』
『は?あなたは優秀君でいいけど
あたしは何も出来ねぇんだよ!』
意味も分からず当たってみた。
『ふーん。ま、あんたに興味ないわ。
俺が止めさせられて止めたんや。
何か言う事ないんか?』
:12/09/19 20:51
:Android
:jLgXHjOQ
#45 [Ray]
『余計なお世話でした。』
綾先輩は目を丸くして
あたしをずっと見てた。
え…ほんまに面倒臭いわ。
『ありがとうございます』
この時のあたしは性格が最悪プラス
素直じゃなかった。
あたしがお礼言うと
綾先輩は何も言わず出ていった。
チッ。あいつのせいで
ご飯食べる時間が減ったわ。
そう独り言を言いながら
午後も別室だった。
そして皆帰る頃。
ガラッと扉が開いて見たら
担任とお母さんが居た。
ま じ か 。
お母さんはあたしの顔を見て
指をさして笑った。
あのクソババア。
『あ、あんた!!
顔!あははは!やば!!』
『黙れ』
お母さんはずっと笑ってた。
あたしも釣られて笑いそうになった。
:12/09/19 20:57
:Android
:jLgXHjOQ
#46 [Ray]
そして担任が話し始めると
お母さんはずっと謝ってた。
笑わず、にね。
そして結局1日別室で終わった。
帰りお母さんと爆笑しながら
フラフラして帰った。
そして次の日学校に行くと
皆に色々聞かれた。
ま、スルーしたけど。
それから大きな出来事もなく
たまに学校行って
楓ちゃんたちと遊んで
夜はバイク乗り回して
たまに喧嘩して
退屈ではなかった毎日。
そして冬休み直前。
あたしはまた雄大が好きで
頑張ってアタックしてた。
:12/09/19 21:04
:Android
:jLgXHjOQ
#47 [Ray]
終業式。
あたしたちは式に出て
やっと休みだってルンルンだった。
皆にバイバイして帰って
夜は年越しまで皆で集まった。
その日溜まり場の先輩ん家行くと
かなりの人が居た。
あたしは機嫌が良くて
初めてアユと麻也を連れて行った。
鼻歌を歌いながらドアを開けたら
ギュウギュウに人人人人!!!
『わ!何だ!この人だらけは!』
『あ、レナー!年末まで
ここに泊まりやでー♪』
楓ちゃんが手をあげて
酔っ払いながら言った。
『あ…うん。でも泊まれるん?
こんな人だらけで』
『何とかなるで♪
今のうち家連絡しとき!』
あたしはお母さんに連絡して
すんなりOKをもらった。
:12/09/19 21:13
:Android
:jLgXHjOQ
#48 [Ray]
『何か知らない人ばっかなんやけど』
『ホンマにー?テキトーに話しとき』
『…まぁ、そうやな』
『皆ええ奴やで♪』
楓ちゃんと同じ年やろ?
皆年上やんか。
よく見ると結構有名な人も居た。
そして2つ上も。
完璧あたしたち3人が1番した。
あたしはアユと麻也に
心からの感謝を言った。
『アウェイ感満載やな』
あたしが言うと
二人共何かとアウェイと
口に出してた。
:12/09/19 21:18
:Android
:jLgXHjOQ
#49 [Ray]
そして改めて乾杯。
年下は年上皆に一人ずつ
相手のグラスを上にして
乾杯をしなきゃダメだった。
キャバクラか!ってな。
『乾杯!…乾杯!…乾杯!』
あたしも一人ずつ回ってたら
皆優しかった。
『俊先輩の妹やろー?』
『そんな乾杯ええよ!』
などなど皆優しかった。
そして……。
『乾杯!…えっ!!!!
あんた!あの嫌な奴や!』
『あんなー俺は綾っていうねん。
嫌な奴って、アホか』
まさかの綾先輩やった。
『あんた真面目君やん!
こんな所居ってええんか?!』
『俺は2つ顔あるねん』
アホや、こいつ。
:12/09/19 23:51
:Android
:jLgXHjOQ
#50 [Ray]
綾先輩は相変わらず
無表情で話続ける。
『ふーん。ま、ええわ』
あたしが言うと綾先輩は
頭をはたいた。
そして皆乾杯し終わって
楓ちゃんの隣に戻ると言われた。
『レナ高橋知ってるん?』
『高橋?誰それ』
『高橋綾や!』
『あの人高橋っていうんや。
前マツコと喧嘩して止めてくれてん』
『へぇ。ええ所あるやん。
あいつの彼女めっちゃ可愛えで』
『へぇー』
『知らん?希美!』
希美先輩は分かる。
めっちゃ可愛くて真面目に
部活もやってる2年生。
:12/09/20 00:01
:Android
:ldzTGgcE
#51 [Ray]
でも、ホンっっマに
綾先輩に興味がなかった。
どぉーーーでも良かった。
そして呑んで呑んで呑みまくって
あたしは潰れた。
一つしかないベッドに
うずくまりながら寝た。
朝方目を覚まして周りを見ると
皆雑魚寝だった。
申し訳ないわ。
そしてトイレに行って
顔を洗おうと鏡を見た。
『…何が起こったんや』
あたしは髪の毛グシャグシャ。
顔には落書きだらけ。
首の下には谷間が書かれてた。
:12/09/20 02:50
:Android
:ldzTGgcE
#52 [Ray]
あたしはかなりの貧乳。
嫌みか?嫌みなんか?
