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#1 [Ray]
全てありのままに書きます。
もう逃げないって決めたから。

いい年だけど
若かりし頃のあの日から。

⏰:12/09/11 05:00 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#2 [Ray]
小学校は普通の子だった。
ただ少し人より気が強くて
活発だっただけ。
そしてかなりのビビりやった。

バスケを近くの小学校で
5年生からやってた。

だから休みの日は練習とか試合やった。

6年生で引退?みたいのをしても
バスケの子と遊んでた。

皆と学校が違かったから
新鮮で楽しかった。

⏰:12/09/11 05:06 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#3 [Ray]
そして、ある日遊んでると
仲良かったミキと同じ学校の子が居た。

その子はなぜかあたしの事を
かなり嫌ってた。

ミキを呼ぶと
大声であたしの悪口を言った。
そこでビビりのあたしを知った。

でも気が強い。
だからこっちも大声で

『つまらんわー。ダサいし
気悪いから帰るなー』

って言って帰った。

⏰:12/09/11 05:11 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#4 [Ray]
そしてそれから
その女を大嫌いになった。

もう会うことないし。
まぁええわ。
そう思ってた。

でも……!

中学に入ってクラス表を見てた。
知ってる子居るかなー。
なんて呑気に。

そして一通り目を通し終わって
時間ギリギリに自分の席に座った。

前の席の椅子に名前が書いてあった。

その名前を見た時
一気に鳥肌が立った。

⏰:12/09/11 05:17 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#5 [Ray]
アイツや…!
あの公園でケンカ売ってきた
あの生意気な奴や!

そして……。

奴が来た。

向こうもあたしの顔を見て
ビックリしてた。

一回も喋らず入学式が終わった。
そして教室に帰ってる時
話し掛けられた。

『ダルない?』

『そやな』

『あんたレイやろ?知ってるで』

そりゃケンカ売ったんだから
忘れられたら困りますわ。

⏰:12/09/11 05:22 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#6 [Ray]
『あたし鈴華って言うねん!
今日遊ばへん?』

急な事で理解に時間がかかった。
とりあえずOKして
そのまま制服で遊んだ。

そして同じ制服を着た
綺麗な明らか先輩を見て言われた。

『あたし喧嘩っ早いねん。
よろしくな』

『何がやねん。どゆ事?』

『先輩面してるとムカつくわ』

鈴華は先輩を睨んでた。
先輩を見ると向こうも
こっちを睨んでる。

⏰:12/09/11 05:27 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#7 [Ray]
…まさかやろ?
嘘やんな…?!

そして鈴華は急に
缶ジュースを買って
半分一気に飲み干して
そのまま先輩に投げた。

アホかー!
ボケ!カス!しねー!

本気で思った。

もちろん先輩は激怒。
缶の中がかかったらしく
こっちに走ってきた。

⏰:12/09/11 05:31 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#8 [Ray]
先輩は鈴華の胸ぐらを掴んだ。

『あんた何しとんねん!
しばかれたいんか?こら』

かなりの迫力。
リアル3Dだった。

鈴華は掴まれた手を払って
先輩をつま先で蹴った。

そしてもう一人の先輩に
あたしは胸ぐらを掴まれた。

『1年が調子乗んなや!!』

あたしはビビりまくって
鈴華の真似をして蹴った。

⏰:12/09/11 05:35 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#9 [Ray]
そして鈴華があたしの手を掴んだ。

『レイ逃げるで!!』

こんだけ喧嘩売っといて
逃げんのかーーい!!

『え?は?うん』

とりあえずダッシュ!!
逃げ回って着いた公園で爆笑。

こいつ………面白いな。
その頃はただ楽しかった。

次の日から
先輩に目付けられたのは
言うまでもない。

⏰:12/09/11 05:39 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#10 [Ray]
次の日学校に行くと
昼休みに昨日の先輩が
あたしたちを呼びつけた。

『あんたら何なん?!』

『しばくで、ほんまに』

『何とか言えや!!』

そう言って同時に胸ぐらを掴まれた。
嘘やろー!
本気で泣きたかった。

そして先生が来て
先輩たちは帰って言った。

まじ先生神!!
この時そう思ったのは本当。

それから仲良くやっていってた。
ある日鈴華と喧嘩した。

⏰:12/09/11 05:45 📱:Android 🆔:mAhngYFQ


#11 [Ray]
お昼休みが終わって
急にあたしの所に来て
胸ぐらを掴まれ低い声で言われた。

『あんた何してくれとんねん』

『は?何がやねん』

『調子乗んなや!』

そう言ってもう1度
壁に思いっきり押し付けられた。

かなりビビってたけど
Sなのか、ただの性格が悪いだけなのか
誰の下にもなりたくない。

だから腕を思いっきり振り払って
逆に胸ぐらを掴み壁に押し付けた。

『何やねん。殺すぞ』

⏰:12/09/12 07:53 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#12 [Ray]
あたしが言うと
鈴華はあたしをグーで殴った。
これが記念すべき初めて殴られた日。
確か入学して5日とか。

あたしは胸ぐらを掴んだまま
鈴華を床に叩きつけた。

一発腹に蹴りを入れて
鈴華に跨がってまた胸ぐらを掴んだ。

『どっちが調子乗ってんねん!
一発殴らせろや!』

そう言って殴った。
あの時は確認取った後に
ちゃんと殴ってた。

そして鈍い音が聞こえて
骨のガチッって音が気持ち悪かった。

その後は皆に取り押さえられて
とりあえず教室に戻った。

⏰:12/09/12 07:59 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#13 [Ray]
5時間目は班ごとに
何かをやるって授業だった。

あたしたちは窓側の
前から2番目と3番目だった。

もちろん、かなり機嫌悪い。
一人で席を離してイライラしてた。

そして担任の授業だった。
ちなみに担任はかなり怖い。
デブで目力が半端なくて
誰もがビビってた。

案の定、担任はあたしの席に来た。

⏰:12/09/12 08:04 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#14 [Ray]
でもその時は何故か優しくて
心配して聞いてきた。

『どうしたん?何かあったん?』

『別に。ただコイツが嫌なだけや』

そう言って顎で鈴華をさした。
鈴華は何も言わず
教室が静まり返ってたのは覚えてる。

担任は何も言わなくなって
一人で寝てた。

そして、それから1ヵ月は
鈴華と仲良くなる事はなかった。

そしてある日
前に喧嘩した先輩が
放課後1年の下駄箱で待ってた。

⏰:12/09/12 08:10 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#15 [Ray]
『あんたあたしの悪口言うてんやて?』

急に言われた。
いや、ほんま、あんたに興味ない。
そう言いそうになったのを
グッと飲み込んだ。

『いや、言ってないです』

『あたし言ってるって聞いたんやけど』

『は?誰からですか?』

『鈴華』

やられたな。
一本取られたわ。

⏰:12/09/12 08:15 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#16 [Ray]
『言ってないです』

『ふーん。ま、あんたシメるわ』

はい?何でなん?
今?!ここで?!

かなり汗った。
足マジ震えとったわ。

『だから静かにしとき』

そう言って帰って行った。
良かったー。
今やないんや!

呑気にそんな事を思った。

⏰:12/09/12 08:19 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#17 [Ray]
いやいや、待てよ。
鈴華、あんたかなり
先輩の悪口言ってたな。

明日から虐められるの?
そう思って泣きたくなった。

自慢じゃないけど
虐められた事ないねん。
そこらへん、よろしくな。

そして次の日から
特に虐めもなく平凡だった。

6月の運動会練習の時
全校が体育館に集まった。

あたしたちクラスは
校舎と体育館を繋ぐ所に居た。

⏰:12/09/12 08:23 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#18 [Ray]
すると…!!!!

