〇ニ番目の四季〇
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#387 [ゆり]
傷を舐め合って
癒し合えるなんて思わないけど
少しでも
何か変われるなら
あたしはあっさり簡単に
初めて傷痕を人に見せた。
「もう切ってないんですか?」
「切ってないよ」
「どうやってやめられたんですか?私も強くなりたい」
強さかぁ。
そんなものあたしにはないな。
:06/06/06 07:23
:V703SH
:Ks2JUYQU
#388 [ゆり]
ねぇ隼人
隼人はいつも
あたしが欲しがる言葉を
くれた訳じゃないけど
あたしが離れていかないようにと
いつも懸命に伝えてくれたね
その揺るがない想いを
時に疑い
時に信じた
あたしが持っていない強さを
隼人は持っていたよね
:06/06/06 07:30
:V703SH
:Ks2JUYQU
#389 [ゆり]
傷付いても
好きだと言ってくれたよね
あんた懲りないねって
笑ってやったけど
その強さに
数え切れない程
救われてた。
あたしにもそんな強さがあったなら
過去を責めて
何度も隼人を苦しめなかったよね。
:06/06/06 07:32
:V703SH
:Ks2JUYQU
#390 [ゆり]
「先輩?」
「…あ、ごめん!
あたしは原因が分かってたから…
問題が解決したら自然にやめられたよ」
「そうですか…」
寂しそうに俯く。
その時教室のドアが勢いよく開いた。
「お前らもう学校閉めるから帰れよ〜」
「あッはーい!」
二人で焦りながら教室を出る。
:06/06/06 07:43
:V703SH
:Ks2JUYQU
#391 [あやぽん]
:06/06/06 09:19
:SH700i
:aIOGq3rw
#392 [ひLI]
フムX02(・ε・`)゙
:06/06/06 15:45
:N901iC
:XRCh60kQ
#393 [ゆり]
あやぽんチャン☆ひいチャン☆
いつもありがとう(;ω;)
:06/06/06 20:35
:V703SH
:Ks2JUYQU
#394 [ゆり]
校舎から出ると
外はもう暗くなっていた。
「先輩って地下鉄ですか?」
「あ、うん…淳ちゃんは?」
「私あっちのマンションなんです」
「近いね〜!じゃぁ逆だぁ…残念。
ひとりで大丈夫?」
「私は全然大丈夫です!今日はいきなりすみませんでした。
よかったらまた一緒にお話してください」
淳ちゃんが可愛く笑った。
:06/06/06 20:40
:V703SH
:Ks2JUYQU
#395 [ゆり]
「うん☆またゆっくり話そぉね!
じゃあほんと気をつけてね」
「ありがとうございます☆じゃあ」
小さく手を振って
歩いて行った。
少し見送って
あたしも歩き出した。
久しぶりにリスカの事思い出したなぁ…
自分は独りなんだって
訴えるみたいな痛み。
:06/06/06 20:45
:V703SH
:Ks2JUYQU
#396 [ゆり]
ブーブー…
携帯が振動。
隼人から電話だ。
「はいもしもーし」
「ゆり?無事か〜?」
「無事よ〜今駅向かってる〜」
「お前まじ気をつけろよ」
「はいはーい(笑
心配ありがと☆」
電話の後ろからお母さんが
ご飯だよって呼んでるのが聞こえた。
:06/06/06 20:57
:V703SH
:Ks2JUYQU
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