とりあえず顔をずっと洗って
部屋に戻ったら3年の
祐也君が起きてタバコ吸ってた。
『あれ?顔落ちてるな?』
『あんたがやったん?!』
『皆やで!』
悔しかったから皆の顔に
点々をいっぱい書いてやった。
:12/09/20 04:42
:Android
:ldzTGgcE
#53 [Ray]
途中で起きる奴も居れば
ずっと爆睡して顔を掻いて
物凄い事になってる人も居た。
そして気付いた。
『あ!祐也君!さっきは
あんたとか言ってごめんなさい!』
祐也は笑って言った。
『…はは!何言うかと思えば!
全然ええで!むしろタメで!』
『あ、いえ…。すみません』
しばらくすると皆起きた。
相手の顔を見て笑い合ったり
その光景が面白かった。
そして皆で遊び行って
夜は雑魚寝の繰り返しやった。
凄く楽しくて
腹筋が筋肉痛になったのは内緒。
:12/09/20 18:11
:Android
:ldzTGgcE
#54 [Ray]
そして年越し。
皆で走り行ってカウントダウンをした。
凄く楽しかったけど
さすがに眠かった。
あたしは、なぜか綾先輩の後ろで
ブツブツ文句を言いながら
軽く寝てしまった。
そしてまた溜まり場について
玄関で限界を迎えた。
さようなら。チーン。
お酒も呑んでた。
気付いたらベッドの上。
誰か運んでくれたんや。
申し訳ないわ。
:12/09/20 18:17
:Android
:ldzTGgcE
#55 [Ray]
その時何となく思った。
ん?何か喉痛い?
布団かけると暑い。
でも出ると寒い…。
そして…気付いた。
熱あるわ。
皆起きても下っ端だし
熱ある!とか言えない。
あたしはブルブル震えてる身体を
隠しながらも皆と帰った。
帰り道、綾先輩に言われた。
『あんた大人しいな?どうしたん?』
『熱あるっぽいねん。ヤバいわ』
『は?!』
そしておでこを触られた。
『うわっ!!…』
『静かにして!!もう帰るだけやから
我慢出来るわ…』
『でもお前…結構あるぞ』
:12/09/22 06:21
:Android
:MaOoV3Ts
#56 [Ray]
綾先輩は声を小さくして言った。
『後は寝るだけやん!
とりあえず言わんといてな』
綾先輩に口止めをして
あたしは帰って行った。
家に着いて熱を測ると
40℃を越えていた。
これには流石に笑えた。
そしてヴァファリンで治した。
あたしはヴァファリンを飲めば
すぐ治る身体らしい。
熱も治って3学期がはじまった。
雄大に会ってすぐ話しかけた。
ちなみに、あたしが熱で
ぶっ倒れてる時に
雄大から明けおめメールが来てた。
『おは!明けおめ!』
『あけおめ!今年もよろしくな』
『うんっ!』
そして照れながら
皆の所に戻ったあたしを
全ての人が口を揃えて
『キモい』と言ったのだ。
:12/09/22 06:32
:Android
:MaOoV3Ts
#57 [Ray]
そしてあたしは毎日楽しく
学校に通っていた。
でも……。
三連休があった。
皆で先輩の家に居た。
しばらくしたら
地元では誰もが名前を知ってる
ふみや君が勢い良くドアを開けた。
『やべーー!楽し!!
あかんわ!忘れられん!』
そう言って座った。
あたしと麻也とアユは
まじでポカーーンやった。
でも気付いた。
何、このニオイ…。
:12/09/24 17:19
:Android
:DgDiGwn.
#58 [Ray]
先輩たちは…
『お前またかー?』
『いつも臭いわ!パクられるで』
とか言うてた。
コイツ…薬やっとるわ。
ビビりのあたしは
関わりたくなかった。
この人たち…オカシイ。
そしてそんな事も忘れかけた
2月半ば。
三年生は卒業だ。
あたしたちは、あんま学校に行かず
三年生と遊びまくってた。
そして…かなり怪しめなバー?
みたいな地下の所に入った。
そして卒業の話になって
皆で卒業してほしくない!!
ってかなり落ちてた。
:12/09/24 17:26
:Android
:DgDiGwn.
#59 [Ray]
『まぁまぁ!そんな落ちんな!