その先輩が仲間を連れて
あたしの所までスタスタ来た。

え?え?え?

そして目の前に来て
周りが静まり返った時言われた。

『あんた水口俊先輩の妹?』

水口はあたしの名字。
俊ってのは3つ上のアニキ。

『そうですけど』

『ほんまなん?俊先輩やで?』

何で疑われてるん?
あたしは冷静にリピーターした。

『そうですけど』

⏰:12/09/12 08:29 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#19 [Ray]
『そうなんや!ならええわ!』

そう言って笑って消えて行った。
そして何事もなかったように
皆また話し始めた。

ま、良かったわ。

そして帰り下駄箱に手紙が入ってた。

見ると『河合楓』って書いてある。
あの先輩や!

帰りながら手紙を読むと
何か謝ってる内容。

んー先輩ってよく分からん。
でも有名な先輩だったし
仲良くなろうって書いてあったから
嬉しくて返事を書いた。

それを知り合いの1つ上の子に
お願いして渡してもらった。

⏰:12/09/12 08:36 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#20 [Ray]
そこから凄く仲良くなった。
あ、言い忘れ!

楓ちゃんに
鈴華が悪口言ってるって
言ってきたと言った次の日から
性格が悪くなりました。

ここからは、あたしの性格の悪さが
思いっきり出ます。
見守って下さい。

楓ちゃんに言われた次の日
あたしは鈴華を呼び出した。

『あんた先輩に何言ったん?』

『別に』

『別にちゃうやろ!
あんたが言うてたんやろ?
ほんま、もうええわ』

そう言って教室に戻った。

⏰:12/09/12 08:41 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#21 [Ray]
そして席に着いて
イライラがピークだった。

机の上に足乗せたり
イスで体育座りしたり
前の鈴華のイスの裏?
をずっと蹴ってた。

あの頃はほんまに
やりたい放題やったなー…。

あたしが楓ちゃんと仲良くなった位に
鈴華は学校に来なくなった。

あたしも楓ちゃんとかと居て
週2、3で行ってた。

ある日教室で一人
外の部活を見てると
ガラッと扉が開いた。

パッと見ると同じクラスの
中島雄大がビックリした顔で居た。

⏰:12/09/12 17:05 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#22 [Ray]
『おー水口!何してん?』

『いや暇やからイケメン探してる』

『へぇ忙しいな』

『部活?』

『お!忘れ物取りきてん!
でも少し休憩してから行こ』

そう言ってニカっと笑った。

雄大は身長小さくて
顔はかっこいい。
そして真面目でたまにやんちゃ。

よく分からないけど
かなりモテてた。
多分普段は悪さもするけど
部活とか真面目にやってて
皆好きだったんだと思う。

⏰:12/09/12 17:11 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#23 [Ray]
雄大は自分の机に座って話した。

『ちゃんと話すの初めてやな!』

『うん!いつも雄大あたしの事
避けてるやんか!』

『避けてないわ!』

そう笑い合ってシーンとなった。

何か雄大がモテるの
分かる気がする。

独特な空気と
ちょっとカッコつけてる所と
あんまり笑わないのに
こんな時に笑う時。

⏰:12/09/12 17:18 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#24 [Ray]
それから何を話したか
あんま覚えてないけど
あたしは雄大に惚れると確信した。

次の日学校に行って
雄大と話してた。

何かドキドキしてニヤける。
あたしの初恋は雄大やった。

それに気付いてから
上手く話せなかった。

でも会いたくて学校に毎日行って
話したり楽しかった。

⏰:12/09/12 17:21 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#25 [Ray]
同じ年で仲良かったのは
アユと麻也。
アユはキレイな子。
麻也は可愛い。

麻也は3才くらいから一緒で
喧嘩も何回もした。
うちのマンションの下に住んでる。

アユは同じ階の隣の隣の隣の隣くらい。

そして雄大の事を二人に相談した。
応援してくれるって言われて
そのあと2人からも発表された。

⏰:12/09/12 17:26 📱:Android 🆔:8DVR7Qak


#26 [Ray]
2人は同じ年でも
かなり目立ってる
健太とナギを好きだった。

その二人はあんま学校に来なくて
顔はかっこいい。

麻也は健太、アユはナギ。

ほんま同時くらいに
皆好きになって
同時に発表した。

それから夜中は
麻也とアユでマンションの
階段に座って話してた。

⏰:12/09/13 07:46 📱:Android 🆔:TrYA6wzY


#27 [Ray]
あたしたち
ほんまに面食いやなって
笑いながら話してた。

学校は帰りとか休み時間に
先輩とかから

『俊先輩の妹やんなー?!
よろしくなー!バイバイ♪』

とか言われて困った。
でもそのお陰で
先輩からはかなりかわいがられた。

凄くお兄に守られてたと思う。

相変わらず雄大は
アタックしても気付かないのか
向こうは全然女として
見てくれてないみたいやった。

何度も諦めようとしたけど
本気になると
かなりしつこいみたいで
諦めが悪かった。

⏰:12/09/13 07:51 📱:Android 🆔:TrYA6wzY


#28 [Ray]
そして夏休みに入って
雄大と会えないって思ってた。

でも!少しして
男バレの応援行こって言われて
雄大は男バレだったから
もちろんOKした。

そして当日。
雄大は1年でレギュラー。

もう…叫びまくった。
終わって勝った。

皆は先輩の所に走って行ったけど
あたしは雄大の所まで
走って行った。

⏰:12/09/14 17:15 📱:Android 🆔:1h6DWoGk


#29 [Ray]
『雄大っ♪おつかれ!』

『おぉー来てたんだ!』

『うんっ!格好良かったで!』

『はは…ありがと』

『…??次も頑張ってね』

何か元気ないな…?
どうしたんやろ?

不思議に思いながらも
次の試合まで待った。

そして次も勝った。
でも、やっぱり雄大は
全然元気がなかった。

⏰:12/09/14 17:20 📱:Android 🆔:1h6DWoGk


#30 [Ray]
ま、いつもクールぶってるし
ただ集中してんかな?

そして終わって
また雄大の所に行った。

『どうしたん?元気ないで?』

『いや、軽いスランプや』

『スランプ…ほんまに?』

『今日全然ダメやったわ』

そしてずっと話してた。
こんな雄大は見たことない。

『雄大!8月の最初
クラス皆で肝試しやるねん!
もちろん来るやろ?!』

⏰:12/09/14 17:29 📱:Android 🆔:1h6DWoGk


#31 [Ray]
あたしは笑って言ったら
雄大は微笑んで頷いた。

『俺戻るなー!ありがと』

『うん…あ!!!』

あたしは雄大を引き止めた。
そして何を思ったか
言ってしまった。

『あたし…あ!何でもないわ』

『え!言えよ』

『好きかもしれません!』

その言えよが格好良くて言った。
雄大はビックリした顔をして
こっちを見た。

⏰:12/09/17 04:13 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#32 [Ray]
『…いや、何でもない!忘れて!!』

『あ!水口…ごめん』

ふられたぁーー!
かなりショックだったけど
笑って言った。

『はは!忘れてって言ったのに
フらないでよ!
ま、これからも友達ね♪』

そう言ってあたしは帰った。
泣きそうになったけど
我慢した。

それから会わない時期が続いて
肝試しの日になった。

⏰:12/09/17 04:18 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#33 [Ray]
皆に『気まずいわー!』って言って
泣きついてた。
そして雄大登場。

