〇ニ番目の四季〇
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#488 [ゆり]
その言葉で

バックから携帯を出した。

不在着信
20件

全部隼人からだった。


「彼氏さん?」

「…え、あ…うん」

「かけ直したら?」
そう言われたけど
頭が回らなかった。

何を言えばいいの?

 

⏰:06/06/14 07:41 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#489 [ゆり]
隼人はあの子といて

あたしはこんなとこで
男といて

何を責めれる?
何を誓える?


今更信じるとか

お互いに無理じゃん。

 

⏰:06/06/14 07:43 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#490 [ゆり]
「…とりあえず帰ります…」

あたしはバックを持って立ち上がった。

「車出しますよ」

焦った様に慶太も立ち上がった。


またウルトラマリンの香りがして

気持ちが不安定になった。

本当は抱きしめてもらって

泣きたかった。

 

⏰:06/06/14 07:48 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#491 [ゆり]
あたしはどこまで甘ったれなんだろう。

「大丈夫!」

急いで玄関を出た。

「…」

また慶太の家に戻りドアを開けた。


「帰り道が分かりません…」

「先輩ダサ〜(笑」

「あ?」

「車乗りたくないなら駅まで送るよ(笑」

「…すみません(笑」
 

⏰:06/06/14 07:53 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#492 [ゆり]
慶太は笑いながら
玄関の鍵を締めた。

いつの間にか雨も止んでる。


「彼氏に会いに行くの?」

煙草を吸いながら慶太が聞いた。

どうしたらいいのかも
どうするべきかも
どうしたいかも

サッパリわからない。

 

⏰:06/06/14 07:59 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#493 [あやぽん]
全然ゆッくリで(´∀`)ノ頑張って

⏰:06/06/14 08:35 📱:SH700i 🆔:0XRzTA.g


#494 [我輩は匿名である]
>>400

⏰:06/06/14 10:06 📱:N902i 🆔:2xhUxhu.


#495 [ゆり]
「帰りながら考える…」
「そっか〜」

そう呟いて吐いた煙が
目の前に広がる。

隼人なら
「ごめんね」って言いながら
煙払ってくれるんだよ。


あたしが怒って帰るって言ったら
絶対に追い掛けてきてくれるんだよ。

それで
少し怒った声で
「一人じゃ危ないだろ」って
優しく手を握ってくれるんだよ。


隼人に会いたい。

⏰:06/06/14 17:47 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#496 [ゆり]
「先輩大丈夫?」

泣きそうなのがバレてたのか
心配そうに顔を覗き込む慶太。

「大丈夫…もう帰れるから、ほんとありがとね」

あたしは軽く頭を下げて
早足で改札を通った。


一人になって

どうしようもない
不安に襲われた。


急いで携帯を出した。
 

⏰:06/06/14 17:52 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#497 [ゆり]
隼人からの不在着信が
たくさんあった。


「隼人…」

あたしは必死でボタンを押して
隼人に電話をかけた。

プルル…

「ゆり?!」

ワンコールで出てくれた。


いつもと同じ
あたしを心配する声。

涙が溢れた。
 

⏰:06/06/14 17:55 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


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