嫌な事は忘れましょう♪』
そう言ってあたしたちのお酒に
何かを入れた。
もう、一瞬で分かった。
これ、アカンヤツやん。
あたしがビビってると
隣に居た騒がしいけど
絶対あたしには逆らわない
マユミが一気に飲み干した。
マユミは俯いたまま
しばらく動かなかった。
すると…ガタンッ!
って立ってフラフラしながら
外に出て行った。
:12/09/24 17:31
:Android
:DgDiGwn.
#60 [Ray]
あたしたちは爆笑しながら
ゆっくり呑んでた。
ただの一杯で皆フラフラだった。
そしてどうやって
帰ったのか分からないけど
気付いたら家だった。
そして次の日から
マユミは学校に来なくなった。
春休みに久しぶりにマユミに会うと
ガッリガリになってて
目は焦点が合ってなくて
明らかおかしかった。
その姿が怖くてゾッとした。
そしてマユミはあたしに言った。
『あたし裏切られたんや。
歩美殺すわ』
その目は本気で
歩美を殺しそうやった。
歩美はマユミと双子と言うくらい
仲良くてずっと一緒に居た。
『何言うてんねん!
ホラ!皆で遊び行くで!』
あたしはフラフラのマユミを
家から出した。
とりあえず何か食わさんと。
そう思ってデカいスーパーに寄った。
:12/09/24 17:40
:Android
:DgDiGwn.
#61 [Ray]
お菓子から食べさせな。
あたしとアユとミユキで
ウロウロしてた。
するとマユミは急に
あたしたちから離れて
どこかに向かって歩いた。
あたしたちも急いで追いかけて
着いた所はかなりゾッとした。
そこは日常品とかが売ってて
キッチン用品があった。
マユミが止まったのは
ナイフがバーと並んでる所。
コイツ…本気やん。
あたしは言った。
『マユミ何してんー?行こや♪』
『歩美殺す言うたやん』
『ほっときーよ!ええやん♪』
『ええ訳ないやん!黙っとき!』
ま
:12/09/24 17:46
:Android
:DgDiGwn.
#62 [Ray]
前も言ったけど
マユミはあたしに逆らって来ない。
普段、はね。
この時はホンマにおかしかった。
あたしもキレた。
『あんたええ加減にせぇや!
止め言うてんねん!』
するとマユミは包丁を出して
あたしの胸ぐらを掴み
後ろの鍋とかある所に押し付けて
『何やねん、お前。
お前から殺してもええんやぞ』
と包丁を押し付けて来た。
あれはかなりビビった!!
刺されたー!
って思ったわ!
:12/09/24 17:50
:Android
:DgDiGwn.
#63 [Ray]
とりあえず、こっちがブチ切れそうや。
でも刺されるのは勘弁。
あたしは引きつりながらも
満面の笑みでマユミの両手を抑えた。
『落ち着きーよ!
そんなイライラせんと!
とりあえず外出るで!』
あたしは離れて
外に連れ出した。
そして出た瞬間に
あたしはマユミの胸ぐらを掴み
壁に押し付けた。
『あんた何しとんねん。
目アカンで。アホか。殺すぞ』
ムカつきすぎて意味分からない事を
ずっと言っていた。
マユミはあたしと目を合わさず
下を向いてた。
そして……。
『レイには分かる訳ないやん!』
って一発殴られた。
あたしはブッッチ切れて
3発くらい殴りながら言った。
『あんたが言わんと分かるか!
アホか!!死にたいんか!?
何かあるなら言えや!!』
マユミは泣きながら言った。
:12/09/24 18:01
:Android
:DgDiGwn.
#64 [Ray]
『レイは…いつも守られて
皆から好かれて…!
あんたにあたしの気持ちなんか
分かる訳ないやん!』
マユミは近くの自転車とか倒して
暴れ始めた。
『喧嘩も強くて!いつも強くて!
怖いモンなんてないと思ってた!
でも、あの時あんたは
ビビってアレを呑まなかった!
あたしは一気に呑んで
初めて先輩が笑って褒めてくれた』
マユミは泣いてた。
『お前凄いな、って…。
でも、違かった。
もぉ…皆嫌いやねん!!
関わらんといてや!』
マユミは走って居なくなった。
あたし→呆然。
:12/09/25 01:08
:Android
:UZ98r7qE
#65 [Ray]
マユミは普通に仲良かった。
今まで名前は出てこなかったけど
色々思い出あるねん…。
もう思い出すのが辛いねん。
マユミはその2日後に死んだ。
自分で自分を刺して…。
『でも…違かった』
マユミが最後言った
「違かった」の意味は
この時まだ知らない。
あたしたちはお葬式に参加した。
皆はあたしに泣きついた。
あたしが皆守らなアカンわ。
そう思って涙を堪えて
皆をずっと慰めていた。
火葬場には行かなかった。
あたしのせいで死んだんや。
のこのこ行ける訳ない。
:12/09/25 01:14
:Android
:UZ98r7qE
#66 [Ray]
新学期が始まった。
皆マユミの話には触れず
もう忘れた感じやった。
そしてクラス表を見た。
仲良い子は誰も居ない。
唯一、雄大が同じクラスやった。
『雄大♪また同じクラスやん!』
『ホンマやな!よろしく!』
そして席に着いた。
ホンっっマに誰も知らん。
その時後ろの花蓮に話し掛けられた。
『元5組のレイちゃんやろ?
