X'masの約束…

あやかがドアを開けた瞬間にふと見えた｡白い包帯が…｡まなゎとても胸が苦しくなった

そして④人で座る｡沈黙を破るかのょぅにあやかが喋り出した…｡

『あっ…あのね､昨日の事あまり覚えてないの…｡無我夢中で悲しみから逃れたくて薬をやったとこまでは覚えてるんだけどね､その後はハッキリとした記憶がなくて…目覚めたらまさきが居て全部聞いた｡…迷惑掛けてほんとごめんっ!!』

と頭を下げるあやか

((覚えてなかったのか…))

少しホッとした｡

『薬はどこから手に入れた？』

と厳しい目ですぐるは問い掛けた

『…この前､嫌がらせにあった日､泣きながら歩いてたら声掛けられて､思わず買っちゃった』

『使ったのは何回目？』

『…昨日で②回目』

『今日あやん家行くから』

と少し怖い表情で言った

そんな重苦しい雰囲気に耐え切れず口を開く

『あっ…』

突然のまなの声にビクッとする③人

『急になんだょ』

『なっ…何でもなぃ♪ぁはは』

と無理に笑ぅ声に合わせみんなも笑ぃ出す

((良かった…))

『それでね私…転校しようと思って…』

『えっ…？』

あやかの意外な提案に一気に沈黙に逆戻った

『嘘だょね？ねぇ!!まな頑張るょ？あやかが居ないなんて考えられなぃ!!!お願い…ﾋｯｸ…』

まなゎ泣いた｡
すぐるゎ黙ってぃる｡

『まさきゎどうして止めなぃの！？離れ離れになっちゃぅんだよ？』

まさきはゆっくりと口を開いた

『うるせぇ…俺だって止めてぇよ｡…止めたよ｡でもあやかが決めた事なんだ｡応援するしかねぇだろ…』

とまさきは頭を抱えた｡
((すごく苦しそうな顔…まさきも悩んだんだね｡まなが我が儘言っちゃだめなんだね))

唇を噛み締めた

泣くのを我慢してぃると､すぐるはそっと手を握りしめてくれた

すぐるの温かい魔法の手は

((大丈夫))

そぅ言ってる気がした

放課後､④人であやかの家に向かった｡

『待ってて』

とすぐるゎあやかを連れておばちゃんと③人で何か話をしているようだった｡

帰り道､ずっと恐い顔をしていたすぐるは口を開いた｡

『俺も昔やった事あってさ』

『何が？』

『…薬｡つっても①回だけだけどな｡あれはやっちゃいけねぇ…人間が壊れる』

((だからおばさんとも話してたんだ…))

『俺の先輩な…薬やって飛び降り自殺したんだ｡でも俺は先輩が自分から薬に手出すような先輩だなんて思ゎなかった｡必死で調べたんだ｡』

まなは黙って聞いていた

『ある日やっと分かったんだ｡先輩はケンカした相手に①人の時に囲まれて薬を打たれて…俺は一生懸命警察にもぅ一度調べてくれって頼んだ｡警察はやっぱりクソだったょ｡嗅ぎ回ってる事がバレて､ある日俺も学校帰りに囲まれたんだ｡…①回薬をやってしまったら､あやかみたぃに弱るとまた手を出してしまぅ｡』