○最後の四季○
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#100 [ゆり]
「ううん…
彼女の事
めんどくさくても
信じられるうちは
大事にしてあげて下さい。」


大橋くんは
まだきっと
彼女さんに満たしてもらえるから。
満たしてあげられるから。
だから、ね。
 

⏰:06/09/02 00:54 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#101 [ゆり]
夜中の3時過ぎに家に着いた。

携帯を見ると
隼人からのメールはなかった。

多分あたしがバイト終わる前に
寝たんだろう。

昔居酒屋でバイトしてた時は
終わるのが夜中の2時でも3時でも
起きててくれたのになぁ。
 

⏰:06/09/02 00:55 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#102 [ゆり]
隼人があたしに
慣れれば慣れるほど

あたしは隼人に
求めるものが多くなる。

昔はこうだったのに…
って
比べてしまう。

ずっと変わらないで
なんて

無理だよね。
 

⏰:06/09/02 00:59 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#103 [ゆり]
身体は疲れてるのに
いろんな不安で
全然寝れなくて
明け方に寝た。

お昼に起きた。
夏休みの醍醐味。

バイトがないので
隼人と遊ぶ。
 

⏰:06/09/02 01:15 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#104 [ゆり]
「寂しかったよ〜!!」

これ隼人の台詞。
ほんと女の子みたい。
「あたしも!」

「ゆりバイト入れ過ぎだよ〜(*´`*)」

「うーん…ごめんよ」


だって夏休み明けには
あんたの誕生日があるから
稼がなきゃだもん。
 

⏰:06/09/02 01:19 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#105 [ゆり]
「どこ行こっか〜♪」

運転しながら
隼人はゴキゲン。

あたしに会っただけで
こんな笑顔になってくれるとか
感動だな。

そこは昔から
変わってないね。

ありがと。
 

⏰:06/09/02 01:22 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#106 [ゆり]
「隼人行きたいとこないの?」

「ん〜…
ゆりと買い物もしたいしーカラオケもいいな〜♪
あーでも1番はラブホかな!」

「それだ!」


ムードもなにもなく
ラブホに決定。

ルンルンな隼人が
可愛かった。
 

⏰:06/09/02 01:26 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#107 [ゆり]
「久しぶりだね〜」

ホテルのエレベーターに乗り
部屋に着いた。

隼人は暑い暑い言いながら
脱ぎ出した。
ちょっと早いよお兄さん。
 

⏰:06/09/02 01:29 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#108 [ゆり]
そんな隼人を横目に
あたしはソファに座って
テレビを付ける。

ドラマの再放送がやってた。
好きな俳優が出てる♪

「かっこいー♪」

「え、俺?♪」

「そうそう」

「せめてこっち見て言ってよ!笑」
 

⏰:06/09/02 01:33 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


#109 [ゆり]
隼人は膨れっ面で
あたしの方に来て
両手を引っ張って立たせた。

「え〜ドラマ見たいよ〜」

「じゃ-ベットで見ようよ〜」

「わかったぁ」

テレビを回転させて
ベットに入った。
 

⏰:06/09/02 01:35 📱:V703SH 🆔:wd4TjqJk


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