あたし花蓮!よろしくな』
『あ、あたし知らんわ。
ごめんな。よろしく!』
『はは〜!ストレートやな!
仲良くしてな♪』
花蓮と名乗ったのは
ホンマに可愛いくて細い。
色黒でテニス部の子。
そして始業式が始まった。
前には新入生。
つまんなくて爆笑かました。
:12/09/25 01:25
:Android
:UZ98r7qE
#67 [Ray]
そして学校がスタートしたんやけど
これがまた最悪やった。
一週間もすれば
花蓮の本性が見えてきた。
花蓮は短気、自己中。
絵に書いたような奴やった。
あたしが全く知らん子を
標的にして
ブス、デブ、きもい、死ね
を連呼してた。
あたしは関わりたくなくて
他のクラスに行って逃げてた。
体育とかクラスを移動する時は
机で爆笑して一人ぼっちで
教室に居るのが好きやった。
何度か先生に見つかって
かなりシバかれた。
そして学校には
行ったり行かなかったり。
:12/09/25 01:30
:Android
:UZ98r7qE
#68 [Ray]
ある日学校に行って
花蓮と喧嘩した。
『○○ムカつく〜イジメようや♪』
ホンマに今名前を思い出せない位の
陰キャラの子。
あたしはとうとうキレた。
『あのさ、いい加減やめろや。
陰キャラしか虐めんと楽しいん?
ホンマダサいで』
あたしが言うと花蓮は
何も言わず居なくなった。
いつも花蓮の後ろについてる
金魚のフンと一緒に。
でも有紗だけは居てくれた。
有紗はニューハーフみたいな顔。
凄いサバサバしてて好き。
そこから花蓮とは話さなくなった。
特に嫌がらせとか
大声で悪口とかはなかった。
ただ話さなくなった。
:12/09/25 01:37
:Android
:UZ98r7qE
#69 [Ray]
そして何もない日が続いたある日。
門の所で楓ちゃんを待ってた。
その時聞こえた。
『水口レイー!殺すぞ!!』
皆が上を見た。
誰も居なかったけど
誰かは分かった。
犯人は1年のカレン。
これもまた花蓮と同じ名前。
小学校が同じで一回シメてた。
多分調子こいてるだけ。
コイツのお陰様でずっと年下が
大嫌いやった。
『カレン。降りて来いや。
ビビってんちゃうぞ!!』
あたしは下から叫んだ。
もちろん降りて来ることはなかった。
:12/09/25 01:43
:Android
:UZ98r7qE
#70 [Ray]
そして楓ちゃんが来て
あたしたちは溜まり場に向かった。
その間にカレンの事を話した。
『そいつシバかないアカンな』
楓ちゃんは楽しそうに言った。
『あたしホンマにシバくわ。
昔から気に食わんわ』
『手伝ったろか?!』
あんた…楽しんでるやん。
『いや、とりあえず
レナ一人で行くわ。
そんでここに居られん様にする』
あたしはニヤケながら言った。
楓ちゃんは
『こわーい♪』
って言いながら楽しそうやった。
:12/09/25 01:47
:Android
:UZ98r7qE
#71 [Ray]
次の日、あたしは嫌いな後輩に
『カレン連れて来てや』
と頼んだ。
…が!
その後輩は走りながら戻ってきて
ちょっと怯えながら言った。
『あの…来たくないって
泣いて動かないんですけど…』
何やソレ!!!
笑いそうになった。
でも我慢して言った。
『じゃ、いつでも殺しに来い
って言っといてや』
と言って帰った。
そしてカレンはその後
あたしから逃げ続けたのだった。
:12/09/25 01:51
:Android
:UZ98r7qE
#72 [Ray]
学校で会わないよう
一生懸命努力しとった。
ホンマシバこうかな。
だが!その頃あたしは
雄大に手応えを感じ始めた。
今まで糞鈍感野郎、雄大君と
メールが続くようになってた。
いや、それしか根拠はないけど…。
今まで連絡も取ってなくて
たまに話して遠くから見てるだけ。
でも、もしかしたら…。
って思うようになった中2の6月。
だが…実際話すと
なーーんにも変わらない。
:12/09/25 07:05
:Android
:UZ98r7qE
#73 [Ray]
でも毎日連絡取ってる事が
嬉しくて皆に自慢してた。
ある日雄大と話してた。
あたしはその時も教室で寝てて
皆体育の授業で教室に居らんかった。
一人でうつ伏せになってると
ガラッと扉が開いた。
先生だとダルいから
無視し続けたら何も言われない。
ガタとか聞こえるけど。
だんだん怖くなってきて
勇気を出して起きたら
雄大がこっちを見てた。
『え!え?!えー?!
