横顔の彼女
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#1 [村田] 14/01/19 21:16
実話です。
#7 [村田]
ここの自主スペースは窓際なので、
きっと寒いのであろう。
ストールを肩からかけていた。
すごい、綺麗な人だな。
それが正直な感想で、
実際に俺は動けないでいた。
目を奪われていて、動けない。
しかし、立ちっぱなしの俺へ
周りの人の視線が集中した。
しまった、昼食だ。行こう。
:14/01/19 21:43
:iPhone
:☆☆☆
#8 [村田]
カフェへ入り、パスタを注文し
窓際のカウンターへ腰を掛ける。
ここでも自習している人が、
たくさんいるな…。
さっきの人、大学生かな。
いや、社会人かな。
まさか高校生?いや無いか。
:14/01/19 21:46
:iPhone
:☆☆☆
#9 [村田]
スマホを取り出して、午前中に着ていた
メッセージを確認していく。
返信を打ち込みながら、
今日の夜ご飯の話のタネが出来たと、
友達に言おうか考えた。
「お待たせ致しました。」
パスタが運ばれてきて、口に含む。
食べ終わったら、話しかけてみようかな。
:14/01/19 21:53
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:☆☆☆
#10 [村田]
食べ終わって、自習スペースに戻ると、
彼女はもういなかった。
帰っちゃったか…。
大体いつから来ていたんだろう。
くそ、こういう時に周りが見れなくなるまで集中してしまうのが嫌になる。
また会えるかな。
ここへ来たら会えるかな。
レポートを進める、早く終わらそう。
今日は飲んでやる。
:14/01/19 22:01
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:☆☆☆
#11 [村田]
「ーで?レポートは終わったの?」
枝豆をつまみ、俺を見てニヤリと笑う。
俺はそんな友達を少し睨みながら、
一口残っていたビールを飲み干す。
「終わったよ。明日提出する。」
「お前なに休日に映画みたいな体験しちゃってんの。羨ましすぎる。」
店員が新しいビールを持ってきて、
一口含み、ため息をついた。
:14/01/19 22:08
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:☆☆☆
#12 [村田]
「あー。後悔してきた…。
もう会えないかもしれねー。」
「おお…。村田まじか。
そんなに綺麗な人だったの?」
「まあ、綺麗だったよ。けどさ、
それより雰囲気?オーラ?
すっげぇ、恥ずかしい言い方だけど、
時が止まった感じ。わかる?」
「ぶっ。村田まじか!!」
声を出して笑う友達を、また少し睨んだ。
:14/01/19 22:12
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:☆☆☆
#13 [村田]
「あんま笑うなよ…。
俺も何言ってんだろって思ってんだから」
「だって。お前がそんな熱い事言うから
あー。早く明日にならねーかな。」
こいつ絶対広める気だ。
話す相手を誤ったようだ…。
「通えば会えるっしょ。
毎日通えばいいじゃん。」
「そうだな。そうするよ」
「ぶっ!村田まじか!!」
またケラケラ笑い出す。こいつ…。
:14/01/19 22:19
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#14 [村田]
スマホに着信が入る。
「もしもし、今?西岡と飲んでる」
西岡が口パクで、誰?と聞いてきた。
「結子。は?来んの?」
電話が切れ、スマホを机に置いた。
「ゆっこ来るの?」
「みたい。あいつ体育会系だね。
走ってくるみたいだよ。」
結子も西岡も、同じ大学で仲がいい。
:14/01/19 22:25
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#15 [村田]
「おっすー!は〜疲れた !
わたしピーチウーロン!」
結子は本当に走ってきたようで、
息を切らしてきた。
「ゆっこってさ〜。
俺のこと絶対好きだよね。」
西岡の言葉に、結子はおしぼりを投げていた。んな訳あるか、の言葉と一緒に。
:14/01/19 22:29
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#16 [村田]
「村田、今日なにしてたの?」
まだすこし息が上がっている結子が、
俺へにこりと笑いかけた。
「レポートしてた。○○図書館で」
「聞けよゆっこ!こいつさ〜」
西岡がすかさず話し出す、
さっそく言い触らす気のようだ。
「やーめろ!お前って本当おしゃべり。」
:14/01/20 15:23
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