あたしは気まずいながらも
近寄って話しかけた。

『よっ!久しぶり〜』

『お!久しぶりやな。
元気やったか?』

『元気ない訳ないわ!』

『この前応援ありがとな。
話聞いてくれて楽になった』

あの日は記念すべき
あたしが初めて告って
初めてフられた日。

気まずくなって
皆の所に戻った。

⏰:12/09/17 04:23 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#34 [Ray]
『でわでわ〜皆さん!
順番にクジ引いてやー!』

お調子者の佐藤が叫んだ。

こんなの奇跡的に雄大となる何て
マンガとかドラマしか有り得んわ。

そう思って引いたら
15って書いてあった。

有り得んとか思いながら
雄大の番号が気になった。

『それでは1番の人〜』

佐藤が順番に番号を呼んでいった。

『13!…14!』

そこで雄大が動いた。
やっぱ違うか。

⏰:12/09/17 19:40 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#35 [Ray]
ガッカリしながら
番号が呼ばれた時並んだ。

『レイ!15なん?!』

隣を見ると石井ちゃん。
石井ちゃんは弟みたいな人。

小さくて童顔で可愛いがられる。

『お!石井ちゃんや!
同じやな!』

『なーんだ!お前かよ〜!
ま、ええわ!ついて来い』

そう言うとソッポを向いた。
雄大は1つ前やった。

その時のあたしは
前に雄大が居るのに
無駄に石井ちゃんに話しかけた。

もう大丈夫やで
って雄大に伝えたかったんかな?

それからあたしたちの番になって
お墓の中に入って行った。

ちなみにかなりのビビりマンの
あたしは泣きそうやった。

⏰:12/09/17 19:47 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#36 [Ray]
『置いて行かんといてな…』

『お前ビビってんか?』

『当たり前やん!
あたしのビビりさ舐めんな!』

あたしがキレて言ったら
石井ちゃんはあたしのペースに
一緒に合わせてくれた。

『お前はアホやな!
お化けなんて居らんで?』

『あんたの方がアホやん!
お化けは居るんやで?』

そこで霊感がかなりある
麻也の体験談を話してた。

『前にな…麻也が…』

『え!黙んなよ!何?!』

『何か急に怖なったから
もぉええわ。やめとく』

あたしは石井ちゃんの服を
思いっきり掴んだ。

そしていちを何事もなく
何とか生還した。

⏰:12/09/17 19:53 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#37 [Ray]
そして帰りはバラバラやった。
でもあたしはビビりすぎてて
麻也と帰る約束した。

そして雄大の所に行って
話しかけた。

『雄大〜!またねっ!
てかアドレス教えてや♪』

『おー!ええよ!
知らんかったな!』

そしてアドレス交換してる時
雄大は目を見ず言った。

『色々とごめんな。
俺勘違いしとったわ。
石井ちゃんええ奴やんか』

『…は?何言ってるん?』

あたしは雄大を見てたけど
雄大は携帯をしまいながら
下を見て言った。

『石井ちゃんは大丈夫やで!』

『あんたアホなん?』

『え?何で?石井ちゃん
好きなんやろ?』

⏰:12/09/17 20:03 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#38 [Ray]
『だからアホなんか?って
聞いとるんや!
あたしが石井ちゃん好き?
何も分かってへんのは
あんたやろ!!!』

『何キレてるん?!
え?俺何か悪い事言った?』

雄大はポカーンとしてた。

こいつ…ほんまに分かってないわ。

『あたしは!あんたが好きって
言ったやろ!ふざけんな!しね!』

そう言って帰った。
麻也の所に行って
話を聞いてもらいながら帰った。

『可笑しない?!何なんよ!』

『雄大も鈍感やなー!ウケるわ!』

『全然ウケへんわ!!』

そして家について
いつもの階段に座って
アユと3人で話してた。

⏰:12/09/17 20:07 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#39 [Ray]
そして朝起きて思った。
あたし…何て事言ったんや…。

ほんまにアホや…。
そして携帯を見たら
知らないアドレスから来てた。

『昨日はごめんな。
怒らせたみたいで。
また学校で会おうな!』

メールの下には
雄大の名前があった。

 最 悪 。

それからはだんだん傷も癒えて
学校が始まった。

⏰:12/09/17 20:13 📱:Android 🆔:cape6Ezg


#40 [Ray]
学校に行けば勿論雄大も居る。
最初の3日くらいは気まずくて
一言も話さなかった。

そして授業が始まって少しした頃
何かがキッカケで話した。

その直後文化祭の準備。
中学の文化祭はクラスごとじゃなく
各学年で劇をやったりだった。

ま、あたしは劇に関わる事は
何もしてない。

当日、何も参加してないあたしは
全学年の劇を見るのも退屈だったから
外に出て遊びに行ってた。

そして振替とかの連休が終わって
学校に行ったら
速攻担任に呼び出された。

⏰:12/09/19 20:24 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#41 [Ray]
担任は学年…ってより
学校でかなり怖いと有名。

お兄ちゃんの3年間担任で
かなり気に入ってたらしい。

『水口、ちょっと来い』

そう言って人差し指を
ヒョコヒョコとした。

ちなみに女だからね…。

そしてビビりまくってたあたしは
足ガクブルさせながら
ゆったりと付いて行った。

そして教室を出てすぐの
踊場の所で急に胸ぐらを掴まれて
壁に押し付けられたら。

………え?

⏰:12/09/19 20:29 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#42 [Ray]
『あんた文化祭の日何してたん?』

『遊んでた』

『遊んでたちゃうやろ?(巻き舌)
あ?文化祭やぞ?何しとんねん』

その直後ビンタ3往復くらいされた。

こっえーー…!!!

完璧にビビって泣きそうだった。
でも半端じゃないくらい
そう…誰よりも気が強い。

だから倒れた体を起こして

『は?何なん?!謝れや!』

と言った。
その態度が気に食わなかったのか
また胸ぐらを掴まれて掴み合い。

担任、今のマツコみたいなモン。
あたし、この頃は木下優樹菜、
……みたいな体型ね。

そしたらいろんな先生が来て
止められた。

⏰:12/09/19 20:35 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#43 [Ray]
『何してるんですか!!』

そう言って飛び込んで来たのは
ちっちゃーい副担。

もう1回予習ね。
担任、縦にも横にもデカいデブ。
あたし、縦は長さがあるけど骨。
副担、全部ちっちゃい。

副担は押しとばされて
近くを通った生徒を呼んできた。

あたしたちは掴み合いながら
暴言を吐きまってたまに蹴り。

『…おい!止めろや!』

あたしは制服を掴まれて
思いっきり引っ張られた。

⏰:12/09/19 20:40 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#44 [Ray]
顔を見ると…イケメン!!!