何してん?!?』
『いや、俺もサボりしてん。
起こさんようにしてたけど
起こしたか?ごめんな』
『寝たふりしててん!』
そして2人で笑い合って
お互い話さなくなった。
『何か2人で話すの久しぶりやな』
『レイも思ったわ!元気やった?』
『はは!元気やで!』
それからくだらない事で笑った。
凄い楽しかったけど
あっという間に時間はすぎた。
:12/09/25 07:14
:Android
:UZ98r7qE
#74 [Ray]
『授業終わったな』
『ね…何か早いなー』
『俺、水口に言う事あんねん。
今日一緒に帰ろうや』
あたしは告られてもないのに
照れたように笑った。
でも昼休みとかになるたび
だんだんビビってきた。
あたし何言われんやろ…。
こんなん初めてやったから
恐怖と…色々に
あたしは放心状態やった。
そして…遂にその時が来た。
『水口帰ろうや』
雄大が教室の扉の所で言った。
皆もビックリしてて
冷やかされたり色々………。
そして一緒に帰った。
しばらく、いつもの様に
くだらない話をしてた。
:12/09/25 07:22
:Android
:UZ98r7qE
#75 [Ray]
そして家の近くの公園を通った時
雄大はニコニコして言った。
『ブランコ乗ろうや!』
あたしたちは2つしかない
ブランコに乗って軽く揺れた。
その時急に言われた。
『工藤の事、残念やったな』
工藤とはマユミの事。
『…そやな』
『お前は頑張ったんや。
自分せめんでええちゃうか?』
『…別に!せめてなんか…!!!』
『じゃ愛想笑いばっかしてんなや。
最近お前いつも辛そうに笑う』
そんな事言われたのは初めてやった。
そんな見てくれてたんや。
だからメールもしてくれて
今日も一緒に帰ったんや。
やっぱり冷たいけど優しい。
:12/09/25 07:32
:Android
:UZ98r7qE
#76 [Ray]
『1年の時のお前は
いつも思いっきり笑ってたで。
よく笑う子やなって思った。
うっさいな、とも思ったけど!』
『おーい!うっさいって!』
『あはは!嘘やん!
あ、嘘ちゃうわ』
あたし…褒められとんの?
雄大の笑顔を見て
やっぱりこの人好きと思った。
『雄大…レイさ、』
『俺お前の事好きやわ!』
………え?
『はい?今何て?』
『二度も言えるか!』
雄大は照れたように笑った。
『あたしも雄大の事大好きだよ。
1年からずっと好きやった』
あたしが言ったら雄大は
安心したように笑って言った。
『良かった〜!
俺、水口は石井ちゃん好きなんと
ずっと思ってたわ!!』
やっぱり糞鈍感野郎でした。
:12/09/25 07:39
:Android
:UZ98r7qE
#77 [Ray]
そして、あたしたちは
そこからスタートした。
この雄大が
あたしが初めて本気で
好きになった人。
ここから何もかも
雄大中心になっていった。
学校では皆公認のカップルとなった。
皆祝福してくれて
いつもの溜まり場で
かなり祝ってくれた。
皆あたしが雄大を好きやったと
知っていたから。
それからはうまくいってた。
雄大は部活が忙しいから
あたしが予定ない日に
部活終わるの待ってて
一緒に帰ったり。
凄い幸せやった。
:12/09/25 07:43
:Android
:UZ98r7qE
#78 [Ray]
そして夏休み。
あたしは去年の夏休みとは違う
と、ウキウキやった。
でも実際は雄大君
部活部活部活部活部活部活で
全く会えなかった。
でも安心してたんやろうな〜。
全然平気やった。
楓ちゃんとかと遊んでて
普通に充実してた。
そして夏休みも一週間切った頃。
3連休が出来たと言った。
だから1日お泊まりになった。
そう計画は進んでいた。
明日から雄大と会える♪
ってウキウキの時
楓ちゃんとかと居たら絡まれた。
『河合!殺すぞ』
『○○中が彷徨いてんな!田舎者』
『水口ってムカつくわー』
とかボロクソ言われた。
あたしはムカついたから
石を向こうに向かって投げた。
もちろんブチ切れられて
大乱闘!になったのだ。
:12/09/25 20:40
:Android
:UZ98r7qE
#79 [Ray]
人数は同じくらい。
あたしたちの中学は
喧嘩っ早いとか
皆イカれてるとか言われてた。
本当に皆イカれてたと思う。
基本近くの中学とは仲悪くて
皆すぐ喧嘩だった。
もちろんビビりなあたしは
冗談じゃないって感じだった。
でも気が強いから
悪口言われたまま終われない。
そして警察が来てビビった。
だから全速力で逃げた。
パクられるのだけはごめんだ。
といつも思ってた。
次の日、雄大と会った!
