〇ニ番目の四季〇
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#455 [ゆり]
「すげー雨…」
慶太は洗濯物を押し入れに投げ込んで
台所からお茶を持ってきてくれた。
「ありがとー…」
「先輩暑くないですか?」
「だいじょぶです…」
「あ、座布団いりますか?」
「だいじょぶです…」
「緊張してるんすか?笑」
「してないです…」
慶太はベットの上に座った。
:06/06/11 22:40 :V703SH :tJhX7XgE
#456 [我輩は匿名である]
:06/06/12 15:47 :P902i :uxTBNr/Q
#457 [ゆり]
匿名さんありがとうございますo(^-^)o
:06/06/12 21:37 :V703SH :enZ4xznQ
#458 [ひLI]
げX02(*
´艸`)
:06/06/12 21:44 :N901iC :/cEUooT2
#459 [ゆり]
「煙草いる?」
慶太が煙草をくわえながら聞く。
「吸わないから…」
「あ、そーなんだ」
そいや新歓でも吸ってなかったねって話しになった。
「あの日ってどーなったんですか?
彼氏さんかなり盛り上がってたけど。笑」
「ん〜別に」
新歓の事はあんまり触れて欲しくない。
まだ痛い。
だけど信じたいって思ったのに。
:06/06/12 21:47 :V703SH :enZ4xznQ
#460 [ゆり]
ブーブー…
「先輩の携帯?鳴ってますよ」
「あぁうん…」
画面には着信で
隼人の名前。
あたしは携帯を閉じた。
やっぱりプライドが邪魔して
出てたまるかって感じだった。
慶太は何も言わずに
煙草を灰皿に押し付けながら口を開いた。
:06/06/12 21:49 :V703SH :enZ4xznQ
#461 [ゆり]
「彼氏さんどーせ遊び人なんでしょ?
別れればいーじゃん」
…簡単に言うな。
そんなん出来たら
とっくにしてるよ。
「あんたに言われたくない」
あたしはお茶を飲んだ。
雨音は静まらない。
慶太はベットに寝転がって
からかう様にあたしの頭をくしゃくしゃした。
:06/06/12 21:51 :V703SH :enZ4xznQ
#462 [ゆり]
可愛い女の子ならきっと
「やだぁ〜♪」とかはしゃぐんだろーけど
あたしは本気でキレる。
「ちょッぐしゃぐしゃになるだろーが!」
「アハハ顔が本気だし!」
なんかコイツ
あたしに似てる。
全部わかった様に笑うし
性悪ッ。
:06/06/12 22:06 :V703SH :enZ4xznQ
#463 [ゆり]
「慶太くんさ〜モテるからって調子乗ったらかんよ?」
髪を直しながら言う。
「だって先輩可愛いんだもん(笑」
「あ〜よく言われる」
性格悪い者同士の
どっちもどっち対決が始まって
あたしは普通に笑ってた。
さっきまで泣いてたのに
人間って不思議だ。
:06/06/12 22:07 :V703SH :enZ4xznQ
#464 [ゆり]
「先輩お昼食べてないよね?何か食う?」
笑いながら慶太が起きた。
「何か作って〜」
「いいよ〜チャーハンとかでいい?」
「うん!」
「じゃーちょい待ってて(笑」
慶太は台所に向かった。
あたしも後ろから付いてった。
:06/06/12 22:09 :V703SH :enZ4xznQ
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