その人は綾(リョウ)先輩。
1つ上でかなりモっっテモテ。

とりあえず色んな先生が来て
落ち着かせられた。

あたしは給食まで別室に行った。
だったら帰りたいんだけど。

一人で給食を食べようとしたら
綾先輩が来た。

無表情でドアの所に立ってたから
かなりビビってイスから
落ちそうになった。

『…わ!!何ですか?』

『別に。てか、あんた馬鹿?
面倒臭ぇ事すんなよ』

『は?あなたは優秀君でいいけど
あたしは何も出来ねぇんだよ!』

意味も分からず当たってみた。

『ふーん。ま、あんたに興味ないわ。
俺が止めさせられて止めたんや。
何か言う事ないんか?』

⏰:12/09/19 20:51 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#45 [Ray]
『余計なお世話でした。』

綾先輩は目を丸くして
あたしをずっと見てた。
え…ほんまに面倒臭いわ。

『ありがとうございます』

この時のあたしは性格が最悪プラス
素直じゃなかった。

あたしがお礼言うと
綾先輩は何も言わず出ていった。

チッ。あいつのせいで
ご飯食べる時間が減ったわ。

そう独り言を言いながら
午後も別室だった。

そして皆帰る頃。
ガラッと扉が開いて見たら
担任とお母さんが居た。

ま じ か 。

お母さんはあたしの顔を見て
指をさして笑った。

あのクソババア。

『あ、あんた!!
顔!あははは!やば!!』

『黙れ』

お母さんはずっと笑ってた。
あたしも釣られて笑いそうになった。

⏰:12/09/19 20:57 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#46 [Ray]
そして担任が話し始めると
お母さんはずっと謝ってた。

笑わず、にね。

そして結局1日別室で終わった。
帰りお母さんと爆笑しながら
フラフラして帰った。

そして次の日学校に行くと
皆に色々聞かれた。
ま、スルーしたけど。

それから大きな出来事もなく
たまに学校行って
楓ちゃんたちと遊んで
夜はバイク乗り回して
たまに喧嘩して
退屈ではなかった毎日。

そして冬休み直前。

あたしはまた雄大が好きで
頑張ってアタックしてた。

⏰:12/09/19 21:04 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#47 [Ray]
終業式。

あたしたちは式に出て
やっと休みだってルンルンだった。

皆にバイバイして帰って
夜は年越しまで皆で集まった。

その日溜まり場の先輩ん家行くと
かなりの人が居た。

あたしは機嫌が良くて
初めてアユと麻也を連れて行った。

鼻歌を歌いながらドアを開けたら
ギュウギュウに人人人人!!!

『わ!何だ!この人だらけは!』

『あ、レナー!年末まで
ここに泊まりやでー♪』

楓ちゃんが手をあげて
酔っ払いながら言った。

『あ…うん。でも泊まれるん?
こんな人だらけで』

『何とかなるで♪
今のうち家連絡しとき!』

あたしはお母さんに連絡して
すんなりOKをもらった。

⏰:12/09/19 21:13 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#48 [Ray]
『何か知らない人ばっかなんやけど』

『ホンマにー?テキトーに話しとき』

『…まぁ、そうやな』

『皆ええ奴やで♪』

楓ちゃんと同じ年やろ?
皆年上やんか。

よく見ると結構有名な人も居た。
そして2つ上も。

完璧あたしたち3人が1番した。
あたしはアユと麻也に
心からの感謝を言った。

『アウェイ感満載やな』

あたしが言うと
二人共何かとアウェイと
口に出してた。

⏰:12/09/19 21:18 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#49 [Ray]
そして改めて乾杯。
年下は年上皆に一人ずつ
相手のグラスを上にして
乾杯をしなきゃダメだった。

キャバクラか!ってな。

『乾杯!…乾杯!…乾杯!』

あたしも一人ずつ回ってたら
皆優しかった。

『俊先輩の妹やろー?』

『そんな乾杯ええよ!』

などなど皆優しかった。
そして……。

『乾杯!…えっ!!!!
あんた!あの嫌な奴や!』

『あんなー俺は綾っていうねん。
嫌な奴って、アホか』

まさかの綾先輩やった。

『あんた真面目君やん!
こんな所居ってええんか?!』

『俺は2つ顔あるねん』

アホや、こいつ。

⏰:12/09/19 23:51 📱:Android 🆔:jLgXHjOQ


#50 [Ray]
綾先輩は相変わらず
無表情で話続ける。

『ふーん。ま、ええわ』

あたしが言うと綾先輩は
頭をはたいた。

そして皆乾杯し終わって
楓ちゃんの隣に戻ると言われた。

『レナ高橋知ってるん?』

『高橋?誰それ』

『高橋綾や!』

『あの人高橋っていうんや。
前マツコと喧嘩して止めてくれてん』

『へぇ。ええ所あるやん。
あいつの彼女めっちゃ可愛えで』

『へぇー』

『知らん?希美!』

希美先輩は分かる。
めっちゃ可愛くて真面目に
部活もやってる2年生。

⏰:12/09/20 00:01 📱:Android 🆔:ldzTGgcE


#51 [Ray]
でも、ホンっっマに
綾先輩に興味がなかった。
どぉーーーでも良かった。

そして呑んで呑んで呑みまくって
あたしは潰れた。

一つしかないベッドに
うずくまりながら寝た。
朝方目を覚まして周りを見ると
皆雑魚寝だった。

申し訳ないわ。
そしてトイレに行って
顔を洗おうと鏡を見た。

『…何が起こったんや』

あたしは髪の毛グシャグシャ。
顔には落書きだらけ。
首の下には谷間が書かれてた。

⏰:12/09/20 02:50 📱:Android 🆔:ldzTGgcE


#52 [Ray]
あたしはかなりの貧乳。
嫌みか?嫌みなんか?

とりあえず顔をずっと洗って
部屋に戻ったら3年の
祐也君が起きてタバコ吸ってた。

『あれ?顔落ちてるな?』

『あんたがやったん?!』

『皆やで!』

悔しかったから皆の顔に
点々をいっぱい書いてやった。

⏰:12/09/20 04:42 📱:Android 🆔:ldzTGgcE


#53 [Ray]
途中で起きる奴も居れば
ずっと爆睡して顔を掻いて
物凄い事になってる人も居た。

そして気付いた。

『あ!祐也君!さっきは
あんたとか言ってごめんなさい!』

祐也は笑って言った。

『…はは!何言うかと思えば!
全然ええで!むしろタメで!』

『あ、いえ…。すみません』

しばらくすると皆起きた。
相手の顔を見て笑い合ったり
その光景が面白かった。

そして皆で遊び行って
夜は雑魚寝の繰り返しやった。

凄く楽しくて
腹筋が筋肉痛になったのは内緒。

⏰:12/09/20 18:11 📱:Android 🆔:ldzTGgcE


#54 [Ray]
そして年越し。
皆で走り行ってカウントダウンをした。
凄く楽しかったけど
さすがに眠かった。

あたしは、なぜか綾先輩の後ろで
ブツブツ文句を言いながら
軽く寝てしまった。

そしてまた溜まり場について
玄関で限界を迎えた。

さようなら。チーン。
お酒も呑んでた。

気付いたらベッドの上。
誰か運んでくれたんや。

申し訳ないわ。

⏰:12/09/20 18:17 📱:Android 🆔:ldzTGgcE


#55 [Ray]
その時何となく思った。

ん?何か喉痛い?
布団かけると暑い。
でも出ると寒い…。

そして…気付いた。

熱あるわ。

皆起きても下っ端だし
熱ある!とか言えない。

あたしはブルブル震えてる身体を
隠しながらも皆と帰った。

帰り道、綾先輩に言われた。

『あんた大人しいな?どうしたん?』

『熱あるっぽいねん。ヤバいわ』

『は?!』

そしておでこを触られた。

『うわっ!!…』

『静かにして!!もう帰るだけやから
我慢出来るわ…』

『でもお前…結構あるぞ』

⏰:12/09/22 06:21 📱:Android 🆔:MaOoV3Ts


#56 [Ray]
綾先輩は声を小さくして言った。

『後は寝るだけやん!
とりあえず言わんといてな』

綾先輩に口止めをして
あたしは帰って行った。

家に着いて熱を測ると
40℃を越えていた。

これには流石に笑えた。
そしてヴァファリンで治した。

あたしはヴァファリンを飲めば
すぐ治る身体らしい。

熱も治って3学期がはじまった。
雄大に会ってすぐ話しかけた。

ちなみに、あたしが熱で
ぶっ倒れてる時に
雄大から明けおめメールが来てた。

『おは!明けおめ!』

『あけおめ!今年もよろしくな』

『うんっ!』

そして照れながら
皆の所に戻ったあたしを
全ての人が口を揃えて
『キモい』と言ったのだ。

⏰:12/09/22 06:32 📱:Android 🆔:MaOoV3Ts


#57 [Ray]
そしてあたしは毎日楽しく
学校に通っていた。

でも……。


三連休があった。
皆で先輩の家に居た。

しばらくしたら
地元では誰もが名前を知ってる
ふみや君が勢い良くドアを開けた。

『やべーー!楽し!!
あかんわ!忘れられん!』

そう言って座った。
あたしと麻也とアユは
まじでポカーーンやった。

でも気付いた。

何、このニオイ…。

⏰:12/09/24 17:19 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#58 [Ray]
先輩たちは…