もぉー嬉しくて嬉しくて
顔の傷なんてほっといた。
でも雄大はあたしの顔を見て
無表情のまま言った。
:12/09/25 20:47
:Android
:UZ98r7qE
#80 [Ray]
『顔どないしたん?』
『昨日絡まれてん!
でも全然平気やで♪』
『平気やで、ちゃうやろ!アホか!』
初めて雄大がキレた時やった。
雄大は何も言わずスタスタ歩いて
あたしは一生懸命追いかけた。
着いたのは雄大の家。
雄大は鍵をあけてあたしを入れた。
そして少ししていっぱいの
消毒液とか絆創膏とかガーゼとか
抱えてあたしの前に来た。
『女なんやから喧嘩すんなや』
雄大は冷たく言った。
基本この人は冷たかった。
でもたまに優しくて
ツンデレか!ってよく言ってた。
『ごめんね?怒ってる?』
『別に怒ってないわ。でも
ちゃんと消毒しとき』
昨日したけど、って思ったけど
あたしは消毒してる雄大を見てた。
:12/09/25 20:54
:Android
:UZ98r7qE
#81 [Ray]
『好きやで』
あたしは何となく言った。
雄大は顔を見ないで
『知ってる』
と素っ気なく言った。
いつもそうだった。
あたしが「好き」と言うと
「俺も」とか、そんな優しくない。
「知ってる」と言って
照れた様に笑ってた。
うん、本当に好きやわ。
その日はお泊まりして
初めてエッチをした。
あたしの初めては
全部全部、雄大やったで。
そして夏休みが終わって
またダルい日々がスタートした。
やっぱり雄大は部活が忙しくて
遊んだりは出来なかったけど
溜まり場に行ってたし
寂しくなかった。
:12/09/26 06:08
:Android
:ayrxHHiI
#82 [Ray]
そして文化祭の少し前の
日曜日にあたしは溜まり場で
酔っ払って爆睡してた。
起きたらまだ皆寝てて
携帯を見たら雄大から
電話とメールが来てた。
『寝てる?起きたら連絡してや』
あたしは普通に電話した。
『今起きたわ』
『遅いな。今日休みになったわ』
『え!ホンマに?!』
『おう。家来る?』
『ソッコーで行くわー!』
電話をブチって切って
家帰ってお風呂入って
スッピンで向かった。
:12/09/26 06:14
:Android
:ayrxHHiI
#83 [Ray]
雄大はマンションの前に居て
一緒に部屋まで向かった。
そしてくつろぎながら
色々話してた時聞かれた。
『昨日何してたん?』
『溜まり場行って呑んで
酔っ払って寝てたわ!』
あたしが言った瞬間
雄大の顔が変わった。
『は?そうなんや。』
明らか冷たい。
いや、いつも冷たいんやけど
その日は違った。
『てかさ、俺嫌なんやけど』
『へ?なにが?』
『…溜まり場って男も居るやん。
しかも先輩やろ?
彼女がそんな所行ってて
いい思いする奴居らんやろ』
:12/09/26 06:19
:Android
:ayrxHHiI
#84 [Ray]
初めてヤキモチが嫌やなかった。
何か可愛いく見えた。
『ごめんな。もう行かんで』
『ホンマに?!』
めっちゃキラキラしとったわ。
うん。可愛い。
『ホンマに。でも雄大が部活で
暇やったら行くわ!』
『行くんかい!
まぁ俺も自分の代になって
寂しくさせてたらしゃーないな。
てか寂しくさせてるんやろな。
ホンマにごめんな』
雄大は優しく言った。
凄く幸せやった。
:12/09/27 01:05
:Android
:4j99mum6
#85 [Ray]
そして文化祭の日。
去年みたいに殴られるのは
ホンマに勘弁と思って
教室に居たり皆で溜まってた。
その時…!!
『レイ!』
『…お兄!!』
まさかのお兄が友達と来てた。
:12/09/29 03:20
:Android
:AVWD8qV6
#86 [Ray]
周りに居た人はざわついた。
『あー!レナだ!』
『レナやん!久々!!』
お兄の友達、ようちゃんと
拓海君がニコニコしてきた。
あたしからしたら
この二人の方が100倍かっこいい。
あたしはテンション上がって
2人に近寄って行った。
『うっわー!久々!!
ちょっと!2人ともめっちゃ
カッコ良くなってるやんか!』
あたしが肩をバシバシ叩きながら
2人に話しかけたら
『俺を無視するんか?』
とお兄が不機嫌に立っていた。
:12/09/29 07:37
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#87 [Ray]
『あ!お兄!久々!
元気やったか?』
『久々!って!
