いじめられっ子たけしの復讐。

僕の名前は、たけし。

僕は小学3年の頃から
ずっといじめられてきた。

当時から今に至るまでの
いじめの記録を小説にしてみようと思う。

西田兄「おいたけし。今日学校終わったら遊ぼうぜ(笑)

たけし「う、うん(笑)

はあ、今日もいじめられるのか…

学校が終わり
運動場を歩いていると
僕は、う○こがしたくなった。

トイレに行こうと思うと

やつらが来た…

西田兄「おい、たけしい(笑)
おまえ、『あああああああああ』て言いながら運動場転がれよ(笑)

！？

たけし「え…(なにを言ってるんだこいつは)

西田弟「早くやれよ。

僕は、う○こが漏れそうなので
右手で肛門を押さえ
左手を前に突きだし
こう叫んだ。

たけし「う、う○こ！！

しかし、やつらは鬼だった…
いや悪魔だ。いやアホだ。

西田兄「関係ないわ！しばくぞ！！

！！？

今は下校時間だ…
皆が見ている…

だが、やるしかないんだ
僕には、やるしか…

僕は、皆が見ている広大な運動場に横になり
ゆっくりと、しかし確実に回り始めた。

たけし「あ…あ…あ…。

そう、僕は珍しく西田兄弟の前で
やる気の無さを露骨に見せてやったのだ。

この、あほ兄弟は僕が
「ああああああああああああ！！！！」と叫びながらアニメみたいに猛スピードで転がるのを期待していたに違いない。

ﾌｯ。

僕はドヤ顔で、ゆっくりと回転しながら西田兄弟の顔をチラ見してやったさ。

！！！？

ヤバイ！
西田兄弟の顔が見る見るうちに
鬼の形相に変わっていく…

西田兄「たけしいいいいい！！！

ドガッ！！

ぶりぶりぶり…

西田兄は僕の腹を蹴りあげた。

そして僕のママに買ってもらった新品のパンツは茶色く染まったのだ………。

……。

…。

僕はトイレでパンツを捨て
テンションがた落ちで
この、あほ兄弟と下校していた。

さて、今日は最悪な日だが
ラッキーなこともあるもんだ。

僕達の前に
僕の大好きな【ゆかりちゃん】が歩いている。

たけし「ああ…(僕は、ゆかりちゃんの後ろ姿を見ているだけで幸せだよ姉さん…)