〇ニ番目の四季〇
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#10 [ゆり]
「ゆりちゃん1番新人なのになぁ〜(笑)」
と高橋さんが言った。
(この声ももう聞けなくなるんだ…)
しょんぼりしながら席に付いて、
バイトの先輩達と思い出話しで盛り上がっていた。
:06/05/28 10:28 :V703SH :a4CPZqco
#11 [ゆり]
だんだんイビキかいて寝出しちゃう人や、
外で「焼肉ありがとうー!!」って叫び出す人も出てきて
ごちゃごちゃ。
ふと後ろに気配を感じ
振り返ったら
(高橋さんだッ)
:06/05/28 10:30 :V703SH :a4CPZqco
#12 [ゆり]
「ゆりちゃんケー番教えて〜」
「…えっ!あっハイ!!」
あたしは焦ってカバンから携帯を取り出した。
「すげーキラキラ(笑)」
ラインストーンを貼りまくった携帯を見て言った。
「可愛いでしょ〜!!キラキラ大好きなんです♪」
精一杯の平常心で携帯を開いて渡した。
:06/05/28 10:33 :V703SH :a4CPZqco
#13 [ゆり]
「番号これですッ」
「あ、ありがと〜」
笑いながら高橋さんはあたしの携帯を手に取った。
きっとこの時から
あたしの運命は変わったんだ。
:06/05/28 10:34 :V703SH :a4CPZqco
#14 []
:06/05/28 13:12 :P701iD :3HWqs7hk
#15 [ゆり]
きャーッ知っててくれてるんですか(*≧m≦*) 隼人の小説わ見るなーッて言われてるから見てなぃですが(*´`*)
頑張りますッありがとうデス☆
:06/05/28 13:27 :V703SH :a4CPZqco
#16 [ゆり]
それから夜中の1時を回ったのでそろそろ帰る事にした。
店長や先輩達(まぁほとんど酔っ払いだけど)に挨拶をして店を出ようとした。
「一人じゃ危ないよ、送ってこうか?」
車のキーを出してそう言ってくれたのは高橋さん。
:06/05/28 13:28 :V703SH :a4CPZqco
#17 [ゆり]
「あたし自転車で来てるんで大丈夫です☆」
優しさに甘えたら
完全に好きになっちゃいそうだった。
叶わない恋はしない主義。
お礼を言って店を出た。
:06/05/28 13:30 :V703SH :a4CPZqco
#18 [ゆり]
帰り道、友達のマイに電話をした。
マイは高校は違うけど
小、中一緒で1番仲が良い子。
高橋さんの事も相談していた。
:06/05/28 13:33 :V703SH :a4CPZqco
#19 [ゆり]
「もしもーし☆」
「あ、マイ?起きてた?」
「起きてるよ〜夏休みだもん☆ゆりゎ飲み会どーだった?」
「んー楽しかったけど…高橋さんにもう会えないよ〜…」
「あ〜…携帯は?」
「教えたよ、でも実際連絡こないっしょ〜 あーあ…」
「大丈夫だって!連絡手段はあるんだからさッ」
:06/05/28 13:34 :V703SH :a4CPZqco
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