朝会ったやろ!はげ!』
お兄にど突かれながらも
皆と話してた。
『レナ彼氏出来たか〜?』
ようちゃんがニヤニヤしながら
ツンツンしてきた。
『むふふ〜…出来ました♡』
あたしはピースして言ったら
皆見たい!と言ってきた。
『いーよ!先生に挨拶は?!』
『んなもん後だ!
こんな一大事やぞ!!』
んなもん、って…。
とりあえず雄大が居る教室に行き
ドアの所から覗いてた。
『へーかっこいいやん』
『レナのタイプ初めて知ったわ!』
ようちゃんと拓海君は
興味心身に言っていた。
:12/09/29 07:43
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#88 [Ray]
お兄は黙ったまま。
『ホラ俊!レナの彼氏!』
ようちゃんが言ったら
お兄は『ふーーん』と言った。
お兄はかなり優しいと思う。
保育園の卒業も小学校の時の先生にも
『いつも女の子に優しい…』
って言われてた。
確かに女には優しいと思う。
男にはかなり怖いけど。
その時タイミング良く?
あたしたちの2つ上が
私服でお兄に近寄ってきた。
『俊さん!』
『お久しぶりです!!』
皆ニコニコして来た。
その人はほとんど皆知ってた。
:12/09/29 07:50
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#89 [Ray]
『何でレナ居るんかと思ったら
妹なんか!ホンマやったんやな!』
皆面白がってた。
そしてそのまま皆なぜか
一緒に行動してた。
ちなみに、ようちゃんは
アユのお兄ちゃん。
めっっちゃカッコ良くて
あたしは1番タイプ。
アユとお兄たちと
2つ上の先輩皆で行動してたら
かなり目立った。
『俊さん!!』
途中でめっっちゃ元気な声で
お兄を呼んだ人が居た。
『綾!!』
お兄は相手を見て目を変えた。
…え?綾先輩?!
『お前〜久々やんか!』
『はい!!俊さんまた
カッコ良くなりましたね!』
『はは!お前の方が
かっこええやん!モテんやろ?』
『いえ!俊さんに比べたら!』
:12/09/29 08:00
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#90 [Ray]
………え?
え?え?え?え?
何で…こいつ等…。
『何でそんなホメ合ってるん?』
2人は一斉に目線をあたしに移した。
『あ、こいつ妹!よろしくな!』
『知ってます!溜まり場復活して
会った事あります!』
『そうなん?!
まー生意気やけどよろしくな!』
『そうっすね!はは!』
…何なん?
他の人はなぜか
お兄の前であたしを弄ったり
馬鹿にしたりしない。
多分空気がそうさせてるんや。
でも…。
『はは!生意気やけど
俺の妹やから!お前なら頼めるわ!
ちゃんと見張っててや!』
お兄は笑いながら言った。
:12/09/29 08:05
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#91 [Ray]
『2人は仲良かったん?』
あたしはテキトーに聞いた。
『綾とは後輩で1番可愛がってたな!
今も連絡取るで!』
『ふーん』
『俊さんが1番可愛がってくれてん!』
『ふーーん』
『最初は全然仲良くなかってん!
でも話してみたらええ奴やん!』
『いや、知らんけど』
『お前俊さんにそんな態度出来る奴
初めて見たで!敬語使えや!!』
『はぁ〜?何で家族に
敬語使わなアカンねん!』
:12/09/29 08:13
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#92 [Ray]
『お前等仲悪いん?』
睨み合ってるあたしたちを見て
お兄は笑いながら聞いて来た。
多分お兄の妹やからって
あたしは調子に乗ってたんやと思う。
ただ優越感を感じで
いい気になってただけやった。
その時タイミング良く
雄大があたしを呼びに来た。
『レナ〜?河合先輩が探してたで』
雄大はポカーンとしてた。
『あ、ホンマに?ありがとお!
そうや!雄大!お兄!』
あたしはお互いに紹介した。
雄大は礼儀正しく言った。
『初めまして!
中島雄大です!
レナとお付き合いしてます!』
結婚の挨拶か!
って思う位雄大は緊張してた。
:12/09/29 08:19
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#93 [Ray]
お兄は雄大を見て言った。
『こんにちわ!
このバカよろしくなぁ〜!』
あたしは安心した。
お兄はあたしの保護者だと思ってる。
だから皆の前では冷たいけど
かなり心配されてる。
ツンデレってヤツ?