『お前またかー?』

『いつも臭いわ!パクられるで』

とか言うてた。
コイツ…薬やっとるわ。

ビビりのあたしは
関わりたくなかった。

この人たち…オカシイ。


そしてそんな事も忘れかけた
2月半ば。

三年生は卒業だ。
あたしたちは、あんま学校に行かず
三年生と遊びまくってた。

そして…かなり怪しめなバー?
みたいな地下の所に入った。

そして卒業の話になって
皆で卒業してほしくない!!
ってかなり落ちてた。

⏰:12/09/24 17:26 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#59 [Ray]
『まぁまぁ!そんな落ちんな!
嫌な事は忘れましょう♪』

そう言ってあたしたちのお酒に
何かを入れた。
もう、一瞬で分かった。

これ、アカンヤツやん。

あたしがビビってると
隣に居た騒がしいけど
絶対あたしには逆らわない
マユミが一気に飲み干した。

マユミは俯いたまま
しばらく動かなかった。


すると…ガタンッ!
って立ってフラフラしながら
外に出て行った。

⏰:12/09/24 17:31 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#60 [Ray]
あたしたちは爆笑しながら
ゆっくり呑んでた。

ただの一杯で皆フラフラだった。

そしてどうやって
帰ったのか分からないけど
気付いたら家だった。

そして次の日から
マユミは学校に来なくなった。

春休みに久しぶりにマユミに会うと
ガッリガリになってて
目は焦点が合ってなくて
明らかおかしかった。
その姿が怖くてゾッとした。

そしてマユミはあたしに言った。

『あたし裏切られたんや。
歩美殺すわ』

その目は本気で
歩美を殺しそうやった。
歩美はマユミと双子と言うくらい
仲良くてずっと一緒に居た。

『何言うてんねん!
ホラ!皆で遊び行くで!』

あたしはフラフラのマユミを
家から出した。

とりあえず何か食わさんと。
そう思ってデカいスーパーに寄った。

⏰:12/09/24 17:40 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#61 [Ray]
お菓子から食べさせな。
あたしとアユとミユキで
ウロウロしてた。

するとマユミは急に
あたしたちから離れて
どこかに向かって歩いた。

あたしたちも急いで追いかけて
着いた所はかなりゾッとした。

そこは日常品とかが売ってて
キッチン用品があった。
マユミが止まったのは

ナイフがバーと並んでる所。

コイツ…本気やん。
あたしは言った。

『マユミ何してんー?行こや♪』

『歩美殺す言うたやん』

『ほっときーよ!ええやん♪』

『ええ訳ないやん!黙っとき!』

⏰:12/09/24 17:46 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#62 [Ray]
前も言ったけど
マユミはあたしに逆らって来ない。
普段、はね。
この時はホンマにおかしかった。

あたしもキレた。

『あんたええ加減にせぇや!
止め言うてんねん!』

するとマユミは包丁を出して
あたしの胸ぐらを掴み
後ろの鍋とかある所に押し付けて

『何やねん、お前。
お前から殺してもええんやぞ』

と包丁を押し付けて来た。
あれはかなりビビった!!

刺されたー!
って思ったわ!

⏰:12/09/24 17:50 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#63 [Ray]
とりあえず、こっちがブチ切れそうや。
でも刺されるのは勘弁。
あたしは引きつりながらも
満面の笑みでマユミの両手を抑えた。

『落ち着きーよ!
そんなイライラせんと!
とりあえず外出るで!』

あたしは離れて
外に連れ出した。

そして出た瞬間に
あたしはマユミの胸ぐらを掴み
壁に押し付けた。

『あんた何しとんねん。
目アカンで。アホか。殺すぞ』

ムカつきすぎて意味分からない事を
ずっと言っていた。

マユミはあたしと目を合わさず
下を向いてた。

そして……。

『レイには分かる訳ないやん!』

って一発殴られた。
あたしはブッッチ切れて
3発くらい殴りながら言った。

『あんたが言わんと分かるか!
アホか!!死にたいんか!?
何かあるなら言えや!!』

マユミは泣きながら言った。

⏰:12/09/24 18:01 📱:Android 🆔:DgDiGwn.


#64 [Ray]
『レイは…いつも守られて
皆から好かれて…!
あんたにあたしの気持ちなんか
分かる訳ないやん!』

マユミは近くの自転車とか倒して
暴れ始めた。

『喧嘩も強くて!いつも強くて!
怖いモンなんてないと思ってた!
でも、あの時あんたは
ビビってアレを呑まなかった!
あたしは一気に呑んで
初めて先輩が笑って褒めてくれた』

マユミは泣いてた。

『お前凄いな、って…。
でも、違かった。
もぉ…皆嫌いやねん!!
関わらんといてや!』

マユミは走って居なくなった。
あたし→呆然。

⏰:12/09/25 01:08 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#65 [Ray]
マユミは普通に仲良かった。
今まで名前は出てこなかったけど
色々思い出あるねん…。

もう思い出すのが辛いねん。

マユミはその2日後に死んだ。
自分で自分を刺して…。

『でも…違かった』

マユミが最後言った
「違かった」の意味は
この時まだ知らない。

あたしたちはお葬式に参加した。
皆はあたしに泣きついた。

あたしが皆守らなアカンわ。
そう思って涙を堪えて
皆をずっと慰めていた。

火葬場には行かなかった。

あたしのせいで死んだんや。
のこのこ行ける訳ない。

⏰:12/09/25 01:14 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#66 [Ray]
新学期が始まった。

皆マユミの話には触れず
もう忘れた感じやった。

そしてクラス表を見た。
仲良い子は誰も居ない。
唯一、雄大が同じクラスやった。

『雄大♪また同じクラスやん!』

『ホンマやな!よろしく!』

そして席に着いた。
ホンっっマに誰も知らん。

その時後ろの花蓮に話し掛けられた。

『元5組のレイちゃんやろ?
あたし花蓮!よろしくな』

『あ、あたし知らんわ。
ごめんな。よろしく!』

『はは〜!ストレートやな!
仲良くしてな♪』

花蓮と名乗ったのは
ホンマに可愛いくて細い。
色黒でテニス部の子。

そして始業式が始まった。
前には新入生。

つまんなくて爆笑かました。

⏰:12/09/25 01:25 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#67 [Ray]
そして学校がスタートしたんやけど
これがまた最悪やった。

一週間もすれば
花蓮の本性が見えてきた。

花蓮は短気、自己中。
絵に書いたような奴やった。

あたしが全く知らん子を
標的にして
ブス、デブ、きもい、死ね
を連呼してた。

あたしは関わりたくなくて
他のクラスに行って逃げてた。

体育とかクラスを移動する時は
机で爆笑して一人ぼっちで
教室に居るのが好きやった。

何度か先生に見つかって
かなりシバかれた。

そして学校には
行ったり行かなかったり。

⏰:12/09/25 01:30 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#68 [Ray]
ある日学校に行って
花蓮と喧嘩した。

『○○ムカつく〜イジメようや♪』

ホンマに今名前を思い出せない位の
陰キャラの子。
あたしはとうとうキレた。

『あのさ、いい加減やめろや。
陰キャラしか虐めんと楽しいん?
ホンマダサいで』

あたしが言うと花蓮は
何も言わず居なくなった。

いつも花蓮の後ろについてる
金魚のフンと一緒に。

でも有紗だけは居てくれた。
有紗はニューハーフみたいな顔。
凄いサバサバしてて好き。

そこから花蓮とは話さなくなった。
特に嫌がらせとか
大声で悪口とかはなかった。

ただ話さなくなった。

⏰:12/09/25 01:37 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#69 [Ray]
そして何もない日が続いたある日。
門の所で楓ちゃんを待ってた。
その時聞こえた。

『水口レイー!殺すぞ!!』

皆が上を見た。
誰も居なかったけど
誰かは分かった。

犯人は1年のカレン。
これもまた花蓮と同じ名前。

小学校が同じで一回シメてた。
多分調子こいてるだけ。
コイツのお陰様でずっと年下が
大嫌いやった。

『カレン。降りて来いや。
ビビってんちゃうぞ!!』

あたしは下から叫んだ。

もちろん降りて来ることはなかった。

⏰:12/09/25 01:43 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#70 [Ray]
そして楓ちゃんが来て
あたしたちは溜まり場に向かった。

その間にカレンの事を話した。

『そいつシバかないアカンな』

楓ちゃんは楽しそうに言った。

『あたしホンマにシバくわ。
昔から気に食わんわ』

『手伝ったろか?!』

あんた…楽しんでるやん。

『いや、とりあえず
レナ一人で行くわ。
そんでここに居られん様にする』

あたしはニヤケながら言った。
楓ちゃんは

『こわーい♪』

って言いながら楽しそうやった。

⏰:12/09/25 01:47 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#71 [Ray]
次の日、あたしは嫌いな後輩に

『カレン連れて来てや』

と頼んだ。

…が!
その後輩は走りながら戻ってきて
ちょっと怯えながら言った。

『あの…来たくないって
泣いて動かないんですけど…』

何やソレ!!!
笑いそうになった。
でも我慢して言った。

『じゃ、いつでも殺しに来い
って言っといてや』

と言って帰った。

そしてカレンはその後
あたしから逃げ続けたのだった。

⏰:12/09/25 01:51 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#72 [Ray]
学校で会わないよう
一生懸命努力しとった。

ホンマシバこうかな。

だが!その頃あたしは
雄大に手応えを感じ始めた。

今まで糞鈍感野郎、雄大君と
メールが続くようになってた。

いや、それしか根拠はないけど…。

今まで連絡も取ってなくて
たまに話して遠くから見てるだけ。

でも、もしかしたら…。
って思うようになった中2の6月。

だが…実際話すと
なーーんにも変わらない。

⏰:12/09/25 07:05 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#73 [Ray]
でも毎日連絡取ってる事が
嬉しくて皆に自慢してた。

ある日雄大と話してた。
あたしはその時も教室で寝てて
皆体育の授業で教室に居らんかった。

一人でうつ伏せになってると
ガラッと扉が開いた。
先生だとダルいから
無視し続けたら何も言われない。

ガタとか聞こえるけど。
だんだん怖くなってきて
勇気を出して起きたら
雄大がこっちを見てた。

『え!え?!えー?!
何してん?!?』

『いや、俺もサボりしてん。
起こさんようにしてたけど
起こしたか?ごめんな』

『寝たふりしててん!』

そして2人で笑い合って
お互い話さなくなった。

『何か2人で話すの久しぶりやな』

『レイも思ったわ!元気やった?』

『はは!元気やで!』

それからくだらない事で笑った。
凄い楽しかったけど
あっという間に時間はすぎた。

⏰:12/09/25 07:14 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#74 [Ray]
『授業終わったな』

『ね…何か早いなー』

『俺、水口に言う事あんねん。
今日一緒に帰ろうや』

あたしは告られてもないのに
照れたように笑った。

でも昼休みとかになるたび
だんだんビビってきた。

あたし何言われんやろ…。

こんなん初めてやったから
恐怖と…色々に
あたしは放心状態やった。

そして…遂にその時が来た。

『水口帰ろうや』

雄大が教室の扉の所で言った。
皆もビックリしてて
冷やかされたり色々………。

そして一緒に帰った。

しばらく、いつもの様に
くだらない話をしてた。

⏰:12/09/25 07:22 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#75 [Ray]
そして家の近くの公園を通った時
雄大はニコニコして言った。

『ブランコ乗ろうや!』

あたしたちは2つしかない
ブランコに乗って軽く揺れた。
その時急に言われた。

『工藤の事、残念やったな』

工藤とはマユミの事。

『…そやな』

『お前は頑張ったんや。
自分せめんでええちゃうか?』

『…別に!せめてなんか…!!!』

『じゃ愛想笑いばっかしてんなや。
最近お前いつも辛そうに笑う』

そんな事言われたのは初めてやった。
そんな見てくれてたんや。

だからメールもしてくれて
今日も一緒に帰ったんや。

やっぱり冷たいけど優しい。

⏰:12/09/25 07:32 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#76 [Ray]
『1年の時のお前は
いつも思いっきり笑ってたで。
よく笑う子やなって思った。
うっさいな、とも思ったけど!』

『おーい!うっさいって!』

『あはは!嘘やん!
あ、嘘ちゃうわ』

あたし…褒められとんの?

雄大の笑顔を見て
やっぱりこの人好きと思った。

『雄大…レイさ、』

『俺お前の事好きやわ!』

………え?

『はい?今何て?』

『二度も言えるか!』

雄大は照れたように笑った。

『あたしも雄大の事大好きだよ。
1年からずっと好きやった』

あたしが言ったら雄大は
安心したように笑って言った。

『良かった〜!
俺、水口は石井ちゃん好きなんと
ずっと思ってたわ!!』

やっぱり糞鈍感野郎でした。

⏰:12/09/25 07:39 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#77 [Ray]
そして、あたしたちは
そこからスタートした。

この雄大が
あたしが初めて本気で
好きになった人。

ここから何もかも
雄大中心になっていった。

学校では皆公認のカップルとなった。
皆祝福してくれて
いつもの溜まり場で
かなり祝ってくれた。

皆あたしが雄大を好きやったと
知っていたから。

それからはうまくいってた。
雄大は部活が忙しいから
あたしが予定ない日に
部活終わるの待ってて
一緒に帰ったり。

凄い幸せやった。

⏰:12/09/25 07:43 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#78 [Ray]
そして夏休み。
あたしは去年の夏休みとは違う
と、ウキウキやった。

でも実際は雄大君
部活部活部活部活部活部活で
全く会えなかった。

でも安心してたんやろうな〜。
全然平気やった。

楓ちゃんとかと遊んでて
普通に充実してた。

そして夏休みも一週間切った頃。
3連休が出来たと言った。

だから1日お泊まりになった。
そう計画は進んでいた。

明日から雄大と会える♪
ってウキウキの時
楓ちゃんとかと居たら絡まれた。

『河合!殺すぞ』

『○○中が彷徨いてんな!田舎者』

『水口ってムカつくわー』

とかボロクソ言われた。
あたしはムカついたから
石を向こうに向かって投げた。

もちろんブチ切れられて
大乱闘!になったのだ。

⏰:12/09/25 20:40 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#79 [Ray]
人数は同じくらい。

あたしたちの中学は
喧嘩っ早いとか
皆イカれてるとか言われてた。

本当に皆イカれてたと思う。
基本近くの中学とは仲悪くて
皆すぐ喧嘩だった。

もちろんビビりなあたしは
冗談じゃないって感じだった。

でも気が強いから
悪口言われたまま終われない。

そして警察が来てビビった。
だから全速力で逃げた。

パクられるのだけはごめんだ。
といつも思ってた。

次の日、雄大と会った!
もぉー嬉しくて嬉しくて
顔の傷なんてほっといた。

でも雄大はあたしの顔を見て
無表情のまま言った。

⏰:12/09/25 20:47 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#80 [Ray]
『顔どないしたん?』

『昨日絡まれてん!
でも全然平気やで♪』

『平気やで、ちゃうやろ!アホか!』

初めて雄大がキレた時やった。
雄大は何も言わずスタスタ歩いて
あたしは一生懸命追いかけた。

着いたのは雄大の家。
雄大は鍵をあけてあたしを入れた。

そして少ししていっぱいの
消毒液とか絆創膏とかガーゼとか
抱えてあたしの前に来た。

『女なんやから喧嘩すんなや』

雄大は冷たく言った。
基本この人は冷たかった。
でもたまに優しくて
ツンデレか!ってよく言ってた。

『ごめんね?怒ってる?』

『別に怒ってないわ。でも
ちゃんと消毒しとき』

昨日したけど、って思ったけど
あたしは消毒してる雄大を見てた。

⏰:12/09/25 20:54 📱:Android 🆔:UZ98r7qE


#81 [Ray]
『好きやで』

あたしは何となく言った。
雄大は顔を見ないで

『知ってる』

と素っ気なく言った。
いつもそうだった。

あたしが「好き」と言うと
「俺も」とか、そんな優しくない。

「知ってる」と言って
照れた様に笑ってた。

うん、本当に好きやわ。
その日はお泊まりして
初めてエッチをした。

あたしの初めては
全部全部、雄大やったで。

そして夏休みが終わって
またダルい日々がスタートした。

やっぱり雄大は部活が忙しくて
遊んだりは出来なかったけど
溜まり場に行ってたし
寂しくなかった。

⏰:12/09/26 06:08 📱:Android 🆔:ayrxHHiI


#82 [Ray]
そして文化祭の少し前の
日曜日にあたしは溜まり場で
酔っ払って爆睡してた。

起きたらまだ皆寝てて
携帯を見たら雄大から
電話とメールが来てた。

『寝てる?起きたら連絡してや』

あたしは普通に電話した。

『今起きたわ』

『遅いな。今日休みになったわ』

『え!ホンマに?!』

『おう。家来る?』

『ソッコーで行くわー!』

電話をブチって切って
家帰ってお風呂入って
スッピンで向かった。

⏰:12/09/26 06:14 📱:Android 🆔:ayrxHHiI


#83 [Ray]
雄大はマンションの前に居て
一緒に部屋まで向かった。

そしてくつろぎながら
色々話してた時聞かれた。

『昨日何してたん?』

『溜まり場行って呑んで
酔っ払って寝てたわ!』

あたしが言った瞬間
雄大の顔が変わった。

『は?そうなんや。』

明らか冷たい。
いや、いつも冷たいんやけど
その日は違った。

『てかさ、俺嫌なんやけど』

『へ?なにが?』

『…溜まり場って男も居るやん。
しかも先輩やろ?
彼女がそんな所行ってて
いい思いする奴居らんやろ』

⏰:12/09/26 06:19 📱:Android 🆔:ayrxHHiI


#84 [Ray]
初めてヤキモチが嫌やなかった。
何か可愛いく見えた。

『ごめんな。もう行かんで』

『ホンマに?!』

めっちゃキラキラしとったわ。
うん。可愛い。

『ホンマに。でも雄大が部活で
暇やったら行くわ!』

『行くんかい!
まぁ俺も自分の代になって
寂しくさせてたらしゃーないな。
てか寂しくさせてるんやろな。
ホンマにごめんな』

雄大は優しく言った。

凄く幸せやった。

⏰:12/09/27 01:05 📱:Android 🆔:4j99mum6


#85 [Ray]
そして文化祭の日。

去年みたいに殴られるのは
ホンマに勘弁と思って
教室に居たり皆で溜まってた。

その時…!!

『レイ!』

『…お兄!!』

まさかのお兄が友達と来てた。

⏰:12/09/29 03:20 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#86 [Ray]
周りに居た人はざわついた。

『あー!レナだ!』

『レナやん!久々!!』

お兄の友達、ようちゃんと
拓海君がニコニコしてきた。

あたしからしたら
この二人の方が100倍かっこいい。

あたしはテンション上がって
2人に近寄って行った。

『うっわー!久々!!
ちょっと!2人ともめっちゃ
カッコ良くなってるやんか!』

あたしが肩をバシバシ叩きながら
2人に話しかけたら

『俺を無視するんか?』

とお兄が不機嫌に立っていた。

⏰:12/09/29 07:37 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#87 [Ray]
『あ!お兄!久々!
元気やったか?』

『久々!って!
朝会ったやろ!はげ!』

お兄にど突かれながらも
皆と話してた。

『レナ彼氏出来たか〜?』

ようちゃんがニヤニヤしながら
ツンツンしてきた。

『むふふ〜…出来ました♡』

あたしはピースして言ったら
皆見たい!と言ってきた。

『いーよ!先生に挨拶は?!』

『んなもん後だ!
こんな一大事やぞ!!』

んなもん、って…。
とりあえず雄大が居る教室に行き
ドアの所から覗いてた。

『へーかっこいいやん』

『レナのタイプ初めて知ったわ!』

ようちゃんと拓海君は
興味心身に言っていた。

⏰:12/09/29 07:43 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#88 [Ray]
お兄は黙ったまま。

『ホラ俊!レナの彼氏!』

ようちゃんが言ったら
お兄は『ふーーん』と言った。

お兄はかなり優しいと思う。
保育園の卒業も小学校の時の先生にも

『いつも女の子に優しい…』

って言われてた。
確かに女には優しいと思う。

男にはかなり怖いけど。

その時タイミング良く?
あたしたちの2つ上が
私服でお兄に近寄ってきた。

『俊さん!』

『お久しぶりです!!』

皆ニコニコして来た。
その人はほとんど皆知ってた。

⏰:12/09/29 07:50 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#89 [Ray]
『何でレナ居るんかと思ったら
妹なんか!ホンマやったんやな!』

皆面白がってた。

そしてそのまま皆なぜか
一緒に行動してた。

ちなみに、ようちゃんは
アユのお兄ちゃん。
めっっちゃカッコ良くて
あたしは1番タイプ。

アユとお兄たちと
2つ上の先輩皆で行動してたら
かなり目立った。

『俊さん!!』

途中でめっっちゃ元気な声で
お兄を呼んだ人が居た。

『綾!!』

お兄は相手を見て目を変えた。
…え?綾先輩?!

『お前〜久々やんか!』

『はい!!俊さんまた
カッコ良くなりましたね!』

『はは!お前の方が
かっこええやん!モテんやろ?』

『いえ!俊さんに比べたら!』

⏰:12/09/29 08:00 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#90 [Ray]
………え?
え?え?え?え?

何で…こいつ等…。

『何でそんなホメ合ってるん?』

2人は一斉に目線をあたしに移した。

『あ、こいつ妹!よろしくな!』

『知ってます!溜まり場復活して
会った事あります!』

『そうなん?!
まー生意気やけどよろしくな!』

『そうっすね!はは!』

…何なん?
他の人はなぜか
お兄の前であたしを弄ったり
馬鹿にしたりしない。

多分空気がそうさせてるんや。

でも…。

『はは!生意気やけど
俺の妹やから!お前なら頼めるわ!
ちゃんと見張っててや!』

お兄は笑いながら言った。

⏰:12/09/29 08:05 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#91 [Ray]
『2人は仲良かったん?』

あたしはテキトーに聞いた。

『綾とは後輩で1番可愛がってたな!
今も連絡取るで!』

『ふーん』

『俊さんが1番可愛がってくれてん!』

『ふーーん』

『最初は全然仲良くなかってん!
でも話してみたらええ奴やん!』

『いや、知らんけど』

『お前俊さんにそんな態度出来る奴
初めて見たで!敬語使えや!!』

『はぁ〜?何で家族に
敬語使わなアカンねん!』

⏰:12/09/29 08:13 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#92 [Ray]
『お前等仲悪いん?』

睨み合ってるあたしたちを見て
お兄は笑いながら聞いて来た。

多分お兄の妹やからって
あたしは調子に乗ってたんやと思う。

ただ優越感を感じで
いい気になってただけやった。

その時タイミング良く
雄大があたしを呼びに来た。

『レナ〜?河合先輩が探してたで』

雄大はポカーンとしてた。

『あ、ホンマに?ありがとお!
そうや!雄大!お兄!』

あたしはお互いに紹介した。
雄大は礼儀正しく言った。

『初めまして!
中島雄大です!
レナとお付き合いしてます!』

結婚の挨拶か!
って思う位雄大は緊張してた。

⏰:12/09/29 08:19 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#93 [Ray]
お兄は雄大を見て言った。

『こんにちわ!
このバカよろしくなぁ〜!』

あたしは安心した。
お兄はあたしの保護者だと思ってる。
だから皆の前では冷たいけど
かなり心配されてる。

ツンデレってヤツ?

どうやらお兄からの
お許しが出たみたいだ。

あたしは安心して
楓ちゃんの所に行った。

⏰:12/09/29 08:28 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#94 [Ray]
しばらく探していた。

『レナーー!!』

『あ!楓ちゃん!どうした…ん″!』

楓ちゃんはあたしに抱きついて
興奮しながら聞いてきた。

『俊先輩来てるってホンマ?!』

『来てるで!今一緒に居って…』

『会わせて…!!!!!!』

楓ちゃんは今まで見たことない位
かなりテンション上がってた。

『ええけど…何で泣きそうなん?』

『…だっで〜(+o+)憧れやもん!』

ごめん。わからない。
そう心で思いながらお兄を探した。

『…あ!居ったよ!』

楓ちゃんを見ると石化してた。

⏰:12/09/29 09:01 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#95 [Ray]
『…楓ちゃん?』

『めっちゃ…めっっちゃ
カッコ良くなってるやん!!』

『…ようちゃん、カッコええわ』

『ようちゃんって…佐川先輩?』

『せやで♪幼なじみやけど
1番タイプやわ』

『アホ!俊先輩のモテ方
半端ないんやで!!?』

そっから聞きたくもない
お兄のモテ話を聞いていた。

そこで思った。
お兄はモッテモテやったらしい。
なのに…なぜあたしは?

…はは。

虚しくなってお兄に近寄って
一発蹴り入れてやった。

皆→唖然。

⏰:12/09/29 09:07 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#96 [Ray]
とりあえず楓ちゃんを紹介した。

『あたしが仲良くしてもらってる
先輩の楓ちゃん!
めっちゃ可愛がってもらってんねん』

『あー!そうなん?
いつもお世話になってます♪』

『…は、はい!!
いえ、全然!!仲良しです!』

謎やった。

『あれ?俺楓ちゃん?の事
見たことあるで〜♪』

『溜まり場で…何度か!』

『あー!それや!!
可愛い子は覚えてんねん!』

『クタバれ。糞エロ親父』

あたしは、ソッコー
突っ込みを入れた。

⏰:12/09/29 09:13 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#97 [Ray]
それから軽く話して
あたしたちは帰った。

珍しくお兄が送ってくれるらしい。

あたしたちが帰ろうとしたら
お兄が大きい声で言った。

『綾!ウチ来るか?』

『…げっ!』

『お前、げっ!ちゃうやろ!はは!
綾!予定ないんやったら来いよ』

『…いーんすか?俺行って』

そんなこんなで
綾先輩とお兄とようちゃん、拓海君
アユで家に向かった。

行くと誰のか分からない車が
止めてあって乗り込んだ。

『って!お兄運転するん?!』

『おう!任せろ!』

『そんなん聞いてへんわ!
あたし死にたくないわ!!』

『レナ大丈夫だやで!
俊が1番運転上手いで!』

ようちゃんは携帯をいじって
笑いながら言った。

⏰:12/09/29 17:49 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#98 [Ray]
まぁ昔に乗った事あったけど
夜中のドライブ行こうぜ♪
とか言って普通の道で100キロくらい出して
本気でシぬと思った。

その時は皆乗ってたから
安心してた。

でも…やっぱり荒い…。

『お兄…あたし助手席やねん…。』

『おう♪』

『事故った時死ぬ確率が高いのは
どこの席だ〜?』

『助手席♪』

『糞野郎!!考えろや!』

喧嘩してたら綾先輩は
後ろで笑ってた。

⏰:12/09/29 17:54 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#99 [Ray]
『俊先輩、いつもこんな
兄妹と仲ええんすか?』

『ん?あ、いつもこんなやな!
てかお前等は何で仲ええんや?』

『…おい、待て。
仲ええって誰の事や?』

あたしは恐る恐る聞いてみた。

『レナと綾!』

『仲ええ訳ないやろ!』

『ずっと仲ええですよ!』

…………はい?!

『…ちょっと待てや…。
いつから仲ええって…?』

『俺がお前をマツコから
助けてやったんやろ?』

『何ソレ!!聞いた事ないわ!』

お兄が割って入ってきた。

⏰:12/09/29 18:03 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#100 [Ray]
一通り説明して皆に笑われた。

『お前!マツコにそんなするの
レナくらいやろ!はは!』

『お前気強すぎ!!』

この頃マツコはテレビに
出てなかったから違うあだ名があった。
でもマツコの方が分かりやすいから
これからマツコにしとくわ(・∀・)

それから家に行って
皆で呑んであたしは1番に寝た。

それからまた普通に学校に行って
つまらない授業うけて
たまにサボって遊びまくって
って楽しい毎日やった。

そんなある日、
他中と喧嘩をして
物凄い数のパトカーが来て
あたしたちは連れて行かれた。

もちろんビビりのあたしは
震えていた。

⏰:12/09/29 18:11 📱:Android 🆔:AVWD8qV6


#101 [Ray]
パトカーに乗せられて
一言も喋らなかった。

その後地元のデカい
警察署みたいな所に連れて行かれ
個室に入って待ってた。

そして強面なオジサンが
かなり怒った顔で入ってきた。
あたしの顔を見て言った。

『通報があって行ったんだ。
何をしていたんだ?』

『………』

本当に怖くてチビりそうやった。

『喧嘩やろ?どんな状況やったん?』

最高潮にビビりながらも話した。

『ウチら絶対にコッチから
喧嘩売ったりしません…。
向こうに馬鹿にされました。
あ、でも先に石を投げたのは
あたしなんですけど…』

それを言った後
あ、言っちった!
って思った。

⏰:12/10/02 20:24 📱:Android 🆔:JuZCcKxI


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