どうやらお兄からの
お許しが出たみたいだ。
あたしは安心して
楓ちゃんの所に行った。
:12/09/29 08:28
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#94 [Ray]
しばらく探していた。
『レナーー!!』
『あ!楓ちゃん!どうした…ん″!』
楓ちゃんはあたしに抱きついて
興奮しながら聞いてきた。
『俊先輩来てるってホンマ?!』
『来てるで!今一緒に居って…』
『会わせて…!!!!!!』
楓ちゃんは今まで見たことない位
かなりテンション上がってた。
『ええけど…何で泣きそうなん?』
『…だっで〜(+o+)憧れやもん!』
ごめん。わからない。
そう心で思いながらお兄を探した。
『…あ!居ったよ!』
楓ちゃんを見ると石化してた。
:12/09/29 09:01
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#95 [Ray]
『…楓ちゃん?』
『めっちゃ…めっっちゃ
カッコ良くなってるやん!!』
『…ようちゃん、カッコええわ』
『ようちゃんって…佐川先輩?』
『せやで♪幼なじみやけど
1番タイプやわ』
『アホ!俊先輩のモテ方
半端ないんやで!!?』
そっから聞きたくもない
お兄のモテ話を聞いていた。
そこで思った。
お兄はモッテモテやったらしい。
なのに…なぜあたしは?
…はは。
虚しくなってお兄に近寄って
一発蹴り入れてやった。
皆→唖然。
:12/09/29 09:07
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#96 [Ray]
とりあえず楓ちゃんを紹介した。
『あたしが仲良くしてもらってる
先輩の楓ちゃん!
めっちゃ可愛がってもらってんねん』
『あー!そうなん?
いつもお世話になってます♪』
『…は、はい!!
いえ、全然!!仲良しです!』
謎やった。
『あれ?俺楓ちゃん?の事
見たことあるで〜♪』
『溜まり場で…何度か!』
『あー!それや!!
可愛い子は覚えてんねん!』
『クタバれ。糞エロ親父』
あたしは、ソッコー
突っ込みを入れた。
:12/09/29 09:13
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#97 [Ray]
それから軽く話して
あたしたちは帰った。
珍しくお兄が送ってくれるらしい。
あたしたちが帰ろうとしたら
お兄が大きい声で言った。
『綾!ウチ来るか?』
『…げっ!』
『お前、げっ!ちゃうやろ!はは!
綾!予定ないんやったら来いよ』
『…いーんすか?俺行って』
そんなこんなで
綾先輩とお兄とようちゃん、拓海君
アユで家に向かった。
行くと誰のか分からない車が
止めてあって乗り込んだ。
『って!お兄運転するん?!』
『おう!任せろ!』
『そんなん聞いてへんわ!
あたし死にたくないわ!!』
『レナ大丈夫だやで!
俊が1番運転上手いで!』
ようちゃんは携帯をいじって
笑いながら言った。
:12/09/29 17:49
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#98 [Ray]
まぁ昔に乗った事あったけど
夜中のドライブ行こうぜ♪
とか言って普通の道で100キロくらい出して
本気でシぬと思った。
その時は皆乗ってたから
安心してた。
でも…やっぱり荒い…。
『お兄…あたし助手席やねん…。』
『おう♪』
『事故った時死ぬ確率が高いのは
どこの席だ〜?』
『助手席♪』
『糞野郎!!考えろや!』
喧嘩してたら綾先輩は
後ろで笑ってた。
:12/09/29 17:54
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#99 [Ray]
『俊先輩、いつもこんな
兄妹と仲ええんすか?』
『ん?あ、いつもこんなやな!
てかお前等は何で仲ええんや?』
『…おい、待て。
仲ええって誰の事や?』
あたしは恐る恐る聞いてみた。
『レナと綾!』
『仲ええ訳ないやろ!』
『ずっと仲ええですよ!』
…………はい?!
『…ちょっと待てや…。
いつから仲ええって…?』
『俺がお前をマツコから
助けてやったんやろ?』
『何ソレ!!聞いた事ないわ!』
お兄が割って入ってきた。
:12/09/29 18:03
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#100 [Ray]
一通り説明して皆に笑われた。
『お前!マツコにそんなするの
レナくらいやろ!はは!』
『お前気強すぎ!!』
この頃マツコはテレビに
出てなかったから違うあだ名があった。
でもマツコの方が分かりやすいから
これからマツコにしとくわ(・∀・)
それから家に行って
皆で呑んであたしは1番に寝た。
それからまた普通に学校に行って
つまらない授業うけて
たまにサボって遊びまくって
って楽しい毎日やった。
そんなある日、
他中と喧嘩をして
物凄い数のパトカーが来て
あたしたちは連れて行かれた。
もちろんビビりのあたしは
震えていた。
:12/09/29 18:11
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#101 [Ray]
パトカーに乗せられて
一言も喋らなかった。
その後地元のデカい
警察署みたいな所に連れて行かれ
個室に入って待ってた。
そして強面なオジサンが
かなり怒った顔で入ってきた。
あたしの顔を見て言った。
『通報があって行ったんだ。
何をしていたんだ?』
『………』
本当に怖くてチビりそうやった。
『喧嘩やろ?どんな状況やったん?』
最高潮にビビりながらも話した。
『ウチら絶対にコッチから
喧嘩売ったりしません…。
向こうに馬鹿にされました。
あ、でも先に石を投げたのは
あたしなんですけど…』
それを言った後
あ、言っちった!
って思った。
:12/10/